冬物のしまい洗い、おうちで洗濯したい派が多数!
特に秋冬に活躍するニットやセーター。自宅で洗濯したら縮んだ、毛玉ができた…なんて経験はありませんか?
ライオン株式会社が実施した調査では、家で洗濯をしたい冬物アイテムについて「ニット・セーター」「ダウンジャケット・ダウンコート」という回答が30%以上と多く寄せられたそう。クリーニングに出してプロに任せるのが安心とは分かりつつ、できるなら自宅でケアしたいという気持ちがうかがえます。

▲春の衣替えでクリーニングには出さずにおうちで洗いたいアイテムは?(N=274)
冬物をしまう衣替えのタイミングはいつ?
暦の上では春といえど、まだ肌寒さを感じる日もあり、ニット類をいつしまおうか悩んでいる人もいるでしょう。冬物の「しまい洗い」は、遅くてもGW明けまでを目安にするのがおすすめです。
その理由は、GW明けの時期から、衣類を食べる害虫が成虫になって衣類に卵を産み落とす可能性があるためです。産み落とされた卵は孵化して幼虫になり、衣類を食べてしまうことも。ちゃんと洗ったはずなのに、翌シーズンに取り出してみたら、虫食いの穴が…なんてショックなことは避けたいところ。
さらに、食べこぼしや皮脂などの汚れがついていると虫食いの原因になるので、GWが終わるまでに「しまい洗い」をしておきましょう。
【ニット・セーター】家での洗い方
STEP1:自宅で洗えるか、洗濯表示をチェック
洗い始める前に、必ず洋服のタグにかかれている「洗濯表示」をチェックしましょう。下の表にあるマークがついていたら、洗濯機、または手洗いで洗うことができます。

STEP2:虫食いを抑えるため、洗う前に汚れをしっかり落とす
何度も着た衣類はもちろん、一度しか着ていない衣類でも、洗濯してから収納します。また、脇の下やエリ・そでの気になる汚れには、おしゃれ着用洗剤の原液を、黄ばみや食べこぼしには、液体酸素系漂白剤を直接塗ってから洗濯しましょう。このときキャップの底などで軽くたたいてなじませておくと、汚れが落ちやすくなります。
必ず衣類のタグに記載されている「洗濯表示」を確認し、漂白剤の使用可否を確かめてから使用しましょう。
※前処理をした場合は、すすぎ1回(以上)で設定します。
STEP3:たたんでネットに入れる
他の衣類とからんだり、型くずれしたりするのを防ぐため、たたんだ状態で洗濯ネットに入れます。

STEP4:「手洗いコース」「おしゃれ着コース」「ドライコース」など弱水流のコースで洗う
ニットのような伸縮性のある洋服は、標準コースで洗える表示であっても、型くずれを防止するため、弱水流のコースを選ぶのがおすすめです。
※前処理をした場合は、すすぎ1回(以上)で設定しましょう。
STEP5:すぐに取り出して、形を整えて干す
お気に入りのニットをきれいにキープするには、干し方も肝心! ニットが伸びたり型くずれしたりしないように、以下のポイントをチェックしましょう。
1. 干す前に、たたんだままの状態で両手でたたき、シワを伸ばす
2. 竿にかける場合は、袖がたれないように身頃といっしょにかける。ハンガーにかける場合は、重さを分散させて干す

失敗しそうな「ロングカーディガン」「ニットワンピース」の干し方
ロングカーディガンやニットワンピースなど丈の長いニットをそのままハンガーにかけて干すと、濡れた重みで袖や丈が伸びたり、ハンガー跡がついたりするので要注意!
対処法は、手のひらでたたくなどして形を整えてから日陰に平干しすること。平干しネットがない場合は、大きめのバスタオルを敷き、その上に平らに広げて干します。
もしくは、ハンガーを3本使ってM字干しするのもおすすめです。そのとき、ハンガーにタオルを巻いておくと、すべり止めやハンガー跡の防止にもなります。

おうち洗濯で使いたいアイテムはコレ!
ニットなどの型崩れしやすいおしゃれ着に|おしゃれ着洗剤

▲アクロンやさしさプレミアム 4月9日発売予定
衣類へのダメージ軽減を考え抜き、すすぎ0回を推奨するおしゃれ着洗剤。アクロン史上最高レベルにシワヨレを防ぐ※。
※弱水流コースすすぎ工程0回での仕上がりにおいて
黄ばみや食べこぼしに|液体酸素系漂白剤

▲ブライトSTRONG 漂白&抗菌ジェル
ジェルタイプで汚れにしっかり密着。抗菌バリア成分(抗菌剤)が繊維をコーティングして、洗濯中はもちろん着用中も菌の増殖を抑制。
家で洗濯してクリーニング代を押さえ、お気に入りのニットをきれいにキープ! 紹介したポイントを押さえ、冬物の「しまい洗い」を完了させましょう。
*さらに詳しいニット類のお手入れ方法はこちらをチェック!
情報提供:ライオン