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BEAUTY

2019.04.30

今気になる! 大人の歯列矯正アレコレ|部分矯正、費用、期間、体験談etc…リアルに役立つ情報まとめ

大人が始める「歯列矯正」。基礎知識や、気になる費用のこと、リアルに体験した人の声などなど…あらゆる情報をまとめてみました。

矯正にはどんな種類がある?

・表側矯正

最もスタンダードな矯正。期間も費用も妥当なことが多い。

・裏側矯正

裏側に装置をつけるので見えない。期間が長めなうえ費用も高め。

・部分矯正

前歯だけなど部分的な矯正。噛み合わせまではフォローできないことも。

・セラミック矯正

歯の表面を削りセラミックをかぶせ、歯並びを美しく見せるもの。

・マウスピース矯正

取り外しができる目立たない装置による治療。長期間なうえ歯が戻りやすいことも…。

歯並びも嚙み合わせも治したい場合、ワイヤーやブラケット(ワイヤーを固定する歯の表面につける装置)などの矯正器具による表側矯正が基本。矯正にはさまざまな種類があるが歯に合わないケースもあり、それぞれに一長一短あることを忘れないで。

裏側矯正は難易度が高くかなり歯科医の熟練した技術が必要なうえ、話しづらい、食べづらい、歯磨きしづらいなどのデメリットが。「マウスピースだけで治る」や「見えないから恥ずかしくない」ということだけを売りにしている歯科医は要注意。

またセラミック矯正は矯正というよりむしろ、審美歯科の領域。根本的な歯並び改善ではなく、セラミックをかぶせて美しい歯並びに見せる治療のこと。芸能人で行っている人が多く、時間をかけずにキレイにしたい人向け。

どんなクリニックを選ぶのが正解?

矯正歯科専門医が安心!

日本の法律では自由標榜(ひょうぼう)制といって、専門以外の診療科を看板にかかげてもいいことになっているのだとか。とはいえ非常に専門性・特殊性が高い歯科医療である矯正の場合、矯正歯科専門の医師による治療を受けるのがやはりおすすめ。

一般歯科、審美歯科、インプラントなどたくさんの診療科をかかげている歯科医院は要注意。矯正を始める前には矯正専門の検査のうえ、丁寧な説明、費用、治療計画を明示してくれる歯科医が安心。

また、「絶対に抜かない」「裏側矯正専門」「短期間で治る」など極端な治療をかかげている歯科医院も要注意。

ここをチェック!

✔️多種の診療科をかかげていないか
✔️極端な治療をすすめないか
✔️きちんとした検査・説明を行うか
✔️治療計画や費用が明らかか
✔️長所と短所の両方を説明してくれるか

かかる費用、期間は?

表側矯正で費用は70万~150万円くらい。30代であれば期間は2年以上が目安

原則的に自由診療となるので、健康保険適用外。治療の難易度、期間、方法によって費用は異なり、地域によっても差が。地価やテナント料が高い都市部のほうが高額になる傾向あり。治療の費用の総額は治療開始前にしっかり提示してもらって。上下全部の表側矯正の場合、かかる期間は30代なら2年前後、前歯だけの部分矯正なら半年前後、その後、歯の戻りを防ぐ保定装置を使う期間が2年程度。

矯正のメリットは?

美しい歯並び、きちんとした噛み合わせ、整った口元ラインをつくることができる。見た目に自信が出て、心も晴れやかに。虫歯や歯周病のリスクも軽減。

歯並びがデコボコだったり前歯が出ていたりすると、つい気になって口を手で隠して話したり、大きく笑えなかったりすることも…。矯正で歯がキレイに整うと、横から見た顔立ちや口元も美しくなり、自分に自信が出て気持ちまでポジティブに。

また、歯並びや嚙み合わせがよくなることで、虫歯や歯周病にかかるリスクが少なくなったり、咀嚼機能が向上して胃腸の負担が減ることも。とはいえ病気やケガとは異なり、〝治った〟という実感には個人差が。だからこそ信頼できる歯科医の高度な技術とセンスが必要。歯科選び、重要です!

エディター門司紀子さんの体験談

エディター門司紀子

小学生のころにデコボコだった下の歯の矯正を経験。その後、10代のころから気になっていた前歯の出っ張りを、昨年やっと部分矯正。

信頼できる人からの紹介で歯科医を選ぶのもひとつの手

「大きめの出っ張った前歯はチャームポイント」なんて言い聞かせて放置すること20余年。昨年思い立って、気になっていた前歯の部分矯正を決意! まず訪れたのはネットで調べた、部分矯正の名医がいる都心のクリニック。無料カウンセリングでは歯科衛生士がマニュアルどおりの受け答え。費用は約35万円、装置をつける期間は半年。具体的なことはあまり聞けないまま帰途に…。

悶々としていたところ、仲良しのヘア&メイクさんに歯科医を紹介してもらえることに。通うのには1時間弱かかる場所だけれど、費用は20万円弱、期間も3〜4か月。先生とのやりとりもスムーズで、「顔立ちが平たんだから、前歯はまっすぐに整えすぎないほうが自然」など目からウロコの指摘にも納得。矯正後は、顔立ちが映える自然な口元に整って大満足。リップメイクが格段に楽しくなりました♪

Before

Before

After

After

行った施術:上の前歯中心の部分矯正
かかった費用:約¥180,000
期間:装置装着は3か月半、就寝時の保定装置着用は2年の予定

Oggi11月号「今欲しい!生き方まできれいに見せる美しい歯」より
メイン画像/Shutterstock 構成/門司紀子
再構成/Oggi.jp編集部

オッジェンヌ大枝千鶴さんの体験談

1.アラサーで決意した部分矯正

矯正しようか悩んでいる、という話をするとだいたい返ってきたのが「あれ? 歯並び悪かったっけ?」という反応。それもその通り、小さい頃に両親が歯列矯正をしてくれたのでどちらかというと良い方でした。ただ全体的に整っているだけに、1本曲がっているのがどうしても気になって…丁度その時、短期間の部分矯正の体験談をOggiエディターの門司さんから聞いて、勇気づけられた私も意を決して矯正をすることに。

門司さんの体験談、Oggi.jpで読むことができます^^

矯正の事をブログに書くと、口元のアップの写真をたくさん載せることになるのでいかがなものかと思ったのですが…目立つ? 痛い? いくらかかる? と不安に思っている人に、私の体験談が役に立つといいなと思って書くことにしました!

コンプレックスだった曲がった前歯

Beforeの写真を。前歯が曲がってしまっていました。真正面から見るとそこまで目立たないのですが角度によってはすごく歯がガタガタに見えてしまうのがコンプレックスでした。

ちなみに矯正用語ではこのように前歯が曲がってしまっていることを「ウィンギング(winging)」というそうです。羽のように傾いているという意味ですね。

横からの角度が一番コンプレックスでした。正面から見ても、1本だけぽろっと取れそうに見えます…唇を閉じて笑うと、傾いた歯がちょろっと見えてしまって閉じられず…という状況でした。

前歯 コンプレックス

たった3か月! あっという間に治りました!

これは矯正を外した帰り道、嬉しさのあまり歩きながら自撮りした写真。(ややぶれている…)我ながらとっても嬉しそうな表情^^

自撮り

かかった期間はたった3か月。費用は約18万円でした。かみ合わせも合わせて全体を矯正すると2~3年かかってしまう…そして費用も約100万円ほど…という歯列矯正ですが、気になる箇所がピンポイントなら、期間も費用もかからずに治すことができます。次回は部分矯正の3つの選択肢について書きます。

2.部分矯正の3つの選択肢

一言で部分矯正と言っても、3つの選択肢がありました。

【1】表側矯正
【2】裏側矯正
【3】マウスピース矯正

目立つのは嫌だな…と思って最初は裏側矯正を希望していた私ですが、それぞれのメリット・デメリットを聞いて結局は表側矯正に。それぞれのメリット・デメリットはこんな感じでした。
※費用・期間はあくまでも私の歯の状態での見積もりです。

【1】表側矯正

・費用:約150,000円(+都度診療費用。一番安価)
・必要期間:3か月(一番短い)
・前歯に器具を装着するので目立つ
・矯正医として一番やりやすい方法なので微調整が効き仕上がりが綺麗

【2】裏側矯正

・費用:約300,000円(+都度診療費用)
・必要期間:6か月
・私の場合噛み合わせが深い(=上の歯と下の歯の重なりが深い)ので上の歯の裏に器具をつけると下とぶつかるので、奥歯を少し盛って噛みづらくする処理が必要。

【3】マウスピース矯正

・費用:約400,000円(+都度診療費用)
・必要期間:6か月
・目立たないが、食べている時以外しっかりと装着する必要がある。付け忘れたりするとその分期間は6か月よりも長くなってしまう。
・仕上げ時に数ミリ単位の微調整が難しい場合がある。

一番高いものをゴリ推しするでもなく、それぞれのメリット・デメリットをしっかりと説明してくれた先生。即決するのは無理だったので、一旦持ち帰ってゆっくり考えました。

そして、選んだのは【表側矯正】

最初にいいな、と思っていた裏側矯正は、やっぱり半年間も「食べる」という動作に不自由が生じるのが嫌だな…という結論に。1日3食(+毎日のおやつ…)毎回不自由を感じるのはストレスが蓄積されそうだなと感じました。

そして何事も効率! 合理性! な思考傾向のある私は、一番早くて一番安い、目立つという事以外満点の選択肢の【表側矯正】を選ぶことに。3か月なんてあっという間。多少目立っても、もはや歯にも気を使う美意識の高い人とか思ってくれるかも? と超プラス思考で決断をしました。

実際には、どれくらい目立つ…?

これは装着した日に、人に見せようと自撮りした写真。率直な感想は「恐れていたほど目立たない!」

さすがに全然目立たない、というわけにはいかないのですが、器具が透明という事もあり、遠目からみたらわからないかも。ギラギラした、痛々しい感じではありませんでした。

自撮り 矯正器具

気になる痛みは…?

綺麗になれるのなら痛みとか全然気にしない! というタイプではあるので、矯正をするにあたって痛いかも…という不安や痛いからやるかやらないか悩む、という視点は全くなかった私ですが…

全然、騒ぐほどの痛みではありませんでした。痛い、というよりはじーん、ずーん、というじわじわと違和感がある系。(語彙力が乏しくてすみません…)

正直、虫歯を限界まで放置した時のもうなにも考えられなくなる痛みとは比較にならない程の痛さです。矯正中、歯が動いている感じが痛くて痛み止めを飲むことは一切ありませんでしたし、仕事に集中できなくなるということもありませんでした。

とここまでは意外と目立たない、あまり痛くない、と良い事ばかり書いていますが、次は辛かったこと、大変だったこと、を書きたいと思います。

意外にも食べ辛さは気になりませんでした!

とにかく食べ辛い、そして器具の間にものが詰まるので食べたらその都度歯磨きをしないといけない=つまり間食ができない…と覚悟をしていたのですが、意外にも食べ辛さはありませんでした。

私の場合、前歯の部分矯正だったので、奥歯は普通に使えます。前歯を使って「噛み切る」という動作のみ、硬いものを噛むと痛かったり、器具があるぶん噛み切りにくかったりというのはありましがが、一口サイズに切って口に運べばノーストレス。そして外食時も、たとえばとんかつ屋さんで一口サイズに切ってください、と言うと対応してくれます。

食べものの「詰まり」も、飲みもので流しながら(リアル…)食べれば気になりませんでした。

矯正中、痛くて食べ辛くて間食もできないし、ダイエットになるかも! と思っていた目論見は叶わず(笑)、普段通りモリモリ食べていました^^

意外と嫌だったこと…横顔の変化(笑)

前歯の表面に数ミリの器具が付くので、その分鼻の下が、前に出る事になります。つまり、口元が前に出ます。

無理やり口を閉じようとすると尺が足りていないので鼻の下が伸びた感じになってしまう…(笑)

ピアスを撮ってもらおうとして、横顔の変化が顕著に出た写真。Eラインはどこへやら…。上唇がかなり前に出てしまいます。

横顔の変化

次に、鼻の下が伸びてる感じが顕著に出た写真。

八重歯 ほうれい線

なんというか、表情ってこんなに数ミリで変わるんだな…と実感しました。前歯6本に器具がついているので、八重歯にもついています。八重歯も前に出っ張る事でほうれい線も出現。でも、口元数ミリでこんなに印象が違うから、逆に歯を直して口元を数ミリ改善したことの効果は大きかったはず。

3回にわたって書いた私の部分矯正体験記ですが、結論、本当にやってよかったです! 人から見たら、たいしたことじゃないかもしれないけれど、自分のコンプレックスを1つ1つ直して、前向きな気持ちになれるのなら、それはとても良い投資だと思います^^

気になっていた、横から見ると目立つ前歯の傾きもバッチリ治りました♪

前歯の傾きも治りました

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