賢く家を買うために! 知っておきたい基本ステップ
夢のマイホーム、実は見落としがちな落とし穴がいっぱい!? 大きな買い物だからこそ、しっかり事前準備はしておきたい。後悔しないために押さえておくべきチェックポイントを、住宅購入の専門家に教えていただきました。

STEP1.準備段階
1.そもそも「家を買うのか、賃貸で住み続けるのか」を考える

「賃貸の家賃にはオーナーの利益が含まれるので、同じ金額を払うなら、基本的に持ち家のほうが高条件。独身のうちに買っておけば、仮に結婚生活がうまくいかない場合などのセーフティネットにも」(石岡さん)「将来の賃貸の家賃が予測できないのと対照的に、買って住居費の見通しが立てやすくなる安心感は大きいのでは」(風呂内さん)
2.ニュースに惑わされず自分のライフプランを考える

「物件価格や金利など、自分ではコントロールできないことではなく、貯蓄状況や、ローンを組みやすい転職前に… といった自分軸で判断を」(風呂内さん)「自分が10年後、どのような人生をどんな家で送りたいか、自問自答することが納得のいく家を買う第一歩」(石岡さん)
3.なんのために買うのか、目的をハッキリさせる

「家賃を払い続けるより家を買ったほうが安くつく、売却益や賃料を得たい、といった〝資産性〟を重視するなら、駅近など〝立地〟のよい物件探しがマスト。一方、自分好みの間取りや環境など〝居住性〟を求める場合は、広さや設備なども大切に。多くの場合はこの二軸を天秤にかけながら、バランスを取ることになります」(風呂内さん)
4.親に「買おうと思う」と話を通しておく
「意外と盲点なのが、親とのすり合わせ。実は親が資金援助や二世帯住宅の建設を考えていたり…etc. 親子で思惑が違うことが多々あります」(風呂内さん)「特に女性がひとりで家を買う場合、親世代はスムーズに受け入れられないことも。契約段階になって急に親御さんが反対するケースもよくあるので、必ず事前に話しておきましょう」(石岡さん)
5.物件を見る前に予算決め! ローンは年収(額面)の5倍までが妥当、7~8倍は覚悟を決めて
「最初に素敵なモデルルームを見て夢を広げてしまうと、後から予算不足でガッカリしがち。最近は都心の物件が高額なので、年収の7~8倍までローンを組めるとすすめられることも多いですが、それはずっと全力で働き続ける想定の返済額です」(風呂内さん)「自分の収入でどの程度のローンを組めるのか、webでざっくり調べられます。信頼性の高い大手都銀のシミュレーターがオススメ」(沖さん)
住宅ローンのシミュレーションも便利!

三井住友銀行 住宅ローンシミュレーション
年収や毎月の返済額から借入可能額、借入額から毎月の返済額を試算できる。
https://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/simulation
6.住宅購入の基礎情報をリサーチ
「住宅購入を考え始めてまず開くSUUMOのサイトは、住宅購入の手順やポイントを解説する読み物も充実。ぜひ全体像をつかんで。税金や自治体ごとの住宅購入関連のサポート制度、狙っているエリアの物件価格の相場などは、公的機関が発表している客観的なデータを参考に」(沖さん)
住宅購入の総合的な勉強に「SUUMO住まいのお役立ち記事」
賃貸の部屋探しから、マイホーム購入の流れ、売却の知識全般について、網羅的に学べる。
https://suumo.jp/article/oyakudachi/
相場感をつかむには「不動産情報ライブラリ」

国土交通省運営、土地や中古マンションの成約事例、防災・学校区などの地域情報が掲載。
https://www.reinfolib.mlit.go.jp/
補助金や税制などの最新情報は「国土交通省住宅・建築ページ」
住宅政策や補助金、税制、建築基準などに関する国の施策をまとめてチェックできる。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/index.html
「全国地価マップ」
公的土地評価情報を地図で閲覧・比較できるサービス。地域の相場感がわかる。
https://www.chikamap.jp/
2026年Oggi1月号「働く私たちが、家を買うということ。」より
イラスト/岸 潤一 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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