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◆本記事内にある商品は、すべて過去のOggi本誌の記事から再編集しています。現在はお取り扱いのないものがございますので、メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
▼この記事の要点
- 最高気温14度の日は、春の初め・冬頃。最低気温14度の日は、春・秋頃の季節。防寒対策が必須
- アウターがカギ。最高気温14度はコートや厚手ジャケットを、最低気温14度はジャケットやカーディガンを
- 春は明るめカラーで軽やかな印象に、秋は落ち着きカラーでシックな印象に。ファーやボアなどの素材が旬!
気温14度の時期と気候
気温14度は、季節の変わり目で寒暖差がある時期。どんな気候で、何に注意したらよいのでしょうか。
【最高気温14度】
2月下旬~3月上旬頃の春初めや、12月頃の冬に多い気温で、防寒対策に冬アウターが活躍する時期。ただし、日中に厚手アウターを着ているとやや暑いと感じることも。インナーを薄手トップスにするなど調整をしましょう。
【最低気温14度】
5月頃の春や、10月頃の秋に多い気温。日中は長袖一枚でも快適に過ごせます。朝晩の冷え込みに備えて、ジャケットやカーディガンなどサッと羽織れるアイテムを携帯するのがおすすめ。
気温14度の服装選びのポイント
気温14度の日は、朝晩と日中の気温差が大きいことが多いです。服装選びに困らないように、最高・最低気温別に服装選びのポイントを見ていきましょう。
◆最高気温14度の服装のポイント
・トップスはニットやスウェット、パーカーがおすすめ
・足元はブーツやスニーカーで防寒対策を
・最低気温に合わせたアウターが必須! コートや厚手ジャケットが◎
〈お手本コーデ〉
カシミアコート×ニット×ラメスカート

軽くて暖かなカシミア素材のコートは、この時季の防寒アウターにぴったり。ロングブーツと合わせて足元の冷えにも対応を。
繊維が細くてやわらかく、圧倒的に軽くて暖か。カシミア素材のコートは、いつだって憧れの存在。たっぷりしたシルエット、大きめのショールカラー、深いネイビー… 、無造作に羽織るだけでエレガントにきまる。
冬コーデを格上げ♡「ケープコート」「カシミアコート」「ガウンコート」は軽やかで暖か!
◆最低気温14度の服装のポイント
・日中は薄手ニットやスウェット一枚でも◎
・春や秋のカラーを取り入れて季節感を出す
・ジャケットやジレ、薄手カーディガンなどの軽アウターで夕方以降の肌寒さに備えて
〈お手本コーデ〉
ニット×シャツ×パンツ×手に持ったジャケット

ニット×シャツのレイヤードコーデは、おしゃれと防寒を両立。フルレングスのパンツで脚長効果もプラスして。
ニット×パンツのグレーワントーンの間をつなぎつつ、さらに全体に奥行きを生む役割を担う白シャツ。グレーを主役にしつつ、3点見せで適度に白を主張させるのがポイント。白シャツならではの、端正なイメージも加わる。
【最高気温14度】冬・初春のおすすめ通勤コーデ
最高気温14度の日は、最低気温が10度以下になり、真冬まではいかないけれど寒さを感じます。素材は厚手のものや暖かみのあるもので防寒対策をしましょう。マンネリ化しがちな通勤コーデは、旬素材や足元で印象を変えてみて。
▶▶冬コーデの場合
厚手ジャケット×きれい色ニット×スカート

ウールジャケットにしっかりと厚みがあるから、ニットを一枚仕込むだけでここ最近の12月の寒さもたいてい乗り切れる。仕事や楽しい予定で忙しい年末も、ジャケットならではのきちんと感が頼もしい。きれい色ニットで明るさをプラスして。
ケープコート×ニット×プリーツスカート×アームウォーマー

ケープコートは重ね着の融通が利くアイテム。なめらかなウールカシミア素材のケープは、短い袖が軽快さを盛り上げる。アームウォーマーなど、冬小物を効かせるのもかわいい。
冬コーデを格上げ♡「ケープコート」「カシミアコート」「ガウンコート」は軽やかで暖か!
▶▶春の初めコーデの場合
ジャコット×ジャケット× Tシャツ×パンツ

ジャケットとコートを兼ね揃えた「ジャコット」は季節の変わり目に活躍! ジャコットの中にさらにジャケットを重ねれば、見た目以上に暖かいコーデに。シルバーアクセと太めベルトでガツンと無骨に仕上げたい。
きれいめハンサム「外勤派」の3か月着回しコーデ! ストライプシャツ・黒パンツで春コーデにシフト
白コート×ニット×ギンガムチェック柄スカート

薄手のダウンとタイツで防寒しつつ、ストレートスカートで春らしさを取り入れて。モノトーンといえども、白多めのコーデが季節の進行を感じさせる。差し色のオレンジバッグに合わせ、タイツも同じトーンのチャコールブラウンを選ぶのが上級者!
ツイードコート×アンサンブルニット×ウール混スカート

ちょっぴりカジュアルに通勤したい気分のときは、ラフさのあるジップブルゾンを羽織って。明るいカラーが、顔周りを華やかに見せてくれる。足元は晴雨兼用のシューズで快適に。
きれいフェミニン「内勤派」の3か月着回しコーデ! アンサンブルニット・タイトスカートで春コーデにシフト
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【最高気温14度】冬・初春のおすすめ休日コーデ
冬や春の初めの寒い時季に多く見られる、最高気温14度の日。トップスは厚手のものを選んで防寒対策を! 冬ならダークトーンで落ち着いた印象に、春先なら明るめカラーで軽さを演出して季節感を出すのがおすすめです。
▶▶冬コーデの場合
ステンカラーコート×ファージレ×赤ニット×パンツ

知性のにじむステンカラーにほんのりと漂うエレガントさ。ちらりとのぞくエコファーが、トラッドな赤ニットとステンカラーをつなぐ、小気味いいアクセントに。パンツがリッチにブラッシュアップ。
ボアコート×白スウェット×黒パンツ

クリーンな白スウェットはシンプルな黒パンツでメリハリよく引き締めて。メガネやメンズ風ウォッチ、パールピアスなど、クラシカルな小物で端正な味つけを。
「ニット以外のトップス」×パンツで冬コーデはもっとこなれ感が高まる! スタイリスト兵藤千尋さんが指南♡
▶▶春の初めコーデの場合
ジャケット×ニット×カットソー×スカート

ともすれば甘くなりがちな白主体の着こなしを、ハンサムなジャケットとブーツで引き締めることでバランスよく。
「ふわふわニット」のデートコーデ7選|甘さを抑えて着こなすのがポイント!
トレンチコート×ニット×フレアスカート

端正なトレンチをスニーカーでハズし、フレアスカートをアクティブに振って。
ボリュームフレアを爽やかに!トレンチ×白スニーカーで軽快スタイル
ブルゾン×グリーンニット×パンツ

ピリッと冴えるカジュアルなグリーンをマットな白パンツが受け止めて。パキッとグリーンが一気に軽やかに!
「白&グレーのパンツ」はきれい色アイテムと合わせるのがコツ! クリーンに着こなしを更新♡
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【最高気温14度】おすすめアイテム
最高気温14度の日に役立つアイテムを紹介します。程よく暖かさをキープしたいこの時季は、アウターや重ね着コーデがポイント。ストールや手袋など冬小物のアイテムをプラスするのもおすすめです。
ガウンコート

ガウンコートはバサッと羽織れるのが魅力。肩が落ちていて、身幅も丈もしっかりあるので一日中ノンストレスで過ごせる。
冬コーデを格上げ♡「ケープコート」「カシミアコート」「ガウンコート」は軽やかで暖か!
シャギースカート

華やかなシャギーと、ブーツの光沢感。表情豊かな「黒」のコントラストを堪能。黒タイトでも地味に終わらないのはシャギー素材のおかげ。上質な光沢を備えたレザーのショートブーツを合わせて、黒×黒もメリハリよく。安定感のある太ヒールも、足首シェイプのフォルムならきれいめ。
ブルゾン×ファーベスト

ブルゾンのアクティブさとファーベストの今っぽい華やぎ。きれいめカジュアルに欲しい要素を、すべて軽羽織りが押さえる。レイヤードした羽織りの程よい重さが、スカートルックをモードに。
【最低気温14度】春・秋のおすすめ通勤コーデ
最低気温14度の日は、最高気温が22度前後まで上がり日中は暖かさを感じます。きちんと感のある旬ジャケットを羽織れば、こなれた通勤コーデに。日中の暖かさや室内での気温差を考慮し、トップスは薄手のものがおすすめです。
▶▶春コーデの場合
リネンジレ×タートルニット×ジャカードパンツ

リネンならではの程よくリラクシーな素材感と色味で、気負わず洒落見え! ゆとりのあるサイジングで堅苦しさを軽減し、旬の趣に更新。華やかなジャカードパンツで、センスのよさと余裕を漂わせて。
ジャケット×シャツ×チノパンツ

かっちりまとまりすぎて、つまらなく見えるのは避けたい30歳からの通勤服。親しみやすさがありながら新鮮味も得られる「チノパン」を選択すれば、かっこよく“今”の雰囲気をまとえる。デニムのようにシーズンレスで着られるから、端境期から取り入れて!
短丈ジャケット×ピンクカットソー×マキシスカート

ラペル位置低めの襟やマットなゴールドボタン、コンパクトな身幅など、ハンサムすぎないデザインが特徴のジャケット。セットアップのマキシスカートを合わせれば、どこまでも女っぷりよく着こなせる。アウトしたカットソーで気負わないムードをまとって。
▶▶秋コーデの場合
チェック柄ジャケット×赤カットソー×Iラインスカート

今シーズンの注目カラー・ブラウンのグレンチェック柄。スカート合わせできれいめ印象はキープしつつ、鮮やかな赤のカットソーを差してほっこり見せない工夫を。
グレージャケット×黒ニット×マスタードイエローパンツ

秋らしいマスタードイエローのパンツに、端正なグレージャケットをプラス。グレインレザーのリッチな質感のバッグで、きれいめスタイルを軽快に。
タフな毎日をおしゃれに支えてくれる、“TOD’S(トッズ)”の新名品バッグを主役に♡
【最低気温14度】春・秋のおすすめ休日コーデ
春・秋に多く見られる最低気温14度の日。季節感を出すためには、春は積極的にきれい色を取り入れて、秋は素材で差をつけましょう。朝晩の寒暖差対策に、ライトアウターがあると安心。
▶▶春コーデの場合
白カーディガン×ドットブラウス×チノパンツ

落ち感のあるブラウスを受け止めるタフなチノパン。少し細めのシルエット&センタープレス入りだから、ドットブラウスのクラシカルな雰囲気はキープしたまま、カジュアルをアップデートできる。
テーラードジャケット×白アノラックパーカー×ラベンダータイトスカート

スポーティなアノラックパーカも、テーラードジャケットを重ねればきれいめに着こなせる。ストレッチの効いたリブスカートにシルバースニーカーを合わせて軽快に。ゴツめの時計やメガネでリズムをつけ、MIXコーデをよりこなれさせて。
▶▶秋コーデの場合
ダスティブルーカーディガン×Tシャツ×ハーフパンツ

一気に洒落るチョコミント配色を、くすみカラーでさらにアップデート! 大人っぽいニュアンスブルーと少年っぽさを感じるハーフブラウンパンツのアンバランス感を楽しんで。
短丈ニット×シャツ×スエード風素材のスカート

やわらか配色×スエード風素材で奥行きのある秋コーデに。ブラウンは、エクリュと合わせるだけで驚くほど軽やかに。濃色の安心感と重ためスエード風素材で醸し出す季節感はそのままに、優しげで抜け感のあるスタイルにアップデート。
【最低気温14度】おすすめアイテム
春・秋に多い最低気温14度は、カラーや素材で季節感をプラスするのがおすすめです。ライトアウターで朝晩の寒暖差対策も忘れずに!
チェック柄ジャケット

ライトベージュの地色に、ほんのりカーキのニュアンスを含んだチェック柄が新鮮。中に白シャツをレイヤードして、仕事にふさわしい清潔感を印象づけて。
襟付きブルゾン

ハードになりがちなレザーをブラウンのやわらかい色合いで中和。ロゴTが甘辛ミックスのちょうどいいつなぎ役に。
きれいめにもカジュアルにも着られて便利!「襟付きブルゾン」コーデ3選
きれい色アイテム

コーデのレベルを格上げするトレンド配色。高発色のミントグリーンを、ダークブラウンで落ち着かせて。



