アディダス スポーツウェア アンバサダーにJO1とINIが就任
adidas Sportswear Spring & Summer Collectionのローンチイベントが都内にて開催。会見にJO1の與那城奨さんとINIの木村柾哉さんが登壇しました。
Spring CollectionにはINIが、Summer CollectionにはJO1がアンバサダーに就任。グローバルボーイズグループとして人気を博す2グループが、パフォーマンスで魅了しながら、メンバーもそれぞれスポーツに取り組むという親和性や、多くの人に愛されるそれぞれの個性がライフスタイルウェアとしてのアディダススポーツウェアとのコンセプトとも重なり、JO1とINIの起用が決定。
この知らせを聞いたふたりは、とっても喜んだようで、與那城さんは「まさか僕たちが選ばれるとは思っていなかったので光栄です。なによりもメンバーが喜んでいた姿を見て、僕も嬉しくなりました」と、親のようなコメントをするとふたりでニッコリ。木村さんは「JO1さんと一緒に就任できたことがINIとして感慨深いですし、嬉しかったです。INIのメンバーもいつもadidasのシューズを履いたり、服を着て練習をしているのですごく喜んでいました」と報告してくれました。
「リーダー同士で壇上に立つということがないのですごく嬉しい」(與那城さん)
グループの垣根を超えて会見に登壇した感想を聞かれると、與那城さんは「リーダー同士で壇上に立つということがないのですごく嬉しいです。(ステージの)裏でもいろいろ話すことができました」と嬉しそうに話すと、木村さんは「奨くんはよく『家にコーヒーを飲みに来なよ』と言ってくれていたんですがなかなかタイミングが合わなくて…。こういう機会で会えるのは嬉しいです。さらに、JO1さんとINIは練習室を共有しているのですが、その下駄箱がadidasの靴でいっぱいになるんじゃないかなと思って、楽しみにしています」と笑顔。
ビジュアル撮影のエピソードを聞かれると、與那城さんは「それぞれ違うウェアを身にまとうと、アンバサダーになったことを実感できて嬉しい気持ちでいっぱいでした。僕はTシャツが大好きで、黒いシンプルなロゴがあるTシャツが気に入りました」。木村さんは「撮影がまだ寒い時期だったので春を感じられなかったんですが、明るいカラーが多くて、そろそろ春が来るんだなと感じてテンションが上がりました。西洸人と池崎理人が着用しているトップスのカラーがすごく好きなので、着たいなと思いました」とお気に入りを教えてくれました。
「春はTAKERU(後藤威尊)と筋トレがしたい」(木村さん)
春にメンバーを連れていきたいところを聞かれると、與那城さんは花粉症にも関わらず、「花見!」とコメント。東京に上京したことがなく、花見をしたことがないんだとか。すると木村さんから「沖縄って桜咲くんですか⁉」と聞かれ思わず「バカにしてる⁉」と笑顔でツッコまれると、必死に否定(笑)。すぐに「僕は花見を何度かしたことがあるのでいい場所があったら教えます! なので僕も混ぜてもらって…」と花見をお誘い。
対する木村さんは「TAKERUと筋トレ」とコメント。TAKERUこと後藤威尊さんはINIの筋トレマスターらしく、一緒にしたいと話すと與那城さんが「筋トレだったら、うちのメンバーの豆ちゃん(豆原一成)もしているので、花見の前か後か、どちらか筋トレをして花見に行きたいと思います」と話すと会場は笑いで溢れました。
夏にしたいことを聞かれると、與那城さんは「豆(豆原一成)と一緒に沖縄に行きたい」と即答。筋トレをしている豆原さんが相当気になっているようで、「日に日にでかくなる豆を見て、俺も負けられない」と闘志を燃やしていました。
木村さんは「HIROMUと野外フェス」と回答。HIROMUこと高塚大夢さんは野外フェスが好きなようで、観客として遊びに行きたいんだとか。「お客さんにバレないように、小さく踊ろうと思います(笑)」と笑顔で話しました。
さらに春からしたいことを聞かれると、木村さんは普段から散歩をしていることを話し、「気温も気持ちがいいですし、桜などを見ながらウォーキングをしようかなと思っています」と話し、夏にしたいことを聞かれた與那城さんは「これまでしたことがなかったサーフィンを始めたいです」と話すと、木村さんから「似合います!」と言われ「そう⁉」と嬉しそう!
adidasには小物から洋服までいろんなものがあるのが魅力。ホワイトデーにあげるならと聞かれた與那城さんはバッグを選択。「これをもって運動しようかなという気持ちになってほしいという気持ちで選びました」と話し、木村さんはキャップを選び、「プレゼントした後に、こっそりお揃いに出来ちゃうかなと思って」と話すと與那城さんが「プチサプライズだよね?」と話し、ふたりでニッコリ。とっても穏やかな空気が流れていました。ちなみに與那城さんがプレゼントを選ぶときはかなり悩むんだとか。「メンバーだったら、欲しいものがだいたいわかるのでそれを選び、なおかつ自分がもらってうれしいようなものを選んでいます」と話すと、木村さんは「僕はフィーリングで、ビビッときたものを渡します」と正反対の答えでふたりとも驚いた様子。
会見の最後は、與那城さんは「JO1とINIという2つのチームでアンバサダーをさせていただきます。自分たちが着ることで、最大限カッコよくて着心地のいいadidasのスポーツウェアをどこまで広められるかという挑戦にもなるので、楽しみながら伝えていけたら良いなと思っています」。木村さんは「自分にあったスタイルを見つけてもらいたいですし、普段からお世話になっているadidasさんのアンバサダーに選んでもらえるのは光栄なので、引き続きファンのみなさんにも身近な存在になってもらえるように頑張っていきたいと思います」と決意表明をしてくれました。
JO1とINIのリーダーを務めるふたりに特別インタビュー
さらにこの日はJO1とINIのリーダーを務めるふたりに特別にインタビューが実施されました。ほっこりとした対談を詳細レポート!
――会見を終えた感想を教えてください。
與那城:ふたりで登壇するのは、DXTEENのデビュー発表以来なので、新鮮さもあり、緊張しつつ、新しい感覚でした。
木村:楽しかったです! 僕は本当に奨くんが大好きなので、一緒に登壇ができて嬉しかったです。
――どんなところが好きなんですか?
木村:本当に優しいんです! いつも助けられているんですが、この前、INIの僕たちがリハーサルをしていたら奨くんと(川尻)蓮くんがふたりでアップルパイを差し入れしてくれて、「こんな先輩いる⁉」と感動しました。みんなで2個ずつくらい食べました(笑)。
與那城:多めに買ってよかった(笑)。
――與那城さんの木村さんに対する印象を教えてください。
與那城:INIの時はすごくしっかりしているんですが、僕や蓮と一緒にいるときは、弟のようなんです。前に一緒にゲームをして遊んだんですが、それが本当に弱くて!(笑)
木村:そんなことないですよ~!(笑)
與那城:そんなところが弟分のような感じで、ついつい目をかけたくなっちゃいます。
――それぞれのグループを代表して登壇しましたが、メンバーから何か言葉はもらいましたか?
與那城:僕らって、こういった時に「がんばって」のような声をかけるのが恥ずかしいのか、あまりないんですよね。僕は積極的にするんですが、みんなはチラッと熱い視線を送るくらいで(笑)。熱いまなざしをもらって向かって来ました(笑)。
木村:INIもそこは似ているかもしれないですね。僕も熱いまなざしを感じました(笑)。
――さて、おふたりがリーダーとして大切にしているのはどんなことですか?
與那城:これが、特にないんです。リーダーだからということではなく、メンバーと普通に仲良くコミュニケーションを取ることは大事にしていますが、それはリーダーじゃなくてもやっていたことだと思います。
木村:僕はそもそも「行くぞ~!」って引っ張っていくタイプではないので、前に立って引っ張るというのではなく、同じラインに立ち、みんなで進めるように立ち回れたらいいなと思っています。
――ふたりのスタンスは似ているんですね。
與那城:そうかもしれないですね。僕も「行くぞ~!」みたいなことはないですね(笑)。メンバーは11人もいるので、それぞれの意見があるんです。それを聞きながら、試行錯誤していかないと上手くいかないんですよね。「こうやってやろう」というのが11通りあるので、しっかりと話し合って意見を言い合い、まとめていくスタンスです。
――リーダーがフラットな立ち位置でいると、意見も言いやすそうですよね。
木村:そうですね。言いやすい空気感は作るようにしています。お互いの提案、アイディアに対して前向きに考えられるようなやり方ができたらいいなと思っています。
――お互いのグループで“ここだけは負けない”という所はありますか?
與那城:個性です!(即答) JO1は個性豊かで、いろんな仕事をしていることで、それぞれの個性が生きる現場がいろいろあるんです。そこでのびのびとできているんじゃないかなと思っています。
木村:僕たちは仲の良さは負けないかもしれないですね。先日も、撮影の休み時間11人でトランプをしていて(笑)。空き時間も一緒にいる時間が長いので、仲の良さは負けないです。
――では最後に、アンバサダーとしてadidasをどんなレーベルにしたいですか?
與那城:僕たちのファンの人達はもちろん、知らない方にも知っていただき、僕たちが着ることによって“こんなに素敵なものなんだ”と思ってもらえるようなレーベルにしていきたいです。さらに僕たちは日本だけではなく、世界でも活躍できることを願っているので、世界で活躍するadidasに負けないように頑張っていけたらと思っています。
木村:幼い頃からadidasのアイテムを使わせてもらっているので、僕たち自身がadidasさんに見合うようなグループになっていきたいですし、着こなしていきたいなと思っています。さらに僕たちが着ることによってアイテムの魅力を引き出すのはもちろん、これをきっかけに僕たちのことを知ってもらえるような関係でありたいなと思っています。
写真/横田紋子 取材・文/吉田可奈