【目次】
・結婚10周年、英語でなんて言う?
・結婚10周年の記念、みんなどんなことしてるの?
・結婚10周年のプレゼントにもらって嬉しいものの人気のランキングは?3
・結婚10周年。夫へは何を贈る?
結婚10周年、英語でなんて言う?
日本には結婚何周年かをモノに例える習慣があります。
✔︎1周年は「紙婚式(かみこんしき)」
✔︎3周年は「革婚式(かわこんしき)」
✔︎5周年は「木婚式(もっこんしき)」
✔︎10周年は「錫婚式(すずこんしき)」
✔︎25周年は「銀婚式(ぎんこんしき)」
✔︎50周年は「金婚式(きんこんしき)」
年を重ねるにつれ、だんだん固くてしっかりしたものに例えられていっています。これも素敵な呼び方ではあるけれど、漢字で表すとちょっと古めかしい感じがするのも確か。
ちなみに、英語で結婚記念日のことは、「Wedding anniversary」。
10周年なら「10th wedding anniversary」となります。ちなみにフランス語では「10ème anniversaire du mariage」。
結婚10周年記念ディナーのデザートに描くメッセージや、相手に贈るカードには、こんなおしゃれなフレーズを使ってみるといいかもしれませんね。
結婚10周年の記念、みんなどんなことしてるの?
10周年というのはかなり大きな節目。いつもの結婚記念日より思い出に残る、何かスペシャルな事をしたいと思う方が多いみたいです。すでに10周年を祝った先輩たちがどんなふうにお祝いしたか参考にしてみましょう。
■1:記念写真や記念ディナー
毎年写真館に行き、成長した家族の写真を撮ったり、ディナーにいったりと、記念日をきちんとお祝いしているご夫婦が多い模様。この毎年の習慣を、10周年の時にはちょっとランクアップ。ドレスアップして写真を撮ったり、いつもより豪華なディナーに行ったりしてお祝いされているようです。
記念写真はよい思い出にもなりますし、レストランでお店の方に一緒にお祝いしてもらうのも、また嬉しさ倍増ですよね。ハレの日をしっかり祝うって、翌日からまた頑張るパワーの元になるし、とってもいいことですよね。
■2:新婚旅行の場所をもう一度訪ねる
「結婚10周年に、結婚式をしたグアムへ行きました。今回は、子供ふたりと自分の両親も一緒に」(35歳/会社員)という人や、「結婚式をした舞浜のホテルに旦那さんと二人で宿泊♡」(38歳/フリーランスPR)なんて人も。
結婚して、子どもが生まれて、幸せだけど忙しい毎日の連続…からちょっと離れて、結婚式を挙げた場所や新婚旅行で訪れたところに旅行にいった、という人も多いようです。
海外、国内どちらにしても旅行になるということで、10年目を目指し、以前からしっかり貯金や準備をされていた方がかなりいて、みなさん結婚記念日をすごく大事にしていることがわかりました。
10年後に訪れた思い出の地で、お子さんやご両親もいっしょに過ごしたり、この10年を振り返るというのは、とってもいいアイデアですよね。
■3:もう一回プロポーズ
「10年間ありがとう」「これからもよろしく」…そんな気持ちを込めて、結婚10周年の記念に、もう一度プロポーズをした&された!というご夫婦も。
これは、ものすごーく嬉しいですよね。2回目のプロポーズは、感謝の言葉やプレゼントとともにだったり、中には10年前にプロポーズした場所でもう一度…というご夫婦も。
「結婚してください」も嬉しいけれど、「結婚してくれてありがとう」は、最高にうれしい愛の告白ですよね。この人と結婚してよかった♡ と思える、印象的な記念日になるのではないでしょうか。
年を重ねることが楽しみになるような、すてきな10周年のお祝いをしているご夫婦が多く、ホントうらやましーい!
また10周年をお祝いすると同時に、これから訪れるであろう20周年、30周年の記念日をどんなふうに迎えようか、何をしようかという「これから」のプランや目標を決める方も。10年ごとにバージョンアップしていく結婚記念日というのも、とても素敵ですよね!
結婚10周年のプレゼントにもらって嬉しいもの【人気ランキング】は?
10年間の感謝の気持ちを言葉で伝えてもらうのも嬉しいし、食事にいくのも嬉しいけれど、やっぱり10年という大きな区切りだけに、やっぱり思い出に残るプレゼントがあったら最高です。
少し前には「結婚10周年にはスイートテンダイヤモンドを妻に贈ろう」というのがブームになりました。1年をひとつのダイヤモンドになぞらえて、10粒のダイヤモンドが付いたリングをプレゼントに選ぶ男性がたくさんいましたが、今、結婚10周年にもらってうれしいプレゼントのランキングは、どうなっているのでしょう。しごとなでしこ編集部が独自にリサーチした結果をご紹介いたします。まずは5位から。
第5位 記念のケーキ
「10th wedding anniversary」というプレートがのったケーキは、記念になるし、インスタ映えもばっちり。結婚10年目となると家族も増えていたりして、外食よりもおうちでゆったりお祝いするほうがいいというご夫婦も多いです。大きなホールのケーキを買って家族でお祝いするのは盛り上がりますよね。
ケーキはプレゼントという意味合いはもちろん、お祝いしてくれた人と一緒にいただくことができるので、それも嬉しいポイント。
プレートに感謝のメッセージを描いたり、数字の10のキャンドルを差したりと、自分たちだけの記念のケーキがつくれるというのも人気の理由みたいです。
第4位 旅行
「二人だけで1泊旅行」「ちょっとゴージャスな人気の温泉宿に」など、10周年を記念して、いつもよりワンランク上の旅行をプレゼントされると、よい記念になるだけでなく、心身ともにリフレッシュできて◎。
中にはサプライズで旅行をプレゼントされてびっくりした! という方や、結婚してからはずっとふたりでゆっくりする時間が取れず、あわただしい毎日だったので、久しぶりにゆっくり話が出来てよかったという方も。10年分のふたりの歴史を振り返るなら、非日常の空間でゆったりすごすというのも、とてもいいアイディアですよね。
第3位 ふたりでディナー
デートでよく行っていたお店に二人で予約を入れて、フルコースを楽しんだり、ディナーでなくてもお気に入りだったバーに二人で行き乾杯、というのも素敵な思い出になります。重ねた年月をしみじみ振り返る時間が作れてよかった、という声が多かったです。
第2位 お花
女性がもらってやっぱりうれしいのがお花です。10年目だから10本のバラというのも嬉しいし、いっそ10倍の100本でもとっても嬉しい♡
ふだん花を買いなれない男性が、お花屋さんに行って花を選んでオーダーしてくれたというのも想像できるので、花束は女性からしたら色んな嬉しさが詰まったプレゼントになるんですよね。
お花だけでなく、一緒に短いメッセージが添えられていて感激したという方も。お花もメッセージも、いつもなら照れてしまってなかなかできない…という旦那さんからだからこそ、もらって嬉しかったし、よい記念になったとのことでした。
第1位 ジュエリー
結婚10周年に欲しいプレゼント1位は…ジュエリーでした! ジュエリーならいつも身に着けていられるし、長く使うこともできる。そしてそれを見るたびに、プレゼントされたときのことを思い出せるというのが人気の理由です。
アイテムとしては、10周年にふさわしい「永遠」を表すエタニティリングや、マリッジリングと重ねづけできるリング、ティファニーのTスマイルペンダントなどが人気。また指輪はしないという方の中には、ネックレスやピアスをプレゼントされた方もいらっしゃいました。中には集めていたハイブランドのシリーズの新作をプレゼントされたという方も。旦那さまのリサーチ力に拍手です。
結婚10周年。夫へは何を贈る?
夫から妻にプレゼント…だけでなく、10年ともに生きてきた夫へ、妻からも感謝の気持ちを込めて贈り物をするときは、どんなものを贈っているのでしょう。旦那さんが、以前から欲しがっていたアイテムをプレゼントしている方のほか、目立ったのは「二入でこれから長く使えるもの」です。
多かったのは、さりげなくペアに出来る腕時計でした。それぞれのフェースの大きさや色を変えてもいいし、同じものをつけてもいい。お互いの好みに合わせていろいろアレンジが効くというのも、腕時計が人気の理由かもしれませんね。
また10周年という時間の長さ、これからいっしょに過ごす時間ということを考えると、時を刻む時計は記念のプレゼントとしてぴったりです。
腕時計のほかには、結婚指輪を新調したり、ブレスレットなどいつもつけていられるアクセサリーをお揃いで作ったという方もいらっしゃいました。
そして何かをプレゼントするだけでなく、夫に対する10周年の感謝の言葉をきちんと伝えているという方がほとんどでした。10年一緒に過ごした思い出を振り返りながら、結婚した年のヴインテージワインを買って乾杯したという方も。
記念になるプレゼントやイベントも大切ですが、一番大事なのは、今までありがとう、これからもずっといっしょにいようね、とお互いの気持ちを確かめ合うことです。もうすぐ結婚10周年を迎えるご夫婦や、これから結婚という方も、大きな区切りになる結婚10周年は、ふたりでどう過ごしたいかを話してみたり、楽しいプランを立ててみてはいかがですか?
文/小野塚美佐
初出:しごとなでしこ