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2018.03.10

トラブルになってしまうことも!? 結婚式に「持ち込み」をしないほうがいい理由

結婚式、別途料金を支払っても「持ち込み」したいという人がほとんどだと思います。実際はどうなのか? ブライダル業界で働いていた経験のあるなでしこリポーターズ長縄由実がその疑問に答えます。

持ち込みをすることで、結婚式当日どんなトラブルが起こってしまう!?

こんにちは。
なでしこリポーターズの長縄由実です。

今回は5年間、結婚式の仕事を務めた私の経験から、結婚式でトラブルになりやすい「持ち込み」についてお話ししたいと思います。

結婚式
(c)Shutterstock.com

結婚式の「持ち込み」とは?

結婚式場を申し込むときに、結婚式のアイテムは会場には提携業者があって、その商品を使うことを約束しなければなりません。しかし、提携業者以外の商品を使いたい場合、持ち込み料を支払うことで許可されることがあります。それを「持ち込み」といいます。

なぜ持ち込み料を支払わなければいけないのかといいますと、結婚式場と提携業者の間にはマージンが発生していて、提携業者の商品を売れば会場に手数料が入るからです。

披露宴
(c)Shutterstock.com

プランナーからは、持ち込み料とは会場の保管料や準備料と説明されると思いますが、そのマージンを補うための料金というのが本当のところです。

しかし、持ち込み料を払ってでも持ち込みを希望する人はとても多いんです。その理由として、自分たちのこだわりを大切にしたいからという人もいましたが、一番多かったのは、それでも持ち込みをしたほうが安くできるからということです。

結婚式チェックリスト
(c)Shutterstock.com

しかし、何でも持ち込みをして費用を抑えようとするのは、実はあまりおすすめできません。持ち込みをしてしまうと、通常では起こらないトラブルが当日の結婚式で発生してしまうことあるからです。

持ち込みをすることで、当日どんなトラブルが起こってしまうのでしょうか。これだけは持ち込みをしないほうがいいというアイテムを、3つ紹介したいと思います。


■1:司会者

台本通りに読んでもらえば友人でもできるのではないか。「アナウンサーや行事ごとの進行をしている友人がいるからお願いすればいい」とうように、プロでなくてもいいと思われがちなのが司会者です。

司会者
(c)Shutterstock.com

小規模なパーティでしたらそれでも大丈夫かもしれませんが、披露宴では大変なことが起こってしまう可能性があります。

【失敗事例】
余興参加のゲストの離席状況を把握しないままアナウンスをしてステージに上げてしまい、そのタイミングにお手洗いに行っていた1名が参加できなかった。

結婚式の司会者の仕事は、プロフィールの紹介やイベントのアナウンスができれば大丈夫ということではありません。当日は、結婚式場全体の動きを把握しながらうまく進行していかなければならないのです。イベントだけでなく、お料理のタイミングなどもありますので、会場のスタッフとの連携が大切です。

また、プロの司会者ですと、何か起こった場合に上手くつなげてくれるのが一番の魅力です。新婦が泣いてしまいお手紙が読めなくなってしまった時、うまく新郎にバトンタッチさせる誘導は、より感動的なシーンを生み出してくれます。


■2:ヘアメイク

【失敗事例】
限られた時間の中でバタバタと仕上げることになってしまい、写真を見たら挙式中ずっとティアラの位置が曲がっていた。

メイクをするだけなら持ち込んでも問題はないと思います。しかし、結婚式では衣装の着替え、付属する小物を付けるということまで、限られた時間の中で完璧に仕上げなければなりません。万が一間に合わなかったということがあれば、一日のタイムスケジュールに大きな支障が出てしまいます。

ヘアメイク
(c)Shutterstock.com

さらに、ドレスを緩めたり、お手洗いをサポートしたりするのもメイクさんの大事な仕事です。常に二人に寄り添って、緊張している2人をリラックスさせてあげる気づかいや声がけができるのも、メイクさんです。当日の一番心強い存在となってくれるメイクさんは、会場の事情にも詳しいプロにお任せすることをお勧めします。


■3:カメラマン

【失敗事例】
撮影に制限があり、満足に写真が残せなかった。

新婦が着替えをするブライズルームや挙式中のチャペルの祭壇上には、もし何かあった場合、会場が契約していないカメラマンでは責任がとれないため、立ち入れないというケースがほとんどです。

カメラマン
(c)Shutterstock.com

専属のカメラマンであれば会場スタッフとの打ち合わせも綿密にするので、全体のスケジュール感を把握しています。次に何があるのかを先読みし、時間内でしっかり写真を収めてくれます。

また、カメラマンが持参するフラッシュやライトだけでなく、結婚式場をよく知ったカメラマンなら、会場の照明にも変化をつけるといった高度の高い写真も期待できます。

これまでの経験で、1日の結婚式をスムーズに進行するために一番大切なことは、当日関わる全てのスタッフがうまく連携をとることだと思います。なので、持ち込みの中でも「人」を持ち込むということはお勧めできません。


会場側にとって、提携業者からのマージンは大切な収益ですが、よくプランナーが言う「会場スタッフに任せたほうがいい」という理由は、それだけではないのです。

結婚式のこだわりと予算については、その会場を熟知しているプランナーにしっかり本心を打ち明けて相談することをお勧めします。良い信頼関係を築いて、素敵な結婚式にしてくださいね。

初出:しごとなでしこ

長縄由実 なでしこリポーターズ

外国人向けの物件を扱う不動産会社で勤務する傍ら、なでしこリポーターズとしても活躍。前職はウエディング趣味はカメラ。休日はインスタジェニックな場所を求めて話題のスポットへ繰り出すことも。特技は外国語(英語・韓国語)。


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