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LIFESTYLE

2018.02.18

【マツコの知らない世界に出演決定】縫田曉言(ぬいだあきのり)さんが伝授する、カレーを作るときに必要なスパイス

11年間1日たりとも欠かさずにカレーを食べ続けているカレーおじさん\(^o^)/の、うんちくと愛に溢れた連載コラム。今回は、スパイスの素晴らしさを語ります!

スパイスでカレーを作るにはどうしたらいい!?

今年の冬は寒く、インフルエンザの大流行もあり、体調を崩している方が多いですね。そんな時こそカレーです!

カレーは様々な薬効があり、それ自体が薬膳だということは、本連載でも何度もお伝えしてきました。カレーを食べれば健康になるのは毎日カレーを食べて健康である僕自身が身体を張って証明しているのですが、小麦粉や油を多く使ったカレーを食べると太りやすいですし、健康とはいえません。

市販のカレールーもその成分の多くが小麦粉と脂なので、カレールーを使って作ったカレーは健康に良いとは言いきれないんです。

スパイスでカレーを作る場合、まず最初に揃えたい基本のスパイスは…

✔︎ターメリック
✔︎クミン
✔︎コリアンダー
✔︎カイエンヌペッパー

以上4種類だけあれば何とかなるんです。

しかもその4つはスーパーマーケットにも売っていることが多いので集めやすいです。

分量的には、ターメリック1:クミン2:コリアンダー2の割合が基本。カイエンヌペッパーは辛さを加える為のスパイスなので、辛いのが好きな方は多めに、苦手な方は少な目に入れれば良いのですが、上記の割合に照らし合わせるなら0.5〜1くらいの割合と考えておけば良いかと思います。このスパイスに、玉ねぎ、トマト、ニンニク、ショウガ、塩。あとは好きな肉や野菜などの具があれば、カレーになります

その他材料の具体的な量や、作業工程は様々なレシピが本やネット上にありますのでそちらを参照してもらえればと思うのですが、玉ねぎは飴色になるまで炒めるのが絶対に基本。飴色玉ねぎの作り方だけ伝授しておくと、強火にかけ、最初はある程度混ぜたら、ちょっと休むのがポイント。混ぜ続けるのは疲れてしまいますから。疲れたら休んで、またちょっと混ぜ、また休んでまた混ぜる。これを20分ほど繰り返すと良い感じの飴色玉ねぎができあがります。混ぜる際には焦げ付かないように鍋の底からしっかり混ぜれば失敗もほとんど起きないことでしょう。

閑話休題。
スパイスの話に戻します。カレー作りに必要な基本の4種類のスパイスをとることによって、どのような効果があるのかを続いてまとめてみたいと思います。

ここ数年はカレー業界でも、小麦粉不使用、油も控えめなスパイスカレーが流行中であり、一般的にもかなり受け入れられてきているように感じますし、スパイスでカレーを作ってみたいと思っている方も少なくないのではないかと思います。

しかし、スパイスといってもその種類が多すぎて何を使えば良いのかわからないという方も多いでしょう。そこで今回のカレーなでしこはいつもと趣向を変えて、スパイスでカレーを作る場合にはどのようなスパイスが必要なのか、また、そのスパイスにはどういう効果があるのかをご紹介していきたいと思います。


■1:ターメリック

和名はウコン。お酒を飲むときに一緒にとると良いと言われているあのウコンです。胆汁、胃液の分泌や強心作用があります。胆汁は肝臓機能を活性化させるので、お酒のアルコールを分解する手助けをしてくれるわけです。さらにはリウマチやアルツハイマー予防に効果があったり、美肌効果があるとも言われており、文字通り最強の薬草です。

ターメリック
(c)Shutterstock.com

■2:クミン

腹痛、胃痛の緩和、健胃、整腸作用があると言われているスパイスです。つまり、お腹の具合が良くない時にこそとるべきスパイスのひとつであり、体調悪い時こそカレーを食べるべきというのは、こういう所でも証明されているんです。その他クミンには抗酸化作用があり、免疫力を上げるので、ガン予防にも効果があると言われています。

クミン
(c)Shutterstock.com

■3:コリアンダー

コリアンダーというと何だかわからないかもしれませんが、パクチーのことです。カレーのスパイスとしては葉っぱではなく種をそのまま、あるいはパウダー状にしたものを使います。ビタミンC、カルシウムが含まれており、消化促進、頭痛改善、毒出し効果などがあると言われています。

コリアンダー
(c)Shutterstock.com

■4:カイエンヌペッパー

別名チリ、レッドパウダー。つまりは唐辛子の粉です。ちなみにこれにハーブなどを混ぜて作られたものがチリパウダーなので、チリパウダーとカイエンヌペッパーは別物ですから注意してください。唐辛子はカプサイシンに脂肪燃焼効果があるのは有名ですね。適量なら食欲増進効果もあります。

カイエンヌペッパー
(c)Shutterstock.com

こうやって見るとすごいですね!

この4種類のスパイスをとるだけでも、肝臓を元気にし、肌によく、リウマチやアルツハイマーを予防、頭痛知らず、胃腸を整え、デトックス効果もあり、痩せてガンの予防も期待できるということなんですから!

基本の4種に加えて、後はその日の体調や気分に合わせて追加するスパイスを選ぶと、さらに美味しさと薬効が高まります。例えば、喉の調子が良くない時はカルダモンやフェンネル熱っぽい時にはシナモンやスターアニス痛みを感じる時はクローブなど、使い分けることができたら最高です。

「そんなの全部覚えられない!」という方もご心配なく。ガラムマサラを使えば良いんです。ガラムマサラというのはそれ自体が単体のスパイスなわけではなく、ミックススパイスのこと。基本はシナモン、クローブ、ナツメグが使われることが多いですが、これに加えてカルダモン、ブラックペッパーなど、入るものがそれぞれのガラムマサラによって変わってきます。

インドでは各家庭のガラムマサラの味が違うと言われているくらいに多種多様なものですが、市販のものでも十分薬効はありますし、味的にも無難に美味しくなるので、ガラムマサラがあれば安心です。

最初に書いた4種のスパイスで作ったカレーが何かちょっと足りないと感じた場合は、ガラムマサラを後から振りかけて混ぜていくとちょうど良い深みが出てきたりもします。

また、レトルトカレーや市販のルーで作ったカレーにガラムマサラを加えるだけでも本格的な味に近づくので、最初からスパイスを使って作るのはハードルが高いという方は、まずガラムマサラだけでも買ってみて、それを追加すると良いでしょう。ガラムマサラ自体には辛味系のスパイスは入っていないことが多いので、辛いのが苦手な方でも大丈夫です。

ここまで読めばスパイス初心者の方でも安心。是非スパイスを使ったカレーを作ってみて、食べてみてください! スパイスパワーで、厳しい冬を乗り越えましょう\(^o^)/

初出:しごとなでしこ

AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/

ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均900食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
http://www.akinolee.tokyo/


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