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「甘えたい男」とは? 単なる“弱い男”ではないの?
甘える男性が頼りないと判断するのは、ちょっと待って。
「甘えたい欲求」には、健全なものと危ういものがあります。後者の場合には距離を置くのが賢明ですが、前者であればパートナーとして上手に支えてあげられるとベター。
実は男性の「甘えたい」には安心したい思いが隠れていることが多く、「弱さ」といったネガティブな背景だけでなく信頼や安心感につながるポジティブな意味ももっています。
アラサー以降の男性は、仕事やプライベートでプレッシャーが強まる年代。その反動として「好きな女性の前では気を抜きたい」と思う人も少なくないのです。
「弱さ」ではなく信頼や安心の証としての「甘えたい」であれば、受け入れてもいいと考える女性は少なくないのではないでしょうか。
「甘えたい男」のタイプ別特徴って?

「甘えたい男」について、もう少し掘り下げていきましょう。
ひと口に「甘えたい男」といっても、その質には大きな違いがあります。
タイプ別の特徴を知っておくと、健全な甘えなのか要注意な甘えなのかを見極めるヒントにも役立ちます◎。
♦︎【健全型】癒やしを求めているタイプ
普段は自立をしていて、たまに弱音を吐く程度ならば、基本的には「健全」です。
このタイプは「甘えたい」といっても甘えすぎることはないのが特徴で、基本的には自分のことは自分で立て直せるため、一時的な癒しを求めてパートナーや好きな女性に甘えるのを好みます。
♦︎【中間型(要注意)】承認欲求が強いタイプ
褒められたい欲が強く、機嫌次第で周囲への対応が変わるタイプは要注意です。
このタイプの「甘えたい」は単純に自分の承認欲求を満たしたいだけであることも多く、「俺のことを好きなら、甘えさせて?」といった思考をもっている場合も。
一緒にいると疲れるタイプではありますが危険とまでは言い切れないので、上手にコントロールできれば付き合っていくこともできるでしょう。
♦︎【要注意】依存型タイプ
常に構ってほしい欲があって、不安を身近な人にぶつけるタイプの「甘えたい」は要注意です。
自分で自分の感情を処理できず常に誰かに頼りたがり、関係が一方通行になりがち。
「甘えたい」がサポートの要求であったり自分のイライラをなだめるためだけであったりと、自己中心的な発想が際立ちます。
このタイプはパートナーの状況にはお構いなしで、“自分がどうしたいか”だけで甘えたがるので、一緒にいると消耗させられる典型です。
表裏一体!?「甘えたい男」のメリット・デメリットをチェック♡

甘えたい男性をパートナーに選ぶことには、メリットもあればデメリットもあります。
甘えたい男性にありがちな傾向を、メリットとデメリットの視点で細かく解説します。
♦︎メリットでありデメリット1:心を開いてくれるところ
甘えたい男性は、心を開いてくれるタイプが一般的。
本音を見せてくれるのは信頼関係の証でもあるので、パートナーとの距離が縮まりやすく、その意味ではメリットです。
しかし一方で、感情を出しすぎる男性だと受け止める女性側の負担が大きくなることから、ストレスや苛立ちを招きやすくなる傾向も。
適度な甘えであればふたりの関係にプラスですが、過剰になるとマイナスに作用しがちです。
♦︎メリットでありデメリット2:感情表現が豊か
甘えたがる男性には、感情表現が豊かなタイプも目立ちます。
愛情を態度や言葉で示すので女性側は不安になりにくく、安心感のある関わり方ができるのはメリットと言えるでしょう。
一方で、不安や不満もストレートに出してくるので、予期せぬ喧嘩や不協和音が生まれやすい面も。
距離感によっては愛情だけでなくストレスも感じやすい環境になるため、パートナーである女性が疲れてしまうケースも少なくありません。
♦︎メリットでありデメリット3:必要とされていると感じやすい
甘える男性のパートナーは、自分のことを必要とされていると感じやすいのも傾向です。
求められている実感は恋愛の満足度を上げるという点では、大きなメリット。
しかし他方で、求められるばかりの関係が続くほどに支える側には負担感が蓄積されますので、関係性が歪みやすいのはデメリットです。
少しならば嬉しくても、頻度が高まるほどに互いの役割が固定されてしまいがちです。
甘えたい男性のトリセツ! 正しい向き合い方とは

甘えたい男性との関係では、すべてを受け止めるのではなく一線を引きながら距離感を保つ心がけが必要です。
正しい向き合い方を解説します。
♦︎甘えてきたら「受け入れる範囲」を決めておく
甘えたいパートナーに対して、全部を受け止めるのはNG。
すべてを受け止めることが信頼ではありませんし、受け止める範囲が広いほど、男性からの要求がエスカレートしがちです。
そのため「どこまでなら許せるのか」「どこからはダメなのか」をあらかじめ考え、その範囲内で甘えさせるのがベスト。大切なのは、パートナーの要望を聞くのではなく自分自身で「どこまで受け止めるのか」を決めておくことです。
余裕があるときには受け止められる範囲を広げ、しんどいときには無理をしないなど臨機応変な対応も◎。
♦︎ふたりの関係性において役割を固定しない
ふたりの関係性において、彼が甘える人で彼女が支える人といった固定した関係になるのは避けるべき。
役割が固定してしまうと、関係性が偏ってしまいます。
大切なのは、どちらも弱さを見せられる関係を築いておくこと。
どちらかが疲れているときや頼りたいときには、対等に相手を頼れる状態をキープしましょう。
♦︎違和感があるならスルーしない
甘えられているときに、少しでも違和感があるならスルーしないことも大切です。
「ちょっと重いな」「今日はしんどいな」や「なんで私ばっかり?」などの小さな違和感は、積み重なると無理を重ねることに。
我慢して続ける恋愛ではなく、お互いが居心地の良い関係を築いていくためにも、違和感に気づいたら関係を微調整するよう意識してみて。
違和感があるということは、関係性に歪みが生まれているサインでもあります。
「甘えたい男」に依存されるのは絶対に避けて!
お互いが納得したうえで、甘えたり甘えられたりする関係は健全ですが、彼ばかりが彼女に対して甘えすぎる関係は、女性にとって負担が増しがちなために避けたいもの。
自分の話ばかりの男性や、不安を感情のままにぶつけてくる男性、彼女の状況を気遣わない男性などは「甘えたい」だけでなく、彼女への依存を強める傾向も見受けられます。
健全な甘えではないかもしれないと感じたら、依存される関係にならないよう気をつけていきましょう。
TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。



