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恋人から友達に戻りたいと思う理由って?
恋愛感情は、永遠ではないもの。
お付き合いが長くなると「ドキドキ」よりも「安心」が上回るので、恋愛というより家族に近い感覚になることもあります。
ただし、それが「恋人関係としての終わり」なのか、それとも「形を変えた愛情」なのかは見極めが必要です。
一方で、Oggi世代には結婚・仕事・住まいなどの現実的なテーマが避けられないものに。
そのため結婚願望の有無や子どもについての考え、お金や働き方の価値観などが合わないと、一緒に未来を築くのが難しいと感じるのも自然な流れです。
「好きなはずなのに友達に戻りたい」となるのは、こんな背景が関係しています。
結論を知りたい! 友達に戻るのはアリ or ナシ?

結論を先にいってしまえば、友達に戻ること自体は可能です。
けれど、成功率はそこまで高くない実態もあります。
一度でも恋人になった関係では、どちらかに未練が残りやすいことや、関係の境界が曖昧になってしまうことなどから、理想とする友人関係には戻りにくい傾向があるのです。
そのため、友達に戻るならば成功 or 失敗の可能性を、ある程度は見極めてから行動に移したいところです。
恋人から友達に戻りたい! 成功 or 失敗パターンの特徴

ここで、成功 or 失敗のそれぞれのパターンにおける特徴を挙げていきましょう。
♦︎成功しやすいパターン
まずは、成功しやすいパターンから。
特徴を箇条書きにしてみましょう。
・お互いに恋愛感情は完全に冷めている
・別れの理由が明確で双方が納得している
・依存関係がない
・物理的にも心理的にも距離をおける
これらの条件が揃っているほど、恋人だった関係から良い友人関係へと移行しやすい傾向にあります。
♦︎失敗しやすいパターン
では、反対に失敗しやすいパターンとは?
同じように特徴を挙げてみます。
・どちらかに未練がある
・寂しさを埋める目的でつながろうとしている
・曖昧なまま男女の関係を続けてしまう
このような傾向は「とりあえず友達に戻ろう」といった終わり方をするカップルに多いもの。
どちらかあるいは双方に感情の整理ができていない状態だと、恋人関係を解消すると同時に不健全な関係が始まってしまいがちです。
「恋人から友達に戻る」後悔しないための判断基準を知って!

感情だけで決めてしまうと、あとから後悔しやすいのも確か。
冷静に自分の気持ちを見極めるためのチェックポイントをまとめました。
♦︎チェック1:「恋人に戻りたい可能性」はない?
少しでも「やっぱり付き合いたいかも」「恋人のままのほうがいいのかも」といった気持ちがあるなら、今の時点で友達に戻るのはおすすめしません。
中途半端な距離は期待と失望を繰り返す原因にもなってしまいますので、今はまだ友達に戻るべき時期ではないと判断して。
♦︎チェック2:その人が他の人と付き合っても平気?
これは、かなり本質に迫る質問。
今の恋人が、他の人と付き合ったと想像したときに「それは無理」と思うなら、まだ恋人としての感情が残っています。
ここで無理に友達に戻ると、心がザワザワする原因をつくることに。
♦︎チェック3:一緒にいる理由が「情」だけになっていない?
長く一緒にいた恋人に抱きがちな感情のひとつが「情」です。
別れるのが怖い、ひとりになるのが寂しいなどの気持ちもあるかもしれませんが、これらは「愛」ではなく「情」といえるもの。
もしも完全に「情」だけで「愛はない」と感じるなら、友達に戻る決断をしてもよさそうです。
【NG or OK 例文あり】友達に戻りたいときの彼氏への伝え方

「友達に戻る」と決めたあとに、頭を悩ませがちなのが伝え方です。
言い方ひとつで相手を深く傷つけることもあれば誠実に関係を終えることもできますので、上手な伝え方を心得ておきましょう。
♦︎上手な伝え方は… 相手を否定せずに伝えるのがポイント!
相手にとっては「友達に戻りたい」と告げられることが、大きなショックになる可能性もあります。
そのため、相手を否定せずに伝えるのが何よりも大切。
さらに、誤解を招かないように曖昧な言い方は避けましょう。
具体的な例文でチェック!
NG例:「嫌いじゃないんだけど…。なんとなく友達に戻りたくて…」
OK例:「大切な存在だけど、恋人としての関係は違うって感じちゃった」
NG例は、曖昧なので伝えられた側も戸惑いがちに。一方のOK例は、素直な気持ちを相手を尊重しつつはっきりと伝えています。
誠意をもって伝えたあとは、すぐに友達に戻るよう焦らないことも大事です。
一度、しっかりと距離をおく期間をとって、お互いに感情を整理しましょう。
【成功体験♡】今ではお互いに別のパートナーがいても良い友人関係に

ところで、筆者の知人には実際に恋人から友達に戻って、何年にもわたって良い関係をキープしている男女がいます。
30代前半のときに2年間付き合った恋人と友達に戻った女性(アパレル関係/37歳)に、当時の話を聞いてみました。
「友達に戻りたいって切り出したのは私だったけれど、彼も漠然と考えてはいたみたいです。
でも、別れても週に1回は会っていたし、最初はお互いに寂しさを埋める感じもあったかもしれませんが、なんとなくギクシャクしちゃって。
そのあとに半年くらい自然と会わない期間が続いたあとに、急に彼から連絡がきて再会することに。
そうしたら以前のようなギクシャクした雰囲気もなくて、お互いに完全に“友達として”接することができました。
今はお互いに別のパートナーと暮らしていて、その元カレとは良い距離感で友人関係が続いています」
このパターンでは自然と冷却期間が生まれ、お互いに未練がゼロになった状態で再会できたことが良いリセットになったのかもしれません。
恋人から友達に戻るメリット・デメリットを整理

感情だけで判断しないためにも、現実的なメリット・デメリットを整理しておきましょう。
自分にとって、より納得感のある判断がしやすくなります。
♦︎恋人から友達に戻るメリット
まずはメリットから。
・人としてのご縁が残る
・別れた直後の孤独感が減る
・お互いを理解している安心感がある
恋人関係は終わったとしても、人として相性が良い場合には恋愛という形にこだわらない関係が築けるメリットも。
また、別れた直後に限っていえば、急にひとりになる感覚が和らぐのも確かです。
将来的には、気を使わずに話せる相手として、お互いがよき理解者になりやすいのもメリットでしょう。
♦︎恋人から友達に戻るデメリット
一方で、デメリットもあります。
・未練が残りやすい or 新たな未練が湧きやすい
・新しい恋愛の邪魔になりやすい
・関係が曖昧になりやすい
恋人関係を終わらせたとしても、接点がある以上は未練が湧いてくることも。嫌いで別れたわけじゃない相手にほど、あとからじわじわと未練が出てくる話も珍しくありません。
また、第三者から見ると「恋人から友達」は理解されにくい関係なのも事実。新しい相手から見て、不信感を抱かれるリスクもあります。
さらには「友達」といいながらも体の関係だけは続いてしまうパターンもあり、これは明らかに不健全な関係です。
恋人から友達に戻りたい… 気になる疑問に専門家がアンサー♡

恋人から友達に戻りたいと考えているときに、Oggi世代が気になりがちな疑問に専門家が回答しましょう。
モヤモヤは、ここで解決♡
♦︎Q1. 友達に戻ったあと復縁することはある?
A1. 可能性としては、あります。
友達に戻ったあとに「やっぱり恋人関係に戻ろう」と復縁するパターンもあります。
けれど、何度も友達になったり恋人になったりを繰り返す関係は不健全ですので、おすすめできません。
♦︎Q2. 相手が友達に戻るのを拒否したら?
A2. 無理に関係を続けないようにして。
もしも友達に戻りたいと伝えて相手から拒否をされたなら、無理に友人関係を続けないようにして。
相手の気持ちを尊重することも大切です。
♦︎Q3. 友達に戻るのは、相手にとって失礼なこと?
A3. 伝え方次第です。
「友達に戻りたい」は、伝え方によって相手の受け止め方も変わります。
伝えるときには、誠実に。
すでに気持ちが冷めているのに曖昧に引き延ばすほうが、むしろ相手を傷つけることもあります。
恋人から友達に戻りたいときに大切なのは納得して決めること
恋人から友達に戻ることは逃げではありませんし、むしろ曖昧な関係を続けるよりも誠実な選択です。
けれど、選択には覚悟も必要。
本当に恋人でなくていいのか、今の彼を手放しても後悔しないのかといった点をしっかり考えたうえで決断していきましょう。
大切なのは、感情に流されるのではなく納得して決めることです。
TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。



