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2026.05.14

「次第です」とは?意味や使い方を解説|使い方や例文・言い換えも紹介

ビジネスシーンで、経緯や理由を説明するとき。「~という理由です」「~というわけです」とそのまま伝えると直接的すぎないか、もう少し丁寧な表現はないか、と迷うことはありませんか。そこで使えるのが「次第です」という表現。
今回は「次第です」の正確な意味と、迷わず使える具体的な例文、場面に応じた言い換え表現を整理します。

コマツマヨ

「次第です」とは?意味をわかりやすく解説

「次第です」はことの次第や理由を説明する表現です。ビジネスや改まった場面で使われることが多く、理由や経緯を説明するときに文章の最後に置きます。

相手に事情を説明したいとき、ただ結果だけを伝えるのではなく、背景を含めて丁寧に伝える表現として重宝されます。感情を交えず事実を淡々と、かつ礼儀正しく説明したい場面に適した言葉です。

ビジレスライクな関係に使う表現なので、仲の良い同僚や後輩に使うと硬い印象を与えるかも。事実だけを明確に説明したい時や、取引先、上司など目上の人に対して使うのがベスト。

「~した次第です」の意味

パソコン作業する女性
(c)Adobe Stock

「次第です」の前に動詞の過去形をつなげた形も、ビジネスメールで頻繁に使われます。「~した理由です」「~という事情があって、こう行動しました」というニュアンスです。

たとえば「担当者が不在だったため、私が代理で対応した次第です」のように、自分の行動の正当性や理由を角を立てずに説明したいとき。なぜその対応をとったのか、事実ベースで簡潔に示せるため、引き継ぎや事後報告のメールでよく使われます。

また、「~という理由で、このたびご連絡させていただいた次第です」のように、メールの書き出しで使う場合は、続く本文で理由や背景をしっかり説明することが前提となります。

ビジネスでの「次第です」の使い方

「次第です」が特に活躍するのが、ビジネスの場面です。連絡・報告・依頼など、シーンごとの使い方を見てみましょう。

連絡・報告のとき

・このような理由からご連絡した次第です

・以上の理由により辞退する次第です

「次第です」は、具体的な理由を述べたあとに、結びの言葉として使うのが基本です。

理由と結論がセットになっているため、読み手も状況をスムーズに理解できる上、相手の時間を奪わず、疑問やストレスを抱かせない論理的な構成を作れるのが特徴です。

単に「報告します」と言うよりも、背景に何らかの事情があることを柔らかく示せます。特に、イレギュラーな事態が発生したときの第一報など、急ぎつつも丁寧さを欠きたくない場面で重宝する表現です。

理由を説明するとき

・やむを得ず延期する次第です

・このような判断に至った次第です

相手にとって残念な知らせや、断りを入れる場面でも役立ちます。決定事項だけを突きつけるのではなく、そこに至るまでのプロセスがあったことを言い訳がましくなく締めることができます。要望に応えられない場合でも、「~次第です」と丁寧に説明をする姿勢を示せば、相手の不快感を和らげることができます。

依頼・お願いをするとき

・ご検討いただきたく、ご連絡した次第です

・ご協力をお願いしたく、ご連絡申し上げた次第です

自分から何かをお願いする場面でも「次第です」は活躍します。依頼そのものを前面に出すのではなく、「こういう事情があってお願いしている」という背景を先に示すことで一方的な要求ではなく、相手が受け取りやすくなります。

「次第です」の言い換え表現

同じ表現が続くと文章が単調になるため、文脈に合わせて言い換える工夫も大切です。

・~という理由です

・~という事情です

・このような経緯です

・~ということになりました

よりシンプルに伝えたいときは「~という理由です」「そのためです」で十分です。少し柔らかくしたい場合や、複雑な背景があることを示したい場合は「~という事情です」「このような経緯です」を選ぶと、相手に寄り添うトーンを作れます。「~ということになりました」は、より説明的なので、相手に伝えようという意識が感じられます。

前後の文章のリズムを見ながら、一番しっくりくるものを選んでみてくださいね。

ビジネス以外でも使える?

pcを見る女性
(c)Adobe Stock

「次第です」は丁寧で便利な言葉ですが、プライベートに使うには少し硬苦しい印象です。友人や知人、親戚など親しい間柄で使うのは不向き。

私生活では「こういう理由があってね」「こんな事情なんだ」など、自然な言葉で伝える方が温かいコミュニケーションを築けます。

ビジネスシーンで使いやすい説明表現を身につけよう

「次第です」は、ビジネスシーンで理由や経緯を丁寧に伝えるための優れた表現です。ビジネスシーンでは、理由や経緯を説明するシーンが非常の多いため、事実を論理的に説明し、かつ相手への敬意を忘れずに伝える表現をたくさん知っておくと、ボキャブラリーや表現のバリエーションが増えます。

使いすぎると堅苦しくなるため、言い換え表現とうまく組み合わせることで、より表現力がアップします。相手の状況を想像し、一番伝わりやすい言葉を選ぶとよいですね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。

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