45歳、すっぴん! 無加工でこの美肌♡ 皮膚の変態・大野真理子さんに聞く「美肌」の極意
ただ白いだけでなく、クリアで曇りがない肌。そんな理想に近づくべく、日々アップデートを続ける美容家・大野真理子さん。美容を楽しむコツや美白がもたらしてくれるメリットなど、大野さんが考える美肌の極意とは?

大野真理子(おおの・まりこ)
アパレルを中心に複数の会社を経営する傍ら、「#皮膚の変態」をキャッチコピーに愛する美容情報を惜しみなく発信。InstagramやYouTubeを中心に、美容好きからの絶大な支持を集める。
美容家・大野真理子さんインタビュー
透明感のある肌は自分を高見えさせる武器になる
昨年に続き、今年も美白&UVの特集に呼んでいただき、本当にうれしいです! 美白=大野真理子と思ってもらえるのは光栄ですが、実は最近は美白ケアだけでは追いつけていない感があって(苦笑)。今年は美白しながら、糖化ケアやたるみケアなどのエイジングケアもがんばりたいな、と思っているところです。
美白ケアは思い込んだが勝ち!
最近、とある取材で脳科学の先生にお話を伺う機会があったのですが、そこで「美容は思い込みの力が大切」ということを知って。たとえば、アプリで自分の顔写真を加工することは、一見ネガティブなようで、すごくよいことらしいんです。目から入る情報に脳が騙されて、その理想のイメージに実際に近づくこともあるんだとか! それを聞いてから、大好きな韓国アイドルのaespaの美しい写真を眺めては、“私もウィンターちゃんくらい色白になる♡ ”と、せっせと脳にインプットしながらスキンケアをしています(笑)。美白は思い込んだが勝ち!
肌に透明感があると、それだけで雑に扱われなくなる
肌の透明感を褒めていただくことも多いのですが、私は生まれつき色が白いわけではなくて。完全に10代から積み重ねてきた努力です。18歳のころ、人に自慢できるものが無かった平凡な私は、スキンケアをがんばってみようと決心して。少しずつ肌の透明感が上がってきたことで、それまでと人からの扱われ方が変わったんです。人って、自分にめっちゃ手を掛けていそうな人に対しては、“この人は大切に扱わなきゃ”という意識が働くんですよね。美容をがんばったことで、私は雑に扱われなくなった。美白って自分を高見えさせるためにも有効なんですよ。

私にとって焼けないことは最優先事項。リゾート地では忍者に変身します。怪しい人に思われても1ミリも焼けたくない!
美白やUVは効果を実感しやすいから楽しさ倍増!
私は美容が趣味なので、最新のアイテムを買って試すのがすごく楽しいのですが、多くの人は「なぜ毎年買い替えるの?」と疑問に思われているかもしれません。でもね、美白もUVも毎年めちゃくちゃ進化してるんですよ! 心地いいマイベーシックがあることは素敵だけど、メーカーの皆様が心血注いで開発した最新作にぜひ触れてほしい。特に美白やUVは、他のアイテムに比べて効果を実感しやすいから、思いきってアップデートしてみて。きっと新しいワンピースを一枚買うのと同じくらい、あなたの魅力を高めてくれるはず。
美白はエンタメ! 生活の楽しみとして取り入れて
そしてもうひとつ大切なのが、美容を楽しむ気持ち。美白もエンタメと捉えて、生活の楽しみとして取り入れてほしいなって思います。そのためには、心地いいと感じるテクスチャーや香りのアイテムを選ぶのがおすすめ。今シーズンは効果だけでなく、使い心地にもこだわったものが多いので、一緒に自ら輝きを放つ“自家発電肌”を目指して突き進みましょう♡
大野真理子さん著書、2冊目にして初の“人生啓発本”『美人はリスク』発売中!

趣味の美人観察を通してたどり着いた、“ホンモノの美人”について思考を繰り広げる一冊。人生をよりよくするための美容法や、愛用コスメの紹介も。¥1,870(小学館)
2025年Oggi4月号「透明感のある肌は美白&UVの更新から!」より
撮影/岡本 俊 構成/火箱奈央
再構成/Oggi.jp編集部