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カレー好きが推す、スパイシーな個性派寿司
カレーを毎日食べるようになって20年になる、という話をすると「他のものを食べたいと思うことはないの? 」と驚かれることが多いです。しかしカレーというのは本当に幅広いジャンルにわたってその存在を浸透させているので、ほとんどのものはカレーを通して食べることができるといっても過言ではないでしょう。ですから他のものを食べたいと思ったら、カレーを通して食べればいいと考えています。
たとえばラーメンが食べたくなったらカレーラーメンを食べればいいし、焼肉が食べたくなったらカレーがサイドメニューにある焼肉店へ行けばいいのです。そんな中でこれだけはなかなかカレーを通すことが難しいという食べ物に「寿司」があります。
しかし、実は寿司にもカレーは浸透し始めているのです。今回は寿司でカレーを楽しめる名店を2つ紹介しましょう。
鮨すがひさ
溝の口でスタートし食べログ寿司百名店を受賞した後、虎ノ門ヒルズへ移転して世界各国のグルメをうならせたお店が、2026年1月7日、住所非公開で都内某所に移転オープンしました。
惜しまれつつ閉店してしまったタイ料理の名店『イムイェム』で修業後に寿司の世界へ入ったシェフならではのタイ料理と寿司のフュージョン、その名も「変タイ鮨」を味わえるお店です。

移転後はよりタイ料理の度合いが強まり、トムカーガイ味のさつまいものすりながし、めかぶと鮑のナムチムタレーなど、タイ料理マニアにはたまらない料理が増えました。
タイカレーも見事にフュージョン。看板メニューのグリーンカレー稲荷はイムイェムの名物だったドライグリーンカレーを稲荷寿司にしたものです。

マッサマンカレー茶碗蒸しは、鮪の佃煮入り。

野菜寿司もバリエーションが増え、パネン蓮根握りなど楽しくおいしい料理のオンパレード。4名での予約制で内容は日替わりのコースなのですが、タイ料理好きで寿司好きなら一度は行ってほしい名店です。

すがひさは基本4人でのグループ予約制ですが3人の場合は応相談、1人枠などの空きが出た場合はSNSでお知らせする予定とのことです。
【鮨すがひさ】
都内某所/予約確定後に場所をお知らせ
ナマステラージャヤ
こちらは代々木公園駅近くで昨年末にオープンした、インド料理を主体とする創作料理のお店。僕が名古屋で一番好きだった『スパイスカグラ』が店名を変えて東京に移転してきたのがこちらのお店なのです。
週替わりのコース料理で、こちらも予約制。コースの内容はその時期によって変わりますが、名古屋時代からの定番コースのひとつに「スパイス寿司」があります。

シャリはターメリックライス、わさびの代わりにチャトニ(インド料理でタンドリーチキンなどにつけて食べる緑色のソース/ペースト状の調味料)を使うという斬新さ。

ネタもインドらしく牡蠣のアチャールにぎり、タンドリー穴子にぎり、タマリンドしめ鯖などインド料理のエッセンスがしっかりと感じられるものが多く、全てのスパイスが融合するとカレーに近づくという設計がなんとも見事です。

〆にはシャリカレーも。この日は蝦夷鹿のカレーでしたがこちらも絶品。シャリの酸味がカレーと調和していて、シャリカレーである意味がしっかりと感じられました。

インド料理好きで寿司好きな方は必食のスパイス寿司コースは、今後も不定期で継続、2か月に1回くらいはやっていきたいとのことです。コースの内容はSNSでチェックしてみてください。
【ナマステラージャヤ】
東京都渋谷区富ヶ谷1-14-13
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どちらも新しくリニューアル移転したお店。SNSのDMから予約可能のため、気になった方はアカウントをフォローしておくことをおすすめします。予約が取れなくなる前に、食の新世界をぜひ体験してください!

AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。
音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。



