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「改めまして」とは? 意味をわかりやすくシンプルに
「改めまして」は、ビジネスシーンで頻繁に使われる表現です。
まずは「改めて」の意味を理解していくと、「改めまして」がどのような場面に適しているのか分かりやすいはずです。
♦︎「改めまして」は「もう一度、あらためて」というニュアンスの言葉
「改めて」には、“もう一度”や“再び”、“別の機会に”といった意味があります。
そして「改めまして」は、「改めて」に丁寧な表現の「まして」が付いた言葉です。
つまり「改めまして」は、“一度伝えたことを、ここで改めて申し上げます”といったニュアンス。
たとえば、初対面の相手と簡単に挨拶をしたあとに正式な自己紹介の場で「改めまして、○○株式会社の▲▲と申します」と言えば、「先ほども簡単にご挨拶しましたが、ここで正式に自己紹介します」という意味です。
【例文あり】「改めまして」がよく使われる場面を知りたい!

「改めまして」は、挨拶や感謝、謝罪などを改めて伝える場面でよく使われています。
ビジネスで使いやすい代表的な例を見ていきましょう。
♦︎場面:初対面の相手に正式に自己紹介するとき
すでに名刺交換などを済ませているものの、改めて自己紹介するときにも「改めまして」が使えます。
「改めまして」を入れると、単なる自己紹介ではなく「ここで正式にご挨拶します」という区切りになる働きも。
<例文>
「改めまして、○○株式会社の▲▲と申します。よろしくお願いいたします」
♦︎場面:再びお礼を伝えるとき
一度その場でお礼を伝えていても、後日メールなどで改めて感謝を伝える際にも「改めまして」を使います。
「改めまして」が入ると、丁寧に感謝を伝えている印象が伝わりやすいメリットもあるでしょう。
<例文>
「先日はありがとうございました。改めまして、心より御礼申し上げます」
♦︎場面:もう一度、謝罪をするとき
その場で謝罪したあとに、メールや書面で正式にもう一度謝罪をするときにも「改めまして」を使います。
<例文>
「改めまして、このたびはご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」
♦︎場面:正式に挨拶をするとき
担当者変更などがあり、すでに簡単な挨拶を済ませている相手に対して、正式に挨拶をするときにも「改めまして」は使いやすい表現です。
<例文>
「改めまして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
【深掘りしたい】「改めまして」と「改めて」の違い
ところで、「改めまして」と「改めて」は非常によく似ていますよね。
実は、両者の意味そのものに大きな違いはありません。
けれど実務上、使われる場面には違いがあります。
深掘りしてみましょう。
♦︎「改めて」… 幅広く使える表現
「改めて」は、日常会話からビジネス文書まで幅広く使えます。
「改めて確認します」「改めて連絡します」「改めて考えてみます」など、“もう一度”や“別の機会に”という意味で、さまざまな文章に用いられています。
♦︎「改めまして」… 何かを正式に伝える場面で使いやすい表現
一方、今回のテーマでもある「改めまして」は、相手に対して何かを正式に伝える場面で使われる機会が多い表現です。
自己紹介や正式な挨拶、お礼、謝罪などと相性がよく、「改めて」よりも「改めまして」のほうがフォーマルなニュアンスを伝えやすいでしょう。
「改めまして」を言い換えるなら?

「改めまして」は、ビジネスシーンで使いやすい一般的な表現。
でも、文章によっては別の言い方に置き換えたほうが自然に聞こえやすいかもしれません。
Oggi世代が使いやすい言い換え表現をまとめました。
「再度」… “もう一度”という意味を強調できる
「今一度」… やや改まった印象に
「重ねて」… 同じ感謝などをもう一度伝えるときに
「あらためて」… 改めてのひらがな表記。書き言葉としてやわらかな印象に。
それぞれ、場面に応じて使い分けができるとスマートな文章に◎。
「改めまして」を使うときの注意点はコレ!
「改めまして」は、使い方や場面によっては不自然に聞こえがちな点に、気をつけましょう。
では、やりがちなNGとは?
♦︎NG:一度も伝えていないことに使う
「改めまして」には「すでに一度伝えた」という前提があるため、一度も伝えていないことに使うと違和感が出る言葉です。
たとえば初めてメールを送る相手に、「改めまして、○○株式会社の▲▲と申します」と書くのはNG。「以前どこかでご挨拶したっけ?」と相手に感じさせてしまいます。
初めての連絡ならば「初めまして。○○株式会社の▲▲と申します」が正解です。
なお、口語では間違えにくいのですが、メールやチャットだと「初めまして」と「改めまして」の字面が似ていることから、うっかりミスで誤記しやすい点にご注意を。
「改めまして」を正しくマスターしたい|疑問をワンポイントで解決

「改めまして」は、ビジネスシーンでよく使う表現ですので、きちんとマスターしておきたいですよね。
疑問を抱きやすいポイントに、専門家が回答します。
♦︎Q1:「改めまして」は目上の人にも使えますか?
A1.使えます◎。
ビジネスシーンでも使える丁寧な表現ですから、目上の人にも使えます。
上司や取引先への挨拶などにも使用でき、業種を問わずよく使われています。
♦︎Q2:「改めまして、よろしくお願いいたします」は正しい文章ですか?
A2.正しい文章です◎。
すでに一度挨拶をしたあとに、改めて今後の関係について挨拶するときに「改めまして、よろしくお願いいたします」と使われるケースが多いでしょう。
♦︎Q3:「改めまして」と「初めまして」を使い分ける基準は?
A3.“初対面 or すでに一度面識がある”を基準に判断を。
「初めまして」は初対面の相手への挨拶で、「改めまして」はすでに一度挨拶や説明をした相手に、改めて何かを伝えるときの表現です。
判断が難しいのは、担当者変更などで一度軽くは挨拶をしているけれど、ちゃんと会うのは初めてのケース。この場合は一度挨拶をしているので「改めまして」のほうが自然です。
また、過去にオンラインで会っていて、対面で会うのは初めての相手にも「改めまして」を用いましょう。
「改めまして」は、“すでに一度伝えている”のが大前提
「改めまして」は、すでに一度伝えたことや挨拶したことを、改めてもう一度伝えるときに使う表現。
実は以前、筆者は初めてのメールを送ってきた相手から「改めまして、■■と申します」と書かれたメールを受信したことがありますが、このときの後日談で、送信した本人は“改めまして”を“とても丁寧な「初めまして」”だと勘違いをしていたというエピソードが印象的でした。
言葉は一度間違えて覚えてしまうと、そのまま誤用をしがち。
「改めまして」は、すでに一度伝えているのが大前提の言葉だと理解しておくと、自然に用いやすいのではないでしょうか。
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