■1:家のことをいきなり放棄しだして…
「前の奥さんとは、30代前半で2年同棲して結婚したんですけど、どうやらその人は、僕と結婚したいんじゃなくて、単に“結婚”がしたかっただけみたいです。
同棲中には、それなりに家事をしていたくせに、入籍を済ませた途端にどんどん手抜きをするようになり、しまいには洗濯も掃除もほとんどしなくなりました。
堪忍袋の尾が切れた僕から離婚を切り出すと、あっさりと了承。『独身よりバツイチのほうがありがたいから、望むところだわ!』と捨てゼリフを吐かれました。僕にとって、トラウマになっている苦い出来事です」(タダユキさん<仮名>40歳男性)
適齢期を迎えると「誰もいいから、とりあえず結婚したい」となってしまう女性も。そんな女性に、ロックオンされてしまった男性の苦悩は、計り知れません…。
■2:親戚づきあいをすべて拒否された
「前の妻とは、普通に恋愛して結婚に至ったつもりだったんですけど、最近になって『もしかしたら誰でもいいから結婚したかったのかもな』って思うようになりました。
というのも、結婚してからと言うもの、僕の親戚とまともに付き合いをしてくれず、法事に来てもひとりだけ先に東京に帰ったり、僕の両親との関係も面倒そうにしていて、電話がかかってきても出なかったりしていたんです。
最初の数年は人見知りなのかと思って黙っていましたが、従兄弟の結婚式でも勝手に中座して東京に戻っちゃったときに、僕も我慢の限界を迎え、妻を叱りました。
そうしたら『私には、親戚づきあいとか無理。親戚と仲良くするくらいなら離婚したい』って言われ、そのまま離婚に。こんな元妻にとって、僕との結婚って、なんだったんですかね?」(ダイキさん<仮名>35歳男性)
結婚となれば、相手の親族とも、良好な関係を築こうと努力する人が一般的。それをまるっと拒絶するとは、確かに「結婚さえできればなんでもいい」というタイプの女性だと思われても、仕方なしです。
■3:「『結婚願望はない』にダマされた」
「1年しか続かなかった結婚でしたが、元妻の口癖は『私は、結婚願望なんてないから〜』だったんですよ。
ちょうど元妻が年齢的に30歳になったばかり、僕が33歳だったので、いわゆる適齢期に出会っているんですけど、そのころ出会う子って、ガツガツと婚活している女子が多かったから、結婚願望が薄いところに惹かれて付き合ったんです。
でも、付き合ってからあっという間に外堀を埋めてきて、結婚から逃げられないように親を巻き込んでいました。
で、『ま、いっか』と思って結婚したワケですけど、結婚式が終わった途端に元妻は夜な夜な夜遊びに出かけ、家のことはまったくしないうえに、僕の給料で浪費を繰り返す始末。
派遣で働いている子で、給料が僕の半分くらいだったから、“妻”になって好き勝手な生活をしたかっただけなんだろうな〜ってあとから気づきました。『結婚願望はない』って言葉に、ダマされちゃいけないですね! いい社会勉強になりましたよ」コウイチロウさん(仮名)36歳男性
適齢期を迎えているころには、婚活に必死になっている人も多いだけに『結婚願望はない』と言う女性が魅力的に映りやすい!?
しかし、本心ではないことを言って結婚に持ち込んだとしても、結婚後に結局、うまくいかなくなってしまいますよね……。
結婚は、一生添い遂げるパートナーとの誓い。
でも世間には“結婚がゴール”になってしまっている女性もいますよね。そんな女性と結婚してしまった男性たちの後悔たるや、思わず同情してしまうエピソードばかりでした…。
初出:しごとなでしこ