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LOVE

2018.03.09

仕事がデキる女性ほど【仕事脳】で結婚を考えがち?|40代本気婚活レポート36

結婚相談所の仲介でこぎつけたお見合い4人目。お相手は絵に描いたような独身おぼっちゃま♡ 先方からは再び会いたいと連絡が!

結婚はしたいけれど、なんとなく日々を過ごしていた私エディターT。40歳で捨て身の婚活の末、まさかの結婚(!)に至りました。実際にやったこと、リアルに感じたことをくまなくお伝えします。真剣に婚活をお考えの方に、少しでも参考になれば幸いです。

▶前回のレポート35|結婚は妥協? デリカシーがない金持ちクマとの微妙な1時間…

ガチ婚活レポート1はこちら

超おぼっちゃまとのお見合い後、モヤモヤはおさまらず…

モヤモヤした気持ちを抱えたままお見合いを終え(レポート35参照)、駅に向かう途中、携帯が鳴った。結婚相談所の所長からだ。

スマホ
(c)Shutterstock.com

所長「Tさん、どうだった? もう気が気じゃなくてね」。

そっか、やっぱり所長は、今お見合いしてきたファーファ(51歳・経営者)がイチオシだもんね。条件的にもパーフェクトだし。

T「期待に応えられなくてごめんなさい、でもやっぱり何か違うんです……」と言おうとしたとそのとき、所長が電話の向こう側で叫んだ!

所長「Tさんっ!! 今、先方の相談所から連絡があって、Sさん、ぜひもう一度あなたに会いたいって! すごいじゃないーっ! よかったわね!!!!」と絶叫する所長。

電話
(c)Shutterstock.com

T「所長、あの、待ってください。ちょっと話を聞いてください。今から相談所行っていいですか?」と許可をとって、相談所へ向かった。

1回会って違和感があっても、最低2回、できれば3回?

「いったい、何が不満なの?」と顔に書いてある所長に、お見合いの席での違和感(デリカシーがない言動)を全部伝えたところ……、所長は静かにこう言いました。

所長

「とにかく、もう1度会ってみなさい。それから、判断しなさい」と。

エディターT

「なんでですか。だって第一印象って大事って言うじゃないですか、たぶんこの違和感、もし仮にお付き合いすることになってもずっと残ると思うんです」

所長

「あのね。あなたが初めてお見合いマッチングした、元・甲子園球児(レポート29参照)の方のときも、相手がもう一度会いたいって言ってくれているのに、Tさんは断ったでしょう。あのときも私は怒ったけれど、初回だから仕方ないと思ってた。でもね、今回はちゃんと言います。もう1度、会いなさい

エディターT

「…………」

所長

「Sさんが、好条件な相手だからじゃないんです。うちの相談所に来る女性、みんなに必ず言っていることです。“最低2回、できれば3回会いなさい”と」

エディターT

「3回………」

所長

「ちょっと言葉は悪いかもしれないけれど、現実問題として、今の時代、独身女性側は、Tさんのように、バリバリ働いてコミュニケーション力もあって小ぎれいで、なんで今まで独身? と思う人が多いのよ、本当に。

でも男性で40歳を過ぎて独身の方は、女性とのコミュニケーションが下手だったりする人が多いの。もちろん、仕事が忙しすぎて、という方もたくさんいるから一概には言えませんが。

だから、お見合いの場では、そんな不器用な男性たちの緊張をほぐしてあげる余裕がもてるのは女性側。そうやって接しているうちに、男性側にも自信が出てきて、本来彼らがもっている優しさや強さが出てくる場合もあります

それは、1回会っただけではわからないでしょう?

それに、特に仕事ができる女性ほど、【仕事脳】で婚活しがちです。段取りが悪い、会話が上手くない、リードできない、など【ダメ出し脳】になっていますから。もっと俯瞰した目で、相手のいい点を探してください。小さなことでもいいから、加点方式でね」

仕事脳=ダメだし脳
(c)Shutterstock.com

……うーむ。確かにそうかもしれない。

ということで、ファーファとはもう一度、会うことになったのでした。

【本気婚活メモ】

・最低2回、できれば3回会ってみること
・仕事ができるオンナは仕事脳で婚活しがち。ダメ出し脳は、婚活には不要

▶ガチ婚活レポート37へつづく

プロフィールイラスト/小池アミイゴ
トップ画像イラスト、記事内イラスト/(c)Shutterstock.com

初出:しごとなでしこ

エディターT

仕事も遊びも忙しく、40歳までシングルを謳歌。数々の女性誌で、お見合いパーティや合コンなど、婚活企画を担当するも成果はナシ。しかしこのたび、本気の行動でついに結果が出ました(びっくり)。いくつになっても、好きな相手と結婚できるんだなぁ〜と実感中です。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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