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LIFESTYLE

2026.03.28

ミルクの吐き戻しで汚れた衣類の洗濯方法とは? 黄ばみの落とし方も解説

洗濯物を片付けているとき「なんだかベビー服が黄ばんでる?」と感じたことはありませんか? その黄ばみ、もしかしたら「ミルクの吐き戻し汚れ」が原因かもしれません。本記事では、ミルクの汚れを黄ばみに進化させないために知っておきたい、基本の洗濯方法を解説します。黄ばみ知らずのベビー服を目指しましょう。

ミルクの吐き戻し汚れの基礎知識

哺乳瓶に入ったミルクの写真
(c)Adobe Stock

シミを落とす方法を確認する前に、ミルクの吐き戻し汚れの基礎知識を紹介します。汚れの性質や特徴を知っておけば、おすすめの洗濯方法に対する理解度が高まるはずです。

ミルクの吐き戻し汚れは時間が経つと「黄ばみ」になる

ミルクの吐き戻し汚れは、付いてしまったそのときにしっかり落としておくことが重要です。十分に汚れを落とせないままだと、いつしか「黄ばみ」となり、さらに落としにくくなってしまいます。

ミルクの吐き戻しによるシミが黄ばむのは、ミルクの中に含まれる「たんぱく質」と「脂質」が原因といわれています。たんぱく質と脂質は、どちらも通常の洗濯だけでは十分に落としきれない成分です。

繊維の中に残ったたんぱく質や脂質は、時間の経過とともに酸化していきます。これらが変色し、やがて黄ばみとなって浮き出てくるのです。

ミルクの吐き戻し汚れを落とすにはスピード感が大切

ミルクの吐き戻し汚れは、完璧に落とすのが難しい汚れとして知られています。その理由の一つとして、赤ちゃんのよだれの中に含まれる「カルシウム」が汚れの固着に影響しているという説があります。

ミルクの吐き戻し汚れには、赤ちゃん自身が分泌したよだれも含まれています。そのため、ミルクが衣類に付着すると、よだれ内のカルシウムが作用して、汚れをより頑固なものにしてしまうのです。

吐き戻しによるシミは、時間が経つほどカルシウムの作用で汚れが繊維にこびり付いてしまいます。ミルク汚れが付き次第、早急に洗濯することが大切です。

ミルクの吐き戻し直後の洗濯方法

ドラム式洗濯機が置かれている部屋の写真
(c)Adobe Stock

ミルクの吐き戻し汚れが付いてしまったときに実践したい、基本の洗濯方法を解説します。早め早めに対応すれば、ミルク汚れが黄ばみに変わるのを防げるため、ベビー服の管理がぐっと楽になります。

まずはぬるま湯を使って水洗い

ミルクの吐き戻し汚れが付いてしまったときは、まずぬるま湯を使って水洗いしましょう。

ぬるま湯を使って予洗いすると、ミルク汚れが乾いてしまうのを防ぐことができます。ミルク内に含まれるたんぱく質は乾燥すると落ちにくくなるため、吐き戻し汚れが付いた衣類を放置するのはおすすめできません。

予洗いするときは、40℃前後のぬるま湯を使うことが大切です。熱湯を使用すると、ミルク内に含まれるたんぱく質が固まってしまい、かえってミルク汚れが落ちにくくなる可能性があります。

酸素系漂白剤を使った後に洗濯する

予洗いを済ませた後は、酸素系漂白剤を使用して洗濯しましょう。

ミルク汚れが部分的な場合には、液体の酸素系漂白剤をミルク汚れが付いた部分に塗布し、すぐに通常の洗剤を使用して洗濯します。

ミルク汚れが広範囲に広がっている場合には、洗剤と液体の酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯に衣類を入れ、30分~2時間ほどつけ置きします。その後、つけ置きに使用したぬるま湯ごと洗濯機に入れ、通常通りに洗濯しましょう。

洗濯に使用する漂白剤は、酸素系漂白剤を選択するのが正解です。塩素系漂白剤は漂白効果は高いものの、色落ちや生地の傷みを引き起こすリスクが高いため、ベビー服を洗うのには適していないといえます。

ミルクの吐き戻しで黄ばんでしまったベビー服の洗濯方法

洗面器に服を入れて服を洗っている手元の写真
(c)Adobe Stock

すでにベビー服が黄ばんでしまっていても、諦める必要はありません。適切なアイテムを駆使すれば、黄ばみを撃退できる可能性があります。ここからは、黄ばみになってしまったミルクの吐き戻し汚れを落とす方法を紹介します。

重曹ペーストを使って落とす

ミルクやうんちなどのたんぱく質を含む汚れは、軽度の黄ばみであれば「重曹」に代表される弱アルカリ性のアイテムを使って洗濯すると落とせる可能性があります。用意するものは以下の2点です。

【必要なもの】
・重曹
・歯ブラシ

以下の手順で黄ばみを落としていきます。

【手順】
1.重曹と水を1対2で混ぜ合わせて重曹ペーストを作る
2.重曹ペーストを歯ブラシに付け、ミルクの吐き戻しで黄ばんでしまった部分に塗布する
3.黄ばんでしまった部分を歯ブラシで軽く擦る
4.15分程度放置した後、ぬるま湯ですすぎ、普段通りに洗濯する

セスキ炭酸ソーダを使って落とす

弱アルカリ性のセスキ炭酸ソーダも、ミルクの吐き戻しによる黄ばみを落とせるポテンシャルを秘めたアイテムといえるでしょう。セスキ炭酸ソーダを使って黄ばみを落とす方法は以下の通りです。

【手順】
1.セスキ炭酸ソーダをぬるま湯に溶かす
2.ミルク汚れで黄ばんでしまった衣類をセスキ炭酸ソーダを溶かしたぬるま湯につける
3.1時間程度放置した後、いつも通りに洗濯する

ぬるま湯に投入するセスキ炭酸ソーダの量は、水1Lに対して小さじ1杯~2杯程度です。

酸素系漂白剤・重曹・クエン酸の合わせ技で落とす

頑固な黄ばみに〝試してみる価値がある方法〟として、酸素系漂白剤・重曹・クエン酸の合わせ技を紹介します。用意するものは以下の5点です。

【必要なもの】
・酸素系漂白剤
・重曹
・クエン酸
・歯ブラシ
・ドライヤー

下記の手順で黄ばみを落としていきます。

【手順】
1.酸素系漂白剤(小さじ2杯)と重曹(小さじ1杯)を混ぜてペーストを作る
2.歯ブラシにペーストを付け、ミルクの吐き戻しで黄ばんでしまった部分に塗布する
3.黄ばみ部分を歯ブラシで軽く叩き、ペーストをなじませる
4.ペーストを塗布した部分にドライヤーを使って2分~3分ほど温風を当てる
5.水(100mL)にクエン酸(小さじ2杯)を混ぜ合わせたものを黄ばみ部分にかける
6.そのまま1時間ほど放置し、軽く水洗いした後、いつも通りに洗濯する

まとめ

  1. ミルクの吐き戻し汚れはしっかり落とさないと「黄ばみ」になる
  2. 付いた直後のミルク汚れは「お湯」と「酸素系漂白剤」で落とす
  3. 黄ばみになったミルク汚れは「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」などで落とす

お気に入りのベビー服がミルク汚れで黄ばんでしまうと、「もっと早く対処しておけばよかった」と悲しい気持ちになるものです。このような後悔は、汚れが付着した直後に適切に洗濯することで、ある程度回避できます。正しい洗濯方法を身に付けて、きれいなベビー服を保ちましょう。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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