「ポム・ダダン アフタヌーンティー〝日本茶の香りと苺の彩(いろどり)〟」
日本茶と苺が主役のアフタヌーンティーに注目! 丸ノ内ホテル8Fのフレンチレストラン「ポム・ダダン」で開催中の「ポム・ダダン アフタヌーンティー〝日本茶の香りと苺の彩(いろどり)〟」を紹介します。

注目は、京都の老舗日本茶専門店「一保堂茶舗」。1717年創業の「一保堂茶舗」は、日本茶の世界で長く愛され続けてきた名店。抹茶、煎茶、ほうじ茶、それぞれの個性を引き出す確かなお茶づくりで知られ、その味わいには、華やかさだけではない奥行きがあります。
今回のアフタヌーンティーでは、そんな「一保堂茶舗」の茶葉を主役に据えながら、春らしい苺の彩りをフレンチと掛け合わせることで、可憐さと上質さを兼ね備えた内容に仕上げられています。
このアフタヌーンティーの魅力は、日本茶が単なる〝フレーバー〟として使われているのではなく、それぞれにしっかり存在感を放っているところ! ホテルのアフタヌーンティーというと、ビジュアルの華やかさやスイーツの可愛らしさに目が向きがちですが、今回はそこに「一保堂茶舗」の茶葉がもたらす香り、旨み、余韻が加わることで、印象がぐっと深まります。苺を楽しみながら、日本茶そのものの魅力も味わうことができます。

気になるアフタヌーンティー、その内容は?
アミューズとして最初に提供されるのは、「抹茶テリーヌのキャラメリゼ 玉露とともに」。抹茶を贅沢に使ったテリーヌにホワイトチョコレートを合わせ、なめらかな口どけと濃密なコクを引き出したひと品。表面をキャラメリゼすることで香ばしさを添え、抹茶のほろ苦さや深みがより立体的に感じられます。そこに合わせるのが玉露というのも、この企画の完成度の高さを物語ります。旨みと甘みの豊かな玉露は、抹茶の余韻を包み込むように寄り添い、一品目から「一保堂茶舗」の魅力をしっかり印象づけます。

スイーツにも「一保堂茶舗」の茶葉の個性が丁寧に落とし込まれています。(写真は二人分)
「ほうじ茶と苺のクレームブリュレ」は、表面を香ばしく焼き上げることで、ほうじ茶の焙煎香と苺のやわらかな酸味が引き立つ仕上がりに。「煎茶の生チョコ」は、煎茶の繊細な旨みを感じるなめらかなガナッシュに、ナッツのような風味が重なり、ひと口で印象に残る味わいです。
さらに、煎茶が香る上品な甘さの「煎茶と苺のパウンドケーキ」、サクサクタルトが食感のアクセントになったなめらか「煎茶ムースと苺のチョコレートタルト」、ほうじ茶の香ばしさとしっとり食感が甘酸っぱい苺と好相性な「ほうじ茶と苺のロールケーキ」、マンゴーとほうじ茶の新鮮な組み合わせが爽やかな「ほうじ茶のマカロン マンゴーチャツネ」といった「一保堂茶舗」の日本茶の魅力がギュッと詰まった多彩なラインナップが揃うのも魅力!
日本茶というと抹茶に注目が集まりやすいなかで、煎茶やほうじ茶をきちんと主役にしているところに「一保堂茶舗」らしい魅力があります。茶葉ごとの「香り」や「余韻」の違いを苺の軽やかな甘酸っぱさとともに楽しめるため、最後まで単調にならず食べ進めるほどにお茶の世界が広がっていきます。
スイーツだけじゃない、多彩なセイボリーも魅力♡

セイボリーもまた、今回のテーマを美しく支える存在に。(写真は二人分)
もちもち食感の「苺と煎茶のクリームパン」、旬を感じる食材を使用した「新玉ねぎのババロアと生ハム 苺とともに」といった、春らしい軽やかさを感じる品に加え「パテ・ド・カンパーニュ サラダ添え 苺のヴィネグレット」や、しっとり柔らかな「ハチミツとオレンジ香る 合鴨のラケ」といった、フレンチのお店らしいしっかり食べごたえのあるメニューも魅力的!
甘い、しょっぱい、香ばしい、爽やかといった味のリズムが心地よく、ホテルアフタヌーンティーにありがちな〝甘さの連続〟にならないのも好印象です。
ボリュームのある2種のスコーンもまた美味!

苺の酸味が塩味や肉の旨みを引き締め、日本茶の香りが全体をすっきりとまとめてくれるため、構成としての完成度も高く感じられます。上品な甘さのプレーンとチョコチップのスコーンも、大きめでしっかりと食べ応えがあります♡
「一保堂茶舗」の美味しいお茶もたっぷりと楽しんで!
ドリンクはカフェフリーの120分制。「一保堂茶舗」セレクトとして「くきほうじ茶」「玄米茶」「和紅茶」が、用意されているのもうれしいポイントです。
スイーツやセイボリーの中に日本茶が使われているだけでなく、実際にお茶そのものをゆっくり味わえることで、一保堂茶舗の魅力がより鮮明に伝わってきます。料理に寄り添うお茶としての完成度、香りの美しさ、飲み口の心地よさまで含めて楽しめるため、単なるメニュー以上の満足感が。コーヒー、紅茶、ハーブティーも揃っていますが、せっかくの機会なのでやはり「一保堂茶舗」の茶葉を中心に味わうのがおすすめです。
そして見逃せないのが、その価格設定! 料金は平日6,000円、土・日・祝日でも6,500円。ホテルのアフタヌーンティーとして考えると、かなり魅力的な価格帯です。
「一保堂茶舗」という特別感、茶葉を活かした丁寧なメニュー構成、カフェフリー120分制、さらに東京駅丸の内北口の目の前というアクセスのよさまで含めると、この内容でこの価格はかなりお手頃!
ホテルのアフタヌーンティーに惹かれつつも、価格が少しハードルになっていた人にとっても、選びやすいアフタヌーンティーといえそうです。

さらに、追加料金1,000円で楽しめるミニデザート「ほうじ茶プリンと苺のコンフィチュール 煎茶エスプーマのパフェ」にも注目! ほうじ茶の香ばしさ、煎茶の爽やかな余韻、苺の果実感が層ごとに重なり「一保堂茶舗」の日本茶の味わいをもう一歩深く堪能できる一品です。せっかくこのアフタヌーンティーを味わうなら、最後のひと口まで日本茶の世界に浸りたくなります。
「一保堂茶舗」という確かな存在感を持つ老舗の茶葉を使い、その魅力を抹茶、煎茶、ほうじ茶それぞれの個性として表現した今回の丸ノ内ホテルのアフタヌーンティー。春の東京で、少し特別なティータイムを楽しみたいときにおすすめです!
【概要】
ポム・ダダン アフタヌーンティー
「日本茶の香りと苺の彩(いろどり)」
期間:開催中~2026年4月26日(日)
時間:14:00~17:30(L.O.15:30)
店舗:8F フレンチレストラン「ポム・ダダン」
料金:1名様 平日 6,000 円/土・日・祝日 6,500 円
※ミニデザート/追加料金1,000 円
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大雄寺幹子
女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。
職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。
以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)
365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。
もちろん美味しいものに目がなく、スイーツ以外に肉マニアとしても寄稿。



