やっと気づいた、スマホ内蔵の歩数計の存在
私、ダイエッターと自称しておきながら、実はつい1ヶ月前くらいまであまり「歩数」に興味を示したことがありませんでした。
約1ヶ月前のこと。二泊三日台湾食い倒れツアーを敢行しました。3日間食べに食べ続け、「これは確実に太った…3kgは太った…」と帰国後おそるおそる体重計に乗ったのですが、さして体重の変化がない。
これは一体どういうことかと思っていたところ、一緒に食い倒れた友人が「私たち、1日3万歩も歩いてたからだよ!」とスマホの歩数計画面を見せてくれました。
今どきのスマホは持ち主の歩数を勝手にカウントしてくれているのですね。その事実をその友人から教えてもらった私も自分のスマホ内蔵の歩数計をチェックしてみることに。
こちら、私のスマホに備わっている歩数計の画面。
旅をしたのは7/29〜31、この日付の歩数にご注目ください。なんと29,995歩、25,091歩、17,219歩…(3日目は昼過ぎには帰国便に乗っていたので歩数少なめ)。これだけ歩けば、一日中食べ歩きをしていてもプラスマイナスゼロにしてくれるのかと合点がいきました。
そして旅から戻った翌週は、会社内にこもって作業をしたり、家にひきこもっている時間がほとんどで歩数はかなり少なめ。500歩に到達していない日すらある始末。
するとどうでしょう。あれほど食べていた旅行では増えることのなかった体重が、ズルズルと増加傾向を見せたのです。なんとまあ、わかりやすい……。
そしてようやく気がつきました。
「歩く」という動作は、最も身近にして最も効果的な運動であるのだと。
余計な機能のないシンプルなスマホ歩数計が自分に一番マッチ
意識し始めてみると、どんどん数字を増やしたくなってみるもので。
フラット靴で出社した日の帰り道は一駅分歩くとか、仕事中にコンビニに行くにもひとつ遠くのお店に行ってみるとか、地道にコツコツ小さな運動を積み重ねることを不思議と楽しめるようになりました。
体重が劇的に減った!ということはないものの、食べ過ぎなどによる体重変化の「幅」がせまくなってきたように思います。
目標は一日一万歩。届きそうでなかなか届かないものですね。
最先端機能がついたウェアラブル端末や、さまざま便利なオプションがついているアプリももちろんいいのですが、日々細かく数値を管理していくことには面倒くささを感じてしまうと私には、スマホ内蔵の至ってシンプルなものが一番向いていてような気がしています。
ふと思い出したときにチェックするだけでもやっぱり意識は変わるものですし、実際に歩数もぐんと伸びました。
また、取引先からの着信があまりに多いため携帯電話を片時も手離せなかった営業OL時代のクセが未だに抜けずにいる私にとって、スマホは常に一緒にいる存在。それなりに正確な歩数を測ってくれていると思います。「身に着けてくるのを忘れた」「アプリを起動させそびれてた」なんてうっかりミスの心配もいりませんしね。
まだ日常の中に歩数計の存在がない方、自分の性格や生活習慣に合うものを見つけて歩数カウント生活をはじめてみてはいかがでしょう? まずは自分のスマホにもともと歩数計がついているかのぞいてみるところからスタートです。
なんとも初心者じみた話になってしまいましたが、千里の道も一歩から。ダイエットの道も一歩から。
スマホ歩数計の存在、あなどるべからず、ですね。
初出:しごとなでしこ
ウスイナツキ
趣味:食べ歩き
好きなもの:甘いもの、パン
物心ついた頃からぽっちゃりをキープし続けてきたアラサー。2016年春、約3.5kgの減量に成功。この結果を無駄にしたくない! とその後も細々とダイエット生活を継続中。