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BEAUTY

2018.09.22

なんだか物悲しい…秋のプチうつにはちゃんと理由がある?

漢方アドバイザー・国際中医薬膳師の大木さと子が、東洋医学の視点から仕事をする女性を元気にする情報をお届けします! 今回は秋の憂鬱さについてのお話。

大木さと子 国際中医薬膳師

秋になるとなんだか寂しいような、物悲しさを感じませんか? でもそれには理由があります。

秋の感情は「悲しい・憂い」

悲しい・憂い

東洋医学では、秋の季節に対応する感情(五志)は「悲しい」と「憂い」とされています。この感情が強くなると、特に「肺」と呼ばれる呼吸器系の機能が失調し、さらには肺に関連する鼻や喉、肌の不調にもつながります。

そもそも、秋の気候変化がそうさせる

秋 木の葉

そう言われてみれば、秋はなんだかセンチメンタル、感傷に浸るようなイメージはありませんか? これは気候変化による部分も大きいのです。気温は下がり、風が吹き、木の葉は枯れて散り、日照時間も短くなっていく。こういった変化を、体は目や肌で敏感に感じ取っています。心と体は別々ではなく一体であるという考え方をする東洋医学では、季節や環境の変化も診断基準の一つとなり、体への影響は心への影響とも捉えます。

秋は冬に備えての準備期間

冬眠

動物たちが冬眠に備えて蓄えを始めるように、人間の体も寒い冬に向けて準備をする季節。活動が止まる、スローになるイメージがある冬が近づくことも、物憂げな気持ちになる一因と言えます。このように、誰しもがなんだか寂しさを感じうる季節、それが秋なのです。

秋の食べ物や芸術で「気」を養おう

芸術

せっかくの実りの秋。しっかり食べて元気を補いましょう。これから旬を迎えるサツマイモやじゃがいも、椎茸や舞茸のきのこ類は気力を補う「補気」の作用が。また、芸術の秋と言いますが、芸術作品や音楽の鑑賞や、旅行などで「英気を養う」ことも元気になる秘訣の一つ。外に出かけることで得られる「気」も多いのです。

運動や入浴で血流コントロールを

入浴

夏はシャワーで済ませていたという人も、ぜひ秋からは湯船に浸かって血行促進を。気温や湿度の変化は日々少しずつであっても、体は変化に順応するため日々消耗しています。入浴や適度な運動で体を温め、全身に体温と栄養を巡らせることが大切です。

大木さと子

国際中医薬膳師・漢方アドバイザー。日本中医学院(旧・国立北京中医薬学大学日本校)卒。普段はメーカー勤務、よく食べよく飲むOL。ふだんメシをアップするinstagramにて、薬膳の情報も発信中。


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