「今、欲しいバックがあって、超悩んでるんだよね~」と、写真とともに友達からLINEで相談が届いたら、親身にアドバイスしてあげる女子が多いはず。
ところで、手で持つ“かばん”って「バッグ」と「バック」の両方を見かけるけれど、どちらが日本語として正解だと思う?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「小形の手提げかばん」あなたは、どちらを使いますか?
1.ハンドバッグ
2.ハンドバック
正解は?
1.ハンドバッグ
「バック」表記をしている人もいるけれど、正しくは「バッグ」。英語の「bag」からきています。
「バック」だと「back」になってしまい、意味が変わってしまいます。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では91%が正解していますが、8%つまり1割弱の人が、誤った表記を正しいと思ってしまっています(2018年1月23日現在)。
物を入れて持ち歩くための袋を総称して「バッグ(bag)」といいます。『大辞泉』には、「ハンドバッグ」「トートバッグ」などおなじみの名称のほか、「スラウチーバッグ(不定形のバッグ)」「レプタイルバッグ(ワニなどの革のバッグ)」なども収録されています。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ