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失恋後にSNSがつらくなるのには、理由がある
「SNSは、見なければいい」と言われても、簡単にやめられない人は多いもの。
失恋するとSNSが苦しくなる理由は、相手の近況が見えてしまう点にあります。
SNSが発達する前の失恋では連絡が途絶えると自然に距離ができたものの、現代ではSNSのせいで相手の存在が目に入りやすい環境。これは、別れても「完全に目の前からいなくならない」状況に似ています。
つまり、終わったはずの恋愛なのに、感覚的に完全には終わっていない錯覚にも陥りやすいのです。
♦︎自分と比較しやすいことも理由のひとつ
また、失恋後に元恋人のSNSを見ると「私と違って、彼は楽しそうだな」「もう立ち直っているんだな」「新しい恋人ができたっぽいな」などと考えてしまい、相手は幸せで自分だけが不幸な錯覚にも陥りがちです。
SNSは現実の一部しか映していないのですが、断片的な情報だけを得るために、自分と相手を比較して勝手な物語を想像してしまいやすいのです。
みんなが失恋後にやりがち! NGすぎるSNS行動

失恋直後は、普段ならしない行動を取ってしまいがちに。
Oggi世代がやりがちだけれど、避けたほうがいい行動をまとめました。
♦︎NG行動:元恋人のアカウントを何度も見に行く
一日に何度も元恋人の画面を開いてしまい、見てもスッキリせずむしろモヤモヤが募る… という展開は、多くの人が経験するもの。
見たからといって気持ちが整理できるわけはなく、新しい投稿がないと気になる、逆に投稿があれば落ち込む… という悪循環にも入りがちです。
いずれにしても自分が苦しくなるだけなのに、つい見てしまう人も少なくありません。
♦︎NG行動:意味深な投稿をする
「もう疲れちゃった」「人生っていろいろあるよね」など、相手に気づいてもらいたい気持ちから意味深な投稿をする人も。
しかし実際には相手は気づいていないことが多く、むしろまったく無関係の人が投稿を見て引いていたり心配したりする実態があります。
また、意味深な投稿は本人もあとから見返して恥ずかしくなるケースも多いようです。
♦︎NG行動:相手のフォロー欄を調べる
元恋人の行動が気になって、ついフォロー欄をチェックし「誰これ?」「前からいた?」「新しく出会った人?」などと、調べてしまう場合も。
精神的ダメージが大きくなるだけなのですが、気になってついやってしまう人も少なくありません。
しかし調べたところで、真実はわからないもの。想像から不安が膨らみ、かえってモヤモヤが大きくなってしまいます。
【アラサーの体験談】失恋後に彼のSNSを見続けるとどうなるの?

筆者の後輩女性(32歳)は、大きな失恋をしたあとに「ダメ」と思いつつも、彼のSNSを見続けていました。
当時の話を、詳しく聞いてみましょう。
「結婚も視野に入れていた彼と別れたとき『友だちとして繋がっていたい』と、そのままSNSをフォローし続けていました。
けれど少し経つと、彼が友人たちと飲みに行った写真を頻繁に投稿しているのが気になるようになっちゃって。
写真を見たときに、彼はもう私のことは忘れて楽しんでいるんだな… って思ったらすごく悲しくなりました。
つらいのは自分だけだと思ったら情けなかったし、飲み会の写真に写っている女性に嫉妬もしました。
しかもそのあとも、やめればいいのに彼のSNSをさらに頻繁にチェックするようになってしまって…。
ついに仕事中にも、彼のSNSが気になって仕方のない状況になってしまったんです。
同僚から『最近おかしくない?』『何かあったの?』って指摘をされて、マズイなと目が覚めました」
仕事にも支障が出始めていたため、対策として彼の投稿を慌ててミュートしたとのこと。
「見えなくなるとだんだんと気にならなくなって、そこから徐々に普段の自分を取り戻せました」と話していました。
このケースは失恋後に元恋人のSNSを見続けると、日常生活にも影響が出やすい典型例かもしれません。
失恋後のSNSは消すべき? フォロー解除するべき? 判断基準

失恋後のSNSの扱いについては、多くの人が悩むところ。
結論をいえば、正解はひとつではありません。
ただし判断をすべき基準はあるので、順に解説しましょう。
♦︎フォロー解除をしたほうがいいタイプ
もしも、相手のSNSを毎日見てしまって、見たあとには落ち込んでいるならば、フォロー解除がおすすめです。
今の状況は相手の行動を監視している状況に近く、投稿によって気分まで大きく左右されかねません。
まだ心が回復途中にある段階ですので、フォローを解除してデジタル面でも距離を置きましょう。
♦︎ミュートが向いているタイプ
職場や取引先の関係もあって、相手とのつながりを完全に切るのが難しいならばミュートも有効です。
相手に気づかれにくく衝動的にチェックする機会を減らせるのが大きなメリットで、必要以上に関係を壊さずに済みます。
共通のコミュニティが職場など社会的に重要な関係であるほどブロックやフォロー解除は角が立ちやすいため、ミュート機能を上手に使ってみて。
失恋後のSNSとの付き合い方|5つのポイント

失恋後のSNSと上手に付き合っていくには、意識したいポイントもあります。
SNSを完全にやめなくても、使い方を変えるだけで心の負担も変わってきます♡
5つのポイントにまとめました。
♦︎ポイント1:元恋人を詮索しないマイルールを
「今日は見ない」ではなく「検索をしない」「プロフィール画面を開かない」などをマイルールに。距離を置きやすい環境を自分でつくっていきましょう◎。
♦︎ポイント2:SNSの時間を減らす
元恋人の投稿だけでなく、SNSそのものに費やす時間を減らしてみて。
失恋後は、関連する情報に触れるだけでも気持ちが引っ張られてしまいがちですので、不意打ちで関連情報を得る可能性が高いものからは距離を置きましょう。
♦︎ポイント3:充実アピールは不要
失恋後には、元恋人への当てつけで充実しているアピール投稿をしたくなる心理も働きがち。
けれど、無理な投稿は疲れるだけです。
本心から楽しいと思える時間を増やすほうが、結果として早く回復します◎。
♦︎ポイント4:「新しい情報」に意識的に触れる
失恋をすると、頭の中が元恋人中心になりやすいもの。
だからこそ、意識的に新しい情報に触れていきましょう。
新しい趣味や読書、運動やこれまでとは異なる人との交流を増やして、元恋人以外の情報量を増やしてみて。
♦︎ポイント5:無理に元気に見せようとしない
ショックを受けて悲しいときに、無理をしてまで明るく振る舞う必要はありません。
まわりのために感情をつくってしまうと心の負担が大きくなってしまいますから、悲しい気持ちを必要以上に封じ込めない心掛けも大切です。
失恋後のSNS|気になるモヤモヤに専門家がアンサー

Oggi世代が失恋後のSNSに抱きがちなモヤモヤをピック!
専門家がワンポイントで回答します。
♦︎Q1. 失恋後に元恋人のSNSを見るのは未練ですか?
A1. 必ずしも未練とは限りません。
今まで当たり前にあった関係が終わると、状況を確認したくなっても不思議ではありません。
ただし見たあとに落ち込んでしまうなら、心の回復のために距離を置いて。
♦︎Q2. 元恋人が楽しそうにしていると苦しいのですが…。
A2. 見えているのは切り取られた「瞬間」です。
SNSで見えるのは、切り取られた瞬間にすぎません。
24時間すべての時間が投稿されているわけではないので、楽しそうな部分だけが見えている可能性があります。
気にしないようにしましょ♡
♦︎Q3. 失恋後はSNS断ちをするべきですか?
A3. ケースバイケースです。
SNS断ちが効果的な場合もあるけれど、ケースバイケース。
目安として、SNSを見るたびに気分が落ちるならば一時的に断ってみるのも◎。
失恋後のSNSは感情が動きやすいので要注意!
失恋をしたときに大事なのは、相手の近況を知ることではなく、自分の心を回復させる環境を整えることです。
どうしても失恋したあとのSNSは感情が刺激されやすいために、自分の状況を見極めながら距離を判断していきましょう。
もしもSNSを見るたびにつらくなるような気がしているなら、距離を置くことを最優先にしてみてくださいね。
TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。



