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2026.07.12

返信メールでよく見る「頂いたメールで恐縮ですが」とは?意味や使い方をわかりやすく解説

返信メールに、「頂いたメールで恐縮ですが」という一文を見かけたことはありませんか?「ぜひ自分も是非使ってみたい!けれど、自然に使うにはどうしたらいいのだろう……」と思うこともありますよね。今回は、普段何気なく送っている返信メールの精度を一段格上げする、「頂いたメールで恐縮ですが」の意味や使いこなすコツをご紹介します。

コマツマヨ

返信メールに、「頂いたメールで恐縮ですが」という一文を見かけたことはありませんか?「ぜひ自分も是非使ってみたい!けれど、自然に使うにはどうしたらいいのだろう……」と思うこともありますよね。今回は、普段何気なく送っている返信メールの精度を一段格上げする、「頂いたメールで恐縮ですが」の意味や使いこなすコツをご紹介します。

「頂いたメールで恐縮ですが」とはどういう意味?わかりやすく解説

「頂いたメールで恐縮ですが」という表現は、相手から届いたメールへの返信の際に、使用されることの多いクッション言葉です。

「頂いたメールで恐縮ですが」は、本題への返答とは別に、新しい依頼や質問を添えたいときに用いられます。「申し訳ありませんが」「恐れ入りますが」と近いニュアンスを持ち、相手への配慮を示しながら話題を切り出すための前置きとして機能します。

返信メールという文脈の中で使われる点が特徴で、最初から自分で送るメールの書き出しには使いません。

ビジネスメールには、1メール1案件という暗黙のルールがあります。単なるマナー以上に、同じメールで用件をいくつも入れることやタイトルと違う用件を入れることで混乱やミスを招くことを回避するためにあります。

「頂いたメールで恐縮ですが」を使う場面と例文

具体的にどのような場面で使われるのか、シーン別に確認しましょう。

返信メールで別の質問をするとき

基本的には、相手からの送られてきたメールに対する返信で、本題とは別の質問を添えたいときに使われます。

例)

・ご連絡いただきありがとうございます。頂いたメールで恐縮ですが、もう一点お伺いしたいことがございます。

・ご丁寧にありがとうございます。頂いたメールで恐縮ですが、添付資料についてご確認いただけますでしょうか。

まずお礼を伝えたうえで質問を添えると、唐突な印象を避けられます。質問が複数ある場合も、この一言を挟むことで読み手が心の準備をしやすくなります。

返信メールで追加の確認をするとき

本題と別の案件についてだけでなく、日程や内容について、改めて確認したい場合にも使われます。

例)

・頂いたメールで恐縮ですが、当日の集合時間について再度確認させてください。

・頂いたメールで恐縮ですが、念のため場所のご認識に相違がないか確認させてください。

返信メールの中で、すでに伝えられた内容に対して再確認をお願いする場面に向いています。一度確認した内容を改めて尋ねる際、何も前置きがないと「ちゃんと読んでいないのでは」と思われかねませんが、このクッション言葉を添えることで丁寧さが伝わります。

本題とは別件の相談をするとき

返信の流れの中で、まったく別の用件を相談したいときにも使われます。「別件で恐縮ですが」と似た使い方ができる表現です。

例)

・頂いたメールで恐縮ですが、別件でご相談したいことがございます。

・頂いたメールで恐縮ですが、来月の打ち合わせについてもご相談させてください。

返信メールという文脈の中で新しい話題を持ち出すクッションとして機能します。

ただし、本題とは全く違う内容について展開する場合、この後に続くやりとりで混乱しないように注意するか、途中でメールのタイトルを変更するなどしておくと安心です。

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(c)Adobe Stock

「頂いたメールで恐縮ですが」の言い換え表現

場面や相手に合わせて、以下の言い換え表現も活用できます。

・別件で恐縮ですが

返信メールに限らず、話題を切り替えるときに広く使える表現です。

・恐れ入りますが

シンプルで使いやすく、依頼や質問の前置きとして万能な表現です。

・お忙しいところ恐縮ですが

相手の忙しさへの配慮を強調したいときに向いています。

・ご連絡いただいた件とは別になりますが

「頂いたメールで恐縮ですが」をやや具体的に言い換えた表現です。

・差し支えなければ

柔らかい印象を与えたいときに使いやすい表現です。


「頂いたメールで恐縮ですが」を使うときの注意点

何度もメールを送り、相手に案件別に何度もメールを開いてもらうよりも、一度に済ました方がわかりやすくて親切ですよね。

でも、便利な表現である一方、使い方によっては違和感を与えることもあります。

毎回使うとくどく感じられる

短いメールのやり取りや、頻繁にメールを交換している相手に対して毎回使うと、回りくどく感じられることがあります。シンプルな確認程度であれば、クッション言葉を省いてもかまいません。1往復目では使い、2往復目以降は簡略化するなど、使うバランスに気を配ってみましょう。

本題より前に長く書きすぎない

本題の“ついでに”質問や意見を添えたい時に使う言葉なので、「頂いたメールで恐縮ですが」の後に長々と背景を説明すると、肝心の本題が埋もれてしまいます。

簡潔にとどめ、本題はその後すぐに伝えるのが基本です。一文の中で完結させるくらいの感覚が、読み手にとっても読みやすい長さです。

社内メールではやや丁寧すぎることもある

「頂いたメールで恐縮ですが」はやや丁寧な表現のため、社内の親しい間柄でのやり取りでは硬すぎる印象を与えることも。

相手との関係性に応じて、もう少しカジュアルな言い回しに調整するのも一つの方法です。社内であれば、「ちなみに」「ついでにですが」のような軽い表現に置き換えるだけで、距離感に合った文章になります。

「頂いたメールで恐縮ですが」と「別件で恐縮ですが」の違い

「頂いたメールで恐縮ですが」は、相手からのメールへの返信の中で使う表現で、すでに届いているメールを受けての話題転換に使われます。一方「別件で恐縮ですが」は、返信に限らず、自分から新しい話題を切り出すときに広く使える表現です。

「頂いたメールで恐縮ですが」は、あくまで本文の追加や補足の情報を伝えたい時、「別件で恐縮ですが」はそれまでの内容とは全く違った件について話したい際に使い分けるといいでしょう。

「頂いたメールで恐縮ですが」は、返信に一言添える配慮の言葉

「頂いたメールで恐縮ですが」は、返信メールの中で新しい話題を切り出すときに使える便利なクッション言葉です。使いすぎると回りくどくなるため、本題が長くなりすぎないよう簡潔に使うのがポイント。

相手との関係性や場面に応じて、言い換え表現も使い分けながら、丁寧で読みやすいメールを書いてみてくださいね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。

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