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「下記の通り」とは?意味をわかりやすく解説
「下記の通り」は、この言葉の下に要点をまとめて記す際に使われる言葉です。ビジネスメールやお知らせ文、案内文、送付状などででよく使われるので、目にしたことがある人はお多いのではないでしょうか。
情報を整理して伝えたいときに、「これから書く内容を確認してください」という意図を示すためのクッション表現として機能します。
「下記の通り」はどんな場面で使う?
「下記の通り」は、相手に複数の情報をまとめて伝えたいときに特に役立ちます。例えば、以下のような場面で使われます。
日程や連絡事項を共有するとき
会議の案内やスケジュール変更、イベントの詳細連絡など、日程や場所を相手に伝える場面でよく使われます。複数の情報をまとめて伝えるため、「下記の通り」として整理して示すと、相手が一目で把握しやすくなります。
例)
・会議の詳細は下記の通りです。
・変更後のスケジュールは下記の通りとなります。
箇条書きで整理して伝えたいとき
情報量が多い場合や、複数の項目を並べて伝えたい場合にも、情報を整理するために「下記の通り」と書いて、情報を箇条書きにして記します。
相手が確認しやすくなるため、誤読や見落としを防ぐ効果もあります。

ビジネスシーンでの「下記の通り」の基本的な使い方と例文
「下記の通り」は、文書・メール・口頭での案内資料など、さまざまなビジネスシーンで活用できます。文末や説明の前置きとして置き、その後に箇条書きや詳細な情報を続けます。
基本の使い方
例)先日ご案内した件について、変更内容は下記の通りです。
・変更前:◯月◯日 13:00〜
・変更後:◯月◯日 15:00〜
「記」とセットで使うケース
フォーマルな案内文や社外向けの通知文書では、「下記の通り」と記した後、情報を記す際に「記」を使うこともがあります。内容が多い場合、文章全体のボリュームが多くなりそうな場合は、挨拶文や前文と詳細情報を分けて書くことができますし、ビジネスシーンにふさわしい適度なフォーマル感も出ます。
なお、「記」を使う際には、最後に「以上」で締めるのが正式なスタイルです。
例)下記の通りご案内申し上げます。
記
・日時:◯月◯日
・場所:◯◯ホール
以上
「下記」と「以下」、どっちを使った方がいい?
「下記」と「以下」、基本的には同じ意味を持つけれど、どちらをどう使い分けたらいいのでしょうか。使い分けのポイントを整理します。
「下記」は”下に記載する内容”
「下記」はビジネス文書でよく使われる表現なので、やや固い印象。「記」と「以上」とセットで使用することも多く、改まった文書や社外向けの案内に向いています。
「以下」はもっと広い範囲で使える
「以下」は、フォーマルはもちろん、社内文書や簡単な連絡にも使えます。チャットツールなど、カジュアルな場面にも便利です。
かしこまりすぎなくていい文書、お知らせの際や社内ので気軽なやりとりでは、以下を使うのもいいでしょう。
「下記の通り」を使うと失礼・不自然になるケース
基本的に、「下記の通り」という言葉には、使ってはいけないシーン、使うべきではないシーンなどはありません。ただし、「下記の通りです」と書いているのに下に詳細が書かれていない場合や、「下記の通りです」とわざわざ書く必要がないほど内容が少ない場合は、使わない方が無難。
また、先述のように社内の連絡やチャットツールでのやり取りでは「下記の通り」は少し堅苦しく感じられることがあるので、「〜のご連絡です」「は〜以下です」のようなシンプルな表現でも十分自然なやり取りになります。
縦書き文書はどうする?
「下記の通り」は横書きの文書を前提にし、前半に挨拶文や前文、後半に詳細を書くスタイルのための表現。縦書きの文書にも「下記」と使うのは間違いです。
縦書きの文書では「下記」の代わりに「左記」を使うのが正解。縦書きでは文章が右から左へ流れるため、続きの内容は左側に来ます。そのため「左記の通り」「左記をご参照ください」という表現が適切です。
招待状・式次第・賞状など、縦書きが一般的な文書を作成する場面では、うっかり「下記」と書いてしまわないよう注意しましょう。
「下記の通り」の言い換え表現

場面に合わせて言い換えを使いこなすと、文章や案内の印象がぐっと変わります。
やわらかく伝えたい場合
「下記の通り」より柔らかく親しみやすいので、社内のやり取り、チャットツールで使いやすい表現です。
・以下の通りです
・次の通りです
・内容はこちらです
シンプルに済ませたい場合
内容だけをシンプルに伝えたいときの、「下記の通り」よりも自然な表現です。相手との関係性が近い場合や、繰り返しのやり取りではこちらのほうが読みやすくなります。
・以下、詳細をご確認ください
・以下、変更点をご共有します
情報を整理して伝えたいときほど、「下記の通り」が力を発揮する
「下記の通り」はフォーマル感が強いので、覚えておくと便利。ただし、短い内容やカジュアルな文面、社内や日常的なやり取りでは少し堅すぎることもあるので、場面や相手に合わせて上手に使い分けましょう。
TOP画像/(c) Adobe Stock
コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。



