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10月の気温は?上旬・中旬・下旬の服装選びのコツ
10月の平均気温は、上旬は23℃前後、中旬は20℃前後、下旬は17℃前後。10月上旬は、日中の最高気温が25℃など汗ばむ日もありますが、中旬から下旬は20℃前後と過ごしやすい快適な日が続きます。10月下旬は最低気温が15℃を下回る日もあるため、朝晩の冷え込みに注意。
季節の変わり目で気温差の激しい10月は、服装に悩みますよね。ここでは、10月上旬・中旬・下旬別でコーデを組む時のポイントを解説します。秋らしさを感じさせるコーデのコツをチェック!
◆10月上旬コーデのポイント
・薄手のトップスが活躍
・カーディガンやジレで温度調整を
・秋色のアイテムで季節感をプラス
<お手本コーデ>
ブラウンアンサンブルニット×ブルーフレアスカート
アンサンブルニットに鮮やかなブルーのスカートを合わせたら、きれいめコーデが簡単に完成!ブラウンとブルーは相性抜群。甘くなりすぎない大人配色の妙。
鉄板フェミニンコーデをブラウン×ブルーでエレガントに格上げ!
◆10月中旬コーデのポイント
・春服の着回しもOK
・ライトアウターが活躍
・ニットやスウェットなど厚手の素材なら1枚でも◎
<お手本コーデ>
スウェット×オレンジスエードスカート
コーデにこなれ感をプラスするスエードタッチのスカート。発色のいいオレンジを選ぶことで新鮮な印象に。上質な素材だからこそカジュアルに遊んだ着こなしも大人っぽくきまる。
大人こそが〝派手カラー〟が正解だった!? スエードスカートで垢抜けスイッチON!
◆10月下旬コーデのポイント
・ウールなど素材であたたかく
・チェック柄やツイードで秋らしさをプラス
・ブルゾンやジャケットなどアウターを取り入れて
<お手本コーデ>
チェック柄ジャケット×ブラウンニット×白デニムパンツ
アメリカントラッドの代表的モチーフ、ナンバリングを編み込んだニットとチェックのジャケットは、ブラウン基調でカジュアル感をセーブして大人っぽく。シルバーのヒールとラメソックスでテイストミックスするのが気分。
ブラウンに、遊び心を忍ばせて。トラッドが魅せる、大人の抜け感方程式
【10月上旬】おすすめコーデ
日中は汗ばむこともある10月上旬は、色使いとレイヤードで秋らしい服装に。半袖に薄手の羽織りや、薄手の長袖トップスで快適さと季節感をバランスよく取り入れて。
ベージュジャケット×白Tシャツ×黒パンツ
ツイードジャケット×ボウタイブラウス×白パンツ
ペプラムブラウス×クロップドパンツ
ブラウンカットソー×エナメル風スカート
ロングジレ×ニット×プリーツスカート
シャツワンピース×赤ニット×シルクワイドパンツ
ラメ素材カーディガン×タック入りワイドパンツ
ネイビーカーディガン×ブラウス×スパンコールスカート
ジレ×カーディガン×カーゴパンツ
白ニット×パープルスカート
カットジャカードのブラウス×ニット×テーパードパンツ
ネイビーポロニット×きれい色バルーンスカート
ベロアトップス×カーキパンツ×腰に巻いたシャツ
ネイビーロングジレ×ブルーシャツ×デニムパンツ
ベージュジャケット×白Tシャツ×黒パンツ
ラフな佇まいと、クラシック感漂うダブルブレストボタンのアンバランスさが抜け感を出してくれるジャケット。大きめサイズで、メンズライクな着こなしもサマになる。
ツイードジャケット×ボウタイブラウス×白パンツ
風格の出る白をベースにしたワントーン。上品に映えるジャケットの異素材感と淡い配色を、クリーンなハリ感トップスとパンツになじませて。
ペプラムブラウス×クロップドパンツ
ボリューム袖が印象的なペプラムブラウスは、クロップドパンツで重量感を抑えるとグッと大人っぽい印象に。洋服は黒:白=1:1で配色を分断することで、甘めの着こなしもシャープに仕上がる。
ブラウンカットソー×エナメル風スカート
きれいめだけどピリッとひねりの利いた着こなし。エナメル風のスカートは後ろに深めのスリット入りで、足さばきがいいのが嬉しい。パワフルな素材の妙でモードに仕上がる。
エナメル風の“ひとクセ”スカートでシャキッと背筋を伸ばして!
ロングジレ×ニット×プリーツスカート
シンプルなブラックコーデにロングジレを合わせてスタイルアップ。足元はグレージュのショートブーツで品よく昇華。
シャツワンピース×赤ニット×シルクワイドパンツ
高密度コットンのハリがある生地で、袖を通すだけで立体的なフォルムが完成するワンピース。シルクワイドパンツを合わせてきれいめをキープ。カラーレスの小物でカジュアルさを軽減。
ラメ素材カーディガン×タック入りワイドパンツ
メンズ的なかっこよさを放つ、ミディアムグレーのタック入りワイドパンツ。ラメ素材のカーディガンをインしたら、細めのベルトでウエストマーク。抜け感があってすっきりした装いに着地。
ネイビーカーディガン×ブラウス×スパンコールスカート
グレー地にシルバースパンコールがあしらわれたタイトを軸に、ネイビーのブラウスやカーディガンで色味をつないで。肌なじみがよくて「大人かわいい」装いが完成!
キラキラ、もこもこ…華やぐ素材の「タイトスカート」で楽しむ、秋のON・OFFコーデ
ジレ×カーディガン×カーゴパンツ
肩のダーツが縦ラインと立体感を強調し、すっきりとモダンな印象のジレ。光沢ととろみが際立つカーゴパンツと辛口ヒールを合わせて、大人のきれいめカジュアルに。
「淡色ジレ」はツヤテロ素材のボトムと好相性! 最旬コーデ4選
白ニット×パープルスカート
女性らしいパープルは、白スニーカーでカジュアルダウンして洗練カジュアルに引き寄せて。
カットジャカードのブラウス×ニット×テーパードパンツ
淡いピンクがフェミニンなテーパードパンツを、カットジャカードのブラウスで華やかに盛り上げ! 足元は黒のポインテッドで引き締めつつ、ビジューできらめきを足して。
甘さたっぷりのコーデは“辛口要素”をプラスして大人仕様にスライド!
ネイビーポロニット×きれい色バルーンスカート
トレンドのハンサムなネイビーのポロニットを、きれい色のバルーンスカートで一気に華やかに。
ベロアトップス×カーキパンツ×腰に巻いたシャツ
ストレッチの利いたメッシュのベロアは動きやすくて◎。ランダムな光沢感のベロアが表情豊か。カジュアルなパンツとも意外とマッチする!
トップスをベロアに変えて、いつものおでかけコーデをアップデート♡
ネイビーロングジレ×ブルーシャツ×デニムパンツ
すっきり映えるきれいめカジュアルコーデ。華やかなボウタイシャツとデニムをネイビーのロングジレで知的に仕上げて。シャツとデニムを同じトーンで統一してクリーンに。
【10月中旬】おすすめコーデ
徐々に気温が下がり始める10月中旬は、厚手のトップスやライトアウターが活躍します。薄手のジャケットやパーカー、厚手のカーディガンなどを取り入れて寒暖差に備えて。
グレーの半袖シャギーニット×赤プリーツスカート
赤ポロニット×グレーデニムパンツ
グレーシルクツインニット×レースタイトスカート
黒ニット×ドット柄スカート
ベージュニット×インディゴカラーデニムパンツ
レモンカラーのポロニット×白パンツ
ブルーシャツ×黒シアーカットソー×黒フリンジスカート
ジレ×シアータートルブルーニット×パンツ
ロングジレ×イエローベージュカットソー×パンツ
ピンクニット×ベージュパンツ
グリーンスウェット×ボーダーカットソー×グレースカート
黒ジャケット×黒キャミソール×ベロアタイトスカート
黒ブルゾン×黒ニット×ビビットピンクスカート
ベージュジャケット×タンクトップ×ベージュバルーンスカート
グレーの半袖シャギーニット×赤プリーツスカート
フェミニンな赤プリーツの受け止め役は、ブラックよりもマイルドに仕上がるグレーが適任。ふわふわのシャギーニットやコロンとした小物を合わせることで、強すぎない等身大のコーディネートに落とし込んで。
この秋注目の「赤アイテム」で品よく&インパクトあるコーデを実現!
赤ポロニット×グレーデニムパンツ
ニュアンスのあるグレーデニムが、赤いポロニットのキャッチーさを程よく中和。赤ならではの“主役感”はキープしつつ、肩の力の抜けた着こなしに導く。バッグに付けたスカーフで、赤をリフレインしたのもなじませポイント。
グレーデニムのこなれ感に頼れば、鮮やかな赤も等身大にまとえる
グレーシルクツインニット×レースタイトスカート
トップスはアイシーなグレーのシルクツインニットを選び、やわらかく上品にまとめて。シンプルなコーディネートながら、レースタイトの素材感やフロントポケットのディテールが効き、オフィスでも絶妙に“映える”着こなしに。
黒ニット×ドット柄スカート
原点回帰の“大人かわいい”コーデ。華奢ヒールのパンプスが、甘いスカートの女らしさをさりげなく後押ししてくれる。
ベージュニット×インディゴカラーデニムパンツ
秋冬シーズンにぴったりのダークなインディゴカラーデニムは、ベージュのニットと相性抜群。広がりすぎないワイドレッグをセンタープレスが立体的に引き締め、とことんきれいな大人の美脚が完成。
目指すはリッチな美脚!〝エブール〟のデニムでつくる上質スタイル
レモンカラーのポロニット×白パンツ
着こなしのマンネリに効くレモンカラーのポロニットでワンツーコーデの鮮度をUP。オーバーサイズのシルエットで、リラックス感を楽しむのがニットならではの醍醐味。
レモンイエローがかわいい♡ ゆるっと着るだけで即戦力なコスパ最強ポロニット
ブルーシャツ×黒シアーカットソー×黒フリンジスカート
異なる素材を重ねてつくる、ひとわざアリな休日スタイル。なめらかなコットンシャツやシアー素材のカットソーで、タイトの“モケモケ感”を強調。
ベロア、フリンジ…「華やか素材」タイトスカートでON・OFF着回しコーデ♡
ジレ×シアータートルブルーニット×パンツ
シアータートルニットでちょうどよい透け感もプラス。ジレのセットアップはジャケットほど堅苦しくないのに、華やかだから威圧感なく着られてうれしい!上品でありながらトレンド感もばっちり。
ジャケットをジレにチェンジ♡ きれいめリュクスな最旬スタイル
ロングジレ×イエローベージュカットソー×パンツ
モカブラウンのような絶妙なグレーに、イエローベージュの濃淡を上下で合わせたニュアンス配色のコーディネート。マットなジレとシアーなトップスのコントラストも洒落感のカギ。
ピンクニット×ベージュパンツ
マニッシュなパンツだからこそ、ピンクのカラーニットやキャッチーな小物使いで愛嬌を盛り込んで。ベルトは同系色のスエードで、マークしながらもなじませるのが粋。
グリーンスウェット×ボーダーカットソー×グレースカート
グリーンが主役のカジュアルスタイル。ややボリュームのあるソールやゴールドメタルのアクセントが光る黒ローファーで、着こなしをぐっとハンサムな雰囲気に傾けて。
黒ジャケット×黒キャミソール×ベロアタイトスカート
テーラードジャケット×タイトスカートは定番だけれど、ベロアタイトを選べば一気に今っぽく! ベロア素材特有のしっとりとした華やかさが、通勤スタイルをドラマティックに導いてくれる。
ベロア、フリンジ…「華やか素材」タイトスカートでON・OFF着回しコーデ♡
黒ブルゾン×黒ニット×ビビットピンクスカート
ブルゾンやかごバッグなどカジュアルな黒を効かせることで、ピンクスカートの甘さが程よく中和され、キレよくシュッとした大人っぽさが漂う。ビビッドピンクは黒を味方にかっこよく着こなす。
ベージュジャケット×タンクトップ×ベージュバルーンスカート
フレッシュな裾のスカートで、コーデに豊かな奥行きを。足元にはバレエコア風シューズをチョイス。スエードの異素材感と服より少し濃いトーンが、ジャケットのきちんと感とバルーンスカートの今っぽさをつなぎ、大人かわいいムードに。
まろやかベージュのワントーンが立体フォルムのスカートで進化する!
【10月下旬】おすすめコーデ
10月下旬は最低気温が15度を下回る日が多く、肌寒さを感じる時季。アウターは、防寒性がありながら軽やかに着られるブルゾンやトレンチコートがおすすめです。
黒ベストニット×白カットソー×グレーパンツ
ベージュのスカートセットアップ
オレンジのカシミアニット×白Tシャツ×ブラウンパンツ
ノーカラージャケット×ニット×太めパンツ
ブルゾン×インクブルーニット×白スカート
Gジャン×黒カットソー×ベージュパンツ
グレーのモケモケシャギーニット×白スカート
ピンクカーディガン・ニット×黒フリルスカート
サックスブルーシャツ×黒タートルニット×ツイードタイトスカート
グレーブルゾン×ニット×白デニムスカート
金ボタンジャケット×黒カットソー×ワイドルーズデニムパンツ
ジャケット×ボウタイブラウス×ツータックパンツ
チェック柄ジャケット×リブニット×ファータイトスカート
トレンチコート×赤カットソー×黒パンツ
黒ベストニット×白カットソー×グレーパンツ
細い肘下を出せるうえ、首元がV開きになっているので、ほっそり感が強調される。モノトーンでまとめるなど“ちょっとモード”なマインドで攻めるのがコツ。
着ぶくれが心配なチャンキーニットも、ベストタイプなら着やせに効く!
ベージュのスカートセットアップ
上品で女らしいベージュセットアップは、少しゆるめのテクスチャーとシルエットがちょうどいい。
オレンジのカシミアニット×白Tシャツ×ブラウンパンツ
オレンジのカシミアニットにブラウンのタック入りパンツ。レザーベルトやインの白Tで抑揚をつけると、上級者感の光るカジュアルスタイルに。
ベルト使いで見違える! 重ね着がより洗練される大人の着こなしルール
ノーカラージャケット×ニット×太めパンツ
ディテールが華やかなアイテムで品よく。ノーカラージャケット×太めパンツをニュアンスカラーでまとめて、バッグのオレンジを差し色にしたら親しみやすい雰囲気に!
まろやかニュアンスカラーで洒落感&親近感♡ 品よく華やぐオフィススタイル
ブルゾン×インクブルーニット×白スカート
窮屈感のないニットとスカートでノンストレスな着こなしに。ゆったりカフェで過ごしたい日にぴったり! インクブルーのニットがコーデを引き締めてくれる。さらに、バッグでそれとなく高級感を出すのも忘れずに。
Gジャン×黒カットソー×ベージュパンツ
オーバーサイズのGジャンも、肩のラインは落としすぎずに袖のボリュームでインパクトを効かせ、ルーズにならない洗練された印象をアピール。タイトなインナーを合わせてすっきり着こなして。
大人のGジャンは「ほんのり大きめ」が新常識!? サイズ感で差がつく着こなし
グレーのモケモケシャギーニット×白スカート
センシュアルな魅力を放つ、とろけるような肌触りのニット。光沢のあるスカートを合わせ、素材にメリハリをつければ、ワントーンでも間延びせず奥行きのある着こなしに仕上がる。
秋冬ニットは「モケモケシャギー」と「透けハイゲージ」が旬! アウターと合わせても映える♡
ピンクカーディガン・ニット×黒フリルスカート
段々に配されたフリルが存在感たっぷりなスカート。ドレッシーなデザインなのに伸縮性のあるニット素材で快適に着られるところもうれしいポイント。重たく見えないようにトップスは軽やかですっきりして見えるものを選び、ウエスト位置を高めにキープすると、バランスよく着こなせる。
サックスブルーシャツ×黒タートルニット×ツイードタイトスカート
黒地に白のネップが効いた、レディなツイードタイトスカート。前後に深いスリットが施され、歩くたびに脚がちらり、というギャップがたまらない。トップスは黒タートルとサックスブルーシャツのベーシックな重ね着で、華やかなツイードをなじみよく。
おしゃれな人はツイードを着てる!スリット入りのツイードタイトでドラマティックに色っぽく
グレーブルゾン×ニット×白デニムスカート
秋冬こそ映えるホワイトデニムスカート。ヒップ周りはタイトに抑え、裾に向けて優美に広がるシルエット。フロントをすっきりさせたサイドファスナー仕様もとことんきれいめで、通勤にも活用できるのがうれしい。
注目ブランドの「大人デニム」5選|カラーやシルエットが進化中!
金ボタンジャケット×黒カットソー×ワイドルーズデニムパンツ
ハイウエストからすとんと落ちる深い股下がとびきり新鮮なパンツ。こなれたルーズシルエットは、手持ちのデニムに飽きを感じている人に直球で刺さるはず。金ボタンのジャケットと合わせて大人カジュアルに。
ジャケット×ボウタイブラウス×ツータックパンツ
メンズのスラックスのような見え方のツータックパンツは、かえって女っぽさが引き出せる。ラグジュアリーなボウタイブラウスを合わせて、かっちりしすぎないよう調整して。なじませカラーで品よく。
ベーシックなジャケパンスタイル。大きめボウタイでかっちり感をやわらげて
チェック柄ジャケット×リブニット×ファータイトスカート
ファータイトとリブニットをキャメルでつないだワントーンスタイルに、チェックジャケットを羽織ってキリッと。ファータイトの〝もこもこ感〟が、ともすると一辺倒になりがちな通勤お洒落に遊び心を与えてくれる。
キラキラ、もこもこ…華やぐ素材の「タイトスカート」で楽しむ、秋のON・OFFコーデ
トレンチコート×赤カットソー×黒パンツ
定番のトレンチコーデは、赤いトップスで旬顔に。潔いほどクリーンな白い靴を合わせてメリハリをつけて。
最後に
本格的な秋の気配を感じる10月は、レイヤードコーデや異素材など、テイストミックスで一味違ったお洒落にも挑戦しやすい季節。アウターや小物を上手に組み合わせて大人な秋コーデを楽しんで。ツイードや果実色などの秋らしさが映えるアイテムを、ぜひ取り入れてみてくださいね。