旬の食材「そら豆」は5月の不調改善にぴったり!
今が旬の食材、そら豆。居酒屋さんのメニューなどでもよく目にするのでは?
胃を養って元気UP、むくみ対策にも!
薬膳的効能としては、お腹がチャポチャポした感じや胃酸過多を改善する作用、胃を元気して気力をUP、むくみの改善など。
これから梅雨を迎える季節に
梅雨に入ると湿度が上がりますが、日本人はこの時期特に胃の不調が多くなります。体表からうまく水分を発散できないことで、体内に水分が溜まりやすくなり、胃も消化不良を起こしやすくなります。胃の不調予防に、そら豆のデトックス作用はぴったり!
5月病にも役立つ「補気」の作用
元気の源、「気」は胃で作られます。連休明けからなんとなく気力のない感じが続いている人にもオススメ。
旬の時期は、薄皮も一緒に食べよう
食物繊維が豊富&血糖値の上昇もおだやかに
薄皮を外して食べる方も多いと思いますが、ここには食物繊維が豊富。旬のそら豆は薄皮も柔らかいので、ぜひ一緒に食べて。お酒のおつまみによく噛んで食べれば、血糖値の上昇も緩やかにしてくれます。
オススメは、さやごと丸焼き!
お家で調理する場合、ぜひさやごとグリルを! 破裂しないようさやに切り込みを入れて。さやのまま焼くことで中が蒸し焼きの状態になるので、ぎゅっと旨味がアップしますよ。
大木さと子
国際中医薬膳師・漢方アドバイザー。日本中医学院(旧・国立北京中医薬学大学日本校) 卒。普段はメーカー勤務、よく食べよく飲むOL。ふだんメシをアップするinstagramにて、薬膳の情報も発信中。