「灯台もと暗し」って漢字でどう書く?
「メガネがないと思って探していたら、デスクにあったの! “灯台もと暗し”だよねー」なんて雑談でも使われる“灯台もと暗し”という言葉。
「身近なところにあった!」を表現したいときに使う言葉なのは理解できても、漢字で表記するとなると「下」なのか「元」なのか迷ってしまう人もいるはず。
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「灯台もと暗し」あなたは、どちらで書きますか?
1.下
2.元
正解は?
1.下
灯台のすぐ“下”を示す言葉で、「下」を用います。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、88%が正解していました(2018年7月19日現在)。
とうだいもとくらし【灯台下暗し】
灯台のすぐ下は暗いところから、身近な事情はかえってわかりにくいたとえ。
※ ※
ここでいう「灯台」は、海の近くにある塔ではなく、昔の室内照明器具のことです。油を入れた皿をのせて火をともすもので、台の下部は照らされないため、このようなことわざが生まれました。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ