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LIFESTYLE

2025.12.19

〝オールインクルーシブで鮨を愉しむ〟新スタイルを掲げた鮨店【鮨 KOUMEI】虎ノ門ヒルズの満足グルメ♡

デートやご褒美に♡ オールインクルーシブで〝鮨の新しい定義〟を提案する「鮨 KOUMEI」をご紹介します! スイーツや肉料理に詳しいライター・大雄寺幹子さんによるおすすめブログです。

大雄寺幹子

虎ノ門ヒルズ【鮨 KOUMEI】丁寧で上質な時間を

今回は、オールインクルーシブで〝鮨の新しい定義〟を提案する「鮨 KOUMEI」をご紹介します!〝オールインクルーシブで鮨を愉しむ〟という新しいスタイルを掲げ、肩ひじを張らず、丁寧で上質な時間を過ごしてほしい。そんな思いが形になった鮨店。

鮨と聞くと、ついつい気負って「背筋を伸ばさなければ!」と思ってしまいますよね。でも「鮨 KOUMEI」の空気は、その固定観念をするりと解いてくれます。素材は、料理人が仲卸と直接やり取りし、その日のベストだけを厳選。江戸前の技法を大切にしつつ、6時間かけて昆布と水で蒸し上げた鮑に肝ソースを合わせる、などといった洋のニュアンスを織り交ぜ 〝枠を超えた鮨〟も登場。伝統に寄り添いながらも、枠に囚われずに軽やかに表現する。そのバランスこそが「鮨 KOUMEI」の魅力です。気楽に、でも本格的に! 敷居の高さを感じさせずに、鮨の本質と可能性を静かに確かに提示してくれるのです。

「鮨 KOUMEI」の最大の特徴は「19品のコース×プレミアムフリーフロー」。握りとつまみ全19品に、ワイン・日本酒・シャンパン・ソフトドリンクなどを22,000円で楽しめる「プレミアムフリーフローがセット」になっていることなんです。「このネタにこのお酒を合わせてみたい」「次はあえて違う方向の一杯を」そんな〝味わう楽しさ〟が自由に広がるのも、ドリンクに気を遣わないオールインクルーシブだからこそ。一皿ごとに異なる火入れ、香り、温度、余韻。味が重なり、広がり、静かに次の皿へつながっていく。値段を気にせず、ペアリングに迷わず、ただ〝おいしい瞬間〟に集中する空間。これは、忙しい大人にこそ必要な〝解放〟される時間だと感じました。

店内はカウンター6席のみ。一斉スタートの2部制。赤を基調とした空間が、余計なものをそっと視界から消してくれます。包丁の音、炊きたての香り、指先の温度が伝わるほどの距離感。〝鮨が生まれる瞬間〟を、ただ静かに見届けられる贅沢。窓の外には東京タワーも! 6席という最小限の空間だからこそ味わえる豊かさがあります。

記憶に刻まれる、「鮨 KOUMEI」の料理たち。ここからは、コースの中でも特に印象深かった品々を紹介します。
(※季節や仕入れ状況により変更があります)

◆ウニパフェ

コースの始まりを告げるのは、まさかの「ウニパフェ」。

バフンウニの濃厚な甘みに、海の香りがふわり。ムラサキウニのソースがリゾットと溶け合い、鮨という枠を軽やかに越えていきます。

◆大間 本マグロ 大トロ

握りのトップバッターは、大間の本マグロの大トロ。内側だけをさっと炙ることで温度を上げ、脂の香りが立ち上がる瞬間をつくり出します。赤酢のシャリと重なり合う旨味のリズムに感動!

◆佐賀のこはだ

丁寧な締め仕事の妙が光る、しっとりとした旨みの詰まった、こはだ。

◆広島の真鯛の昆布締め

昆布の香りが鼻からやさしく抜ける、ねっとりとした食感が特徴の真鯛。

◆三重のアジ

アジの脂に、あたりネギの風味が重なる上品な味わいの肉厚な一貫。

◆蒸し鮑

「鮨 KOUMEI」の〝象徴〟とも言える渾身の一皿。フレンチの要素を取り入れた肝ソースは、8キロ分の鮑を水と昆布だけで6時間蒸し上げ、バターを使わずに旨味だけを純粋に引き出しています。鮑の柔らかさと力強さの同居に驚きが! 鮑をいただいた後の、残った肝ソースに赤酢のシャリを入れていただきます。赤酢の酸味と合わさった濃厚な味の深みが、口の中に一気に広がります。

◆長崎のスミイカ

ねっとりとした食感と透明感のある甘みを持つ長崎のすみいかを、塩とすだちでさっぱりといただきます。

◆大間のマグロづけ

引き締まった身と濃厚な旨みが特徴の大間のマグロは、甘みのある上品な脂と漬けとの相性も抜群です。トップにのった地からしが、アクセントとなっています。

◆北海道のきんき しゃぶしゃぶ

北海道産のきんきを、贅沢に「しゃぶしゃぶ」で!
きんき特有の上質な脂が特製ポン酢だしにほどけ、さっぱりの中にもしっかり旨味が感じられる上品なおいしさ。最後は、きんきの旨味が移ったポン酢だしに出汁を加えていただき、余韻までしみじみと楽しみました。

◆あん肝×きゅうり×奈良漬けの「飲めるカッパ巻き」

濃厚なあん肝、フレッシュきゅうりの瑞々しさ、奈良漬けの香り。それぞれの個性が、海苔に包まれてしっかりとまとまっています。「飲めるカッパ巻き」と呼ばれているほど滑らかで、鮨の新しい面白さを感じさせる創作巻物です。

◆対馬のあなご

締めの一貫にふさわしい対馬のあなごは肉厚で脂ののりがよく、繊細な味わいと歯応えのよさ、口の中に上品に続く甘みが特徴です。コース全体が静かに、心地よく落ち着いていく瞬間です。

金額、ペアリング、緊張感など、ついあれこれと気を取られがちな鮨の時間を「鮨 KOUMEI」ではそっと軽やかにしてくれます。その代わりに、〝本当においしいものを、心から味わう〟という贅沢だけが残ります。デートでも、親しい友人との時間にも、ひとりで訪れるご褒美の夜にも。虎ノ門ヒルズの「鮨 KOUMEI」で味わう一夜は、きっと忘れられない記憶になるはずです。既に予約が埋まってきているそうなので、予約は早めがおすすめです!

【概要】
鮨 KOUMEI
住所:東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 地上4階
価格:オールインクルーシブ 22,000円
ディナー:1部 18:00〜/2部 20:30〜(祝日のみ:1部 17:00〜/2部 19:30〜)

大雄寺幹子

大雄寺幹子

女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。

職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。

以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)

365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。

もちろん美味しいものに目がなく、スイーツ以外に肉マニアとしても寄稿。

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