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LIFESTYLE

2026.03.30

【亀梨和也&木村柾哉】新たな挑戦でも楽しみが勝つ。揺らがない自信の真意とは|『ストーブリーグ』インタビュー

韓国で社会現象を巻き起こし、数々の賞を受賞した大ヒット作「ストーブリーグ」が、ついに日本版として登場! 兄弟役として共演した亀梨和也さんと木村柾哉さんに、作品のことや仕事への向き合い方までお話をうかがいました。

「いい空気感で兄弟として演じられた」

ドラマ『ストーブリーグ』 
万年最下位のプロ野球チームを立て直すためにやって来たのは、なんと野球未経験のゼネラルマネジャーだった! 2019年から韓国SBSで放送され、困難を打破していく痛快なストーリーで幅広い世代の視聴者の共感を呼び、最高視聴率20.8%を記録したナムグン・ミン主演のドラマ「ストーブリーグ」。日本のプロ野球界を舞台に新たな息吹をまとい、亀梨和也主演×瑠東東一郎監督でリメイクしたヒューマンドラマ。選手だけでなく球団スタッフまでを巻き込む、熱くてクールなチームビルディング逆転劇!

野球経験ゼロながら、冷静で論理的な頭脳と交渉術、大胆不敵な行動でチームを導くゼネラルマネジャー・桜崎凖を演じるのは、俳優からスポーツキャスターまで幅広いジャンルで活躍する亀梨和也さん。桜崎の弟・明人は、グローバルボーイズグループ INIの木村柾哉さんが演じます。本物の兄弟さながらの相性が垣間見られたおふたりに、作品や役との向き合い方やお互いの印象、仕事の姿勢などについてたっぷりお話いただきました。

──オリジナルがある作品ですが、今回はどんな点を意識して演じましたか?

亀梨さん(以下敬称略):オリジナル作品を日本版に置き換えるにあたり、作品のテイストや方向性についてプロデューサーや監督と綿密に話し合いながらアプローチを模索しました。僕自身、長年野球に携わってきた経験を生かし、リアリティは大切にしたいと思っていたんです。撮影中も、現場で試行錯誤する日々でした。

また僕が演じる桜崎は、序盤では本心が見えない、つかみどころがない人物として描かれています。僕の中で桜崎凖という人間の軸は持ちつつ、人物像が明らかになるドラマ後半まで表現を抑え、粘り強く演じることを意識しました。

木村さん(以下敬称略):僕が演じる明人は車椅子に乗っていますが、これまで車椅子に乗る経験がなかったので、とても難しかったです。クランクインする前に何度か乗ってシミュミレーションしたり、いただいた資料を読み込んだりして撮影に臨みました。手動と電動操作があるなど、知らないことが多いなと改めて気づいた部分もありました。アクシデントによって野球ができなくなってしまった明人の繊細な心情をどう表現しようかというのも、悩みながら取り組みました。

──オリジナル作品は意識しましたか?

亀梨:それぞれのキャラクターの核となるものさえあれば個性を出せると思うので、オリジナルの設定やストーリーを大切にしながらも、意識はしすぎないようにしていました。

僕たち兄弟の共通の認識として課題だったのは、家族のことですかね。オリジナルドラマでは実際に両親が登場しますが、日本版では登場しません。しかし話題にはあがるので、兄弟間の会話にどうリアリティを持たせるか、というのは苦戦しましたね。親とどんな関係なのか、どれくらい離れた距離に住んでいるのかなどを監督とも話し合いながら、お互いの認識を擦り合わせていきました。

木村:原作を視聴してから現場に入ったので、どうしてもオリジナルの設定や物語と結びつけて考えてしまう部分はありました。ただ、日本版の台本を丁寧に読み込むことで、引っ張られすぎないように意識しました。全8話という構成上、原作の魅力を損なわずにどう日本版として再構築するかは、非常に難しくもあり、やりがいのある挑戦だったと感じています。

亀梨和也さんの顔寄り写真

──お互いの役についてはどんな印象を持ちましたか?

木村:兄弟二人が住む家でのシーンは、僕がクランクインの日にほぼすべての撮影をしたんです。最初はシリアスなシーンが多く、初日ということで緊張もしていて、お芝居をしている中で不意に素の木村柾哉が出てしまいそうになった瞬間も… 。でも亀梨くんが僕の芝居をしっかり受け取ってくれているというのが、ひしひしと伝わってきたんです。明人が兄へ対して抱く信頼や安心感といったものがわかった気がして、そこからはリラックスしてお芝居ができたと感じています。

亀梨:木村くんは現場でもリラックスした雰囲気をまとっていて、その空気感が明人という役柄ともどこか通じる部分があって、無理に作り込まず、その場にすっと溶け込めるのはとても素敵だなと思いました。撮影前にじっくりコミュニケーションをとる時間ができればよかったのですが、今回の撮影はギュッと詰まったスケジュールだったのでなかなか難しくて。彼がいてくれたことで僕自身もいい意味で肩の力が抜けて、兄弟としての空気感を自然に作ることができたと思います。

木村:スッと〝弟〟になれました!

亀梨:(笑)。

木村:クランクイン初日で緊張もしていましたが、亀梨くんの桜崎凖としての佇まいに触発され、明人になれたなと感じています。

亀梨:心の深いところでもう一度向き合い、お互いを理解するという展開は、この作品の中でも核となる部分なので、距離感の変化は大切にしました。

──共演していて印象的なシーンはありますか?

亀梨:3話で明人がプレゼンするシーンです。どうして桜崎はあの場所で明人を見ているんだろう? って(笑)。

木村:(笑)。座って聞いていても違和感はなさそうですね。

亀梨:そう。それかもっと後半に登場してもいいよね。そのシーンに関しては監督と最後まで話し合いました。

木村:少し遠くから見守ってくれている立ち位置でしたね。

亀梨:壁に寄りかかってこっそり聞くのでもなく、座って資料を見ているのでもなく、どう振る舞おうかと悩みながら撮影したので、見た方の反応が気になります。兄として、GMとしての、葛藤が垣間見られるシーンなのかなと思っています。

木村:めちゃくちゃ愛が伝わってきていました!

亀梨:弟へすごい愛情がある人物だよね。

──『ストーブリーグ』では、フロント陣同士やフロント陣と選手と衝突するシーンもたびたびあります。意見が対立したとき、お二人はどのように着地点を見つけますか?

亀梨:INIのリーダーに聞いてみましょう! 11人のリーダーだもんね。絶対やりたくない(笑)。

木村:(笑)。大変ですし、全然まとまらないこともあります。亀梨くんも以前言っていたのですが、リーダーは受け身でいることがいいのかなって。僕を除いたら10個の意見が出るわけですが、どれも不正解ではない。なので僕はうまく吸い寄せたり弾いたり、少しずつ発言をまとめて、1つの答えに導いていっています。頑固なメンバーもいますが、折れるところでは折れてくれるので、信頼関係がきちんと構築されているからこそ意見が対立しても最後には着地できているのかなと思います。

亀梨:すごい、そこまで丁寧にやってるんだ。メンバーの年齢はバラバラなの?

木村:僕を含め最年長が28歳でふたりいて、最年少は23歳です。

亀梨:そうなんだね。僕がグループ活動をしていたときは、一番意見も言うし、まとめ役になることが多かったのですが、グループ内で一番年下だったのでちょっと状況は違いますね。 チームで取り組むとなると年齢は関係ないものの、周りから見たら生意気だなと思われていたこともあるのかもしれません。

意見が対立したときも、まずはチーム全体が動きやすい環境を整えることを大切にしています。普段から周囲が力を発揮しやすい空気感をつくることを心がけていますし、いざというときには自分が責任を引き受ける覚悟も必要だと思っています。もし停滞していると感じたら、自分が率先して前に出て引っ張っていく。そうした姿勢が、最終的な着地点を見出すうえで大事なのかなと考えています。

──撮影を終えた今だから言いたいこと、聞きたいことはありますか?

亀梨:それはもう「亀チャンネル」で! じっくりやろうと思っています。

木村:(笑)。2人のシーンが多かったので、現場では監督と亀梨くんがやり取りしている様子を間近で見る機会が多くて。そういう姿を近くで見られたのは、とても刺激になりました。僕は自分のことで手一杯だったのですが、亀梨くんはいろいろと余裕が見えたというか、とても視野が広いんです。台本や現場からキャッチする情報量が驚くほど多くて、日々勉強させていただいていました。

──具体的なシーンは?

木村:先ほど言っていた家族のことにおいて認識を擦り合わせたのもその一つですね。あと明人が兄の部屋に勝手に入っちゃうシーンがあるのですが、そこにカーペットが敷いてあって、車椅子に乗っている弟がいるのにカーペットを敷くかな? と疑問を呈されていたんです。細部まで目が行き届いていて感動しました。

亀梨:現場でもずっとニコニコしていたけど、家に帰ってから舌打ちとかしてない?

木村:外でストレスが溜まった分を家でまとめて… なんてしてないですよ(笑)!

亀梨:家に帰ってからもずっとニコニコしているの?

木村:いや、それはそれで怖いです(笑)!

亀梨:ストレス発散方法とか気になる! 空気感が穏やかだし、柔軟性を持っていて素敵ですよね。最近イラッとしたこととかある? あんまりなさそうだし、仮にあっても「いいよ〜」ってニコニコしていそう!

木村:僕もありますよ! 知らない間にスケジュールが変更されていたりすると「おっ!」てなります。

亀梨:(マネージャーの方を見ながら)だそうです!

木村:(笑)。

亀梨:きちんと予定を立てたいタイプなんだね。僕は翌日のスケジュールとかできることなら知りたくないもん(笑)。

木村:計画的に予定を立てたいタイプですね。急なスケジュール変更は仕方がないですが、連絡ミスが生じたりすると心の中で軽くツッコむことはあります。

亀梨:グループの人数が多いから大変だね。

亀梨和也さん 座っている写真

──お二人が考える〝信頼されるリーダー像〟とは?

亀梨:覚悟をちゃんと持っているということなのかもしれないですね。いいときも悪いときもある中で、左右されず、ブレずにどう立ち向かえるか。

木村:しっかり自分を持つことでしょうか。トップに立つ人の意志が固まっていなかったら信じてついて行くのは難しいので、ブレない軸を持っていることが大事だと思います。

──木村さんはグループのリーダーですが、ご自身はそんなリーダーだと思いますか?

木村:メンバーに聞いてみないとわからないですが、そんなリーダーであれたらうれしいですね。自分が「これだ 」と信じていることを曲げず、意志を貫くようにしているので、そういう姿勢をみんなが感じ取ってくれていたら、軸を持ったリーダーだと思ってくれているんじゃないかと思います。

──亀梨さんは今回は座長としてみなさんを引っ張る立場でしたが、いかがでしたか?

亀梨:今回の作品の役柄は野球を知らない設定である一方、僕自身は長年野球に携わってきたので、どう向き合うべきかは常に考えていました。自分の思いだけでは動かせない部分もありますし、リアリティとドラマとしてのフィクションとどうバランスをとるかについて葛藤もありましたが、納得がいくまで監督と話し合うなど、最後まで諦めず現場と向き合ったつもりです。今回の経験を通して、お芝居だけでなく、美術や脚本など制作全体に関わる面白さや難しさにも改めて気づかされ、より深く作品づくりに関わりたいと感じるきっかけにもなりました。

──新しいことに挑戦するときは、楽しみと不安とどちらが大きいタイプですか?

木村:僕は好奇心が旺盛なので、楽しみが大きいタイプです! もちろん不安がなくはないのですが、断然ワクワクの方が勝ちます。

亀梨:僕も圧倒的に楽しみの方が大きいですね。

木村:不安は1つもないですか?

亀梨:全くないことはないけど、新しいことに挑戦するのだから、不安になっても仕方がないかなって。その先で何が起きるかなんて誰にもわからないし、まずは飛び込んでみますかね。基本的にはポジティブな感情しかないかもしれないです。

亀梨和也さん あごに手を当てている写真

──起こりもしない心配はしないということでしょうか?

亀梨:それはします。

木村:僕もしますね。

亀梨:歳を重ねると、もっともっと増えると思うよ。経験が増えれば増えるほど、リスクや失敗のイメージができちゃうから。あとは体力も含めてね。僕も20代のときは、何の不安もなかったですよ。怖いもの知らずで無敵状態だった。緊張しやすいタイプではありましたが、怖くはなかったです。ライブ前日に「明日もし声が出なかったら… 」と考えて眠れなくなったこととかある?

木村:気にしてはいますね。

亀梨:そうか〜。20代前半のときは、そういう心配は全くなかったんですよね。本番の10分前まで寝ているときもあった。

木村:それで言うと、僕は気にしすぎなタイプかもしれません。

亀梨:それくらいのバランスがちょうどいいよ! 僕の場合は20代後半から30代に差しかかるあたりからそうもいかなくなってきて、最近はライブに向けて一週間前くらいから調整を始めています。年々準備の時間が増えているので、時間がもっと欲しい気持ちも高まっています。

──年を経て自身のコンディションも変わってくる、そんな状況を乗り越えるコツは?

亀梨:もう、やるしかない! そうだよね?

木村:そうですね。あとは、根拠のない自信も大事だと思います。

亀梨:いいイメージを何度も固めて、そのイメージを脳に定着させる感覚だよね。

木村:自分自身を誘導していくのが大切ですね。

亀梨:わかるなあ。僕も昔からよく実践してる。しんどいときこそ、鏡の前に立って「俺は亀梨和也だ」と自己暗示しています。〝イメージしている人〟になりきる、やりきるという感覚に近いかもしれません。

──最後に、読者へ作品についてメッセージをお願いいたします

木村:普段なかなかスポットライトが当たらない、プロ野球の運営陣たちのストーリーが描かれているドラマなのですが、コメディチックでもありながら、決めるところは決めるという、メリハリがついた作品になっています。僕自身も野球経験がありませんが、野球になじみがない方でも楽しめるような内容になっていると思います。難しい専門用語が出てくるシーンもありますが、気づいたら野球により興味が湧いているはずです。ぜひぜひ見ていただきたいです!

亀梨:韓国のオリジナル作品をリメイクするにあたり、日本ならではの要素を意識しながら参加しました。一方で、日本ドラマにはあまりないスピード感や大胆な展開も本作の魅力だと思っています。全8話でここまで展開が多い作品は珍しく、理由づけを細かく積み上げるよりも、テンポよく物語を進めていく手法は自分にとっても学びになりました。もちろんじっくり考えていただきたいシーンもありますが、エンターテインメント性やストーリーの勢いも含めて、作品に身を委ねて楽しんでいただけたらうれしいです。

【作品概要】
ストーリー:全8話
Lemino・WOWOWで2026年3月28日(土)13:00スタート
監督:瑠東東一郎、松下敏也、塚田芽来
脚本:吉髙寿男、中村允俊
音楽:宮崎誠
出演:亀梨和也 長濱ねる 葉山奨之 梶原善 木村柾哉(INI) / 板尾創路 勝地涼 甲本雅裕 剛力彩芽 / 吉田鋼太郎 / 野村萬斎 ほか

【取材MEMO】
・取材の合間にもずっとおしゃべりをされていたお二人。お互いリラックスして撮影に臨んでいたことがうかがえました。
・亀梨さんは手元にあるOggi本誌を手にしながら、大好評のスーツ企画『もしも亀梨和也が “同じ会社で働く、秘密の彼氏”だったなら…♡』について触れ、企画を楽しみにしている方が多いという話をすると「あの企画ってひとり1回の企画じゃないんですか? 僕、4回ほどやらせてもらってますが大丈夫ですか? 」と笑顔をのぞかせていらっしゃいました。
・木村さんは亀梨さんのソロカット撮影を「亀梨くんだ〜」とキラキラした目で見ておられました。
・「20代のころは怖いもの知らずで無敵状態だった」と語る亀梨さんは当時の状態を某アクションゲームにたとえ、木村さんはそのゲームのBGMを歌うなど、相性抜群なひと幕も。

〈衣装クレジット〉
木村さん
ジャケット ¥491,000、シャツ ¥130,000、パンツ ¥208,000(ボッテガ・ヴェネタ〈ボッテガ・ヴェネタ ジャパン〉)、その他スタイリスト私物

問い合わせ先
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966

撮影:田中麻以、スタイリスト:佐藤美保子(亀梨さん) 岡本健太郎(木村さん)、ヘアメイク:豊福浩一 (Good/亀梨さん)、Sayaka(MASTER LIGHTS/木村さん)、取材:近藤亜衣子、岡野亜紀子

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