Instagramで募集したお悩みに、サッシャさんが答えます!

《Profile》1976年、ドイツ生まれ。日本語・英語・ドイツ語のトライリンガル。1999年にニュースアンカーとしてキャリアをスタートし、現在はラジオDJ、スポーツ実況、イベントのMCなど幅広く活躍。「サッシャさんとなら自然に話せる!」と共演者側からの指名も絶えない。
Q.あの人に声をかけてみたいけど…
異業種交流会などの立食パーティでなかなか人に声をかけられず、「何もできずに終わってしまった…」といつも反省してばかり。スマートで上手な話しかけ方ってありますか?
A.会話をする前にまずは親切な人になってみて
「ドリンクいりますか?」行動から会話を始めよう
僕がよく実践するのは、「ドリンク、もってきましょうか?」という声かけ。黙って受け取る人なんていませんから、「ありがとうございます」と自然に会話が生まれます。あとは、「一緒にお皿、片づけてきちゃいましょうか?」とか。そう、行動を会話の〝つかみ〟にするんです。立食パーティのようなシーンに限らず、人に親切にすることは常に意識しているかもしれません。落とし物を拾ってあげたりしたことがきっかけで、飛行機で隣になった人と仲良くなったり(笑)。「この人、いい人だな」と相手に思ってもらえれば、会話のハードルも自然と下がりますよね。
Q.天気? 季節? 「はじめまして」の定番ネタって?
初対面の人と距離を縮めるために、サッシャさんならどんな質問や話題を投げかけますか? 鉄板と言われる雑談ネタではなかなか会話が続かず、結局親しくなれません…。
A.出身地、持ち物… そして目指すはふたりの共通点!
気負わずに質問できて、その人らしさが見えてくる!
まず、その人の出身地を聞いてみるのはどうでしょう? 自分や家族と同じなら一気に打ち解けられるし、そこを旅行したことがあれば、グルメなど話題も広げやすいですよね。次におすすめなのは、持ち物について質問すること。スマホケースなど、みんなが持っているものに特に注目してみて。そういうアイテムにこそ、個性やこだわりが表れるんです。好きなブランドやキャラクター、もしかしたら〝推し〟の話題につながるかも。そうした会話の中で、パーソナルな共通点が見つかれば最高! 安心感や仲間意識が芽生えて、会話も自然と弾むはずです。
Q.気づけば一問一答マシーンになってしまいます…
「会話を途切れさせず、長く続けなければ…!」と頑張るほどに空回り。いつの間にか、一問一答形式の面接をしているような状況に。ナチュラルに会話が続く… そんな質問ができるようになりたい!
A.先を急ぎすぎないで! 会話の中身も5W1Hが大事です
相手の回答を受け止めて、そこから広げていくのが大事
「次はこれを質問しなきゃ!」と焦るあまりに、せっかく相手が教えてくれた回答をスルーしてしまってはいませんか? バラバラな10個の質問を消化するより、1個の質問を深掘りしていく… そのほうが、人となりが見えてくるもの。たとえば趣味について質問して、「ゴルフ」という答えが返ってきたとしましょう。「いつから好きなんですか?」「どうして好きなんですか?」「だれと行くことが多いんですか?」と、〝5W1H〟を意識するだけで、ひとつの回答に対して話題はどんどん広がっていきます。会話がYES・NOで終わってしまわないのもいいところ!

Q.これってパワハラ? 後輩との会話がちょっと怖い
パワハラやモラハラが問題になる今日このごろ。「この発言は怖がられていないだろうか…?」など、部下とのコミュニケーションに悩み中。サッシャさんはどうしていますか?
A.尊敬されようと思わないで! 僕は変なおじさんを目指してます(笑)
尊敬の気持ちは、相手から自然と生まれてくるもの
僕が接する相手でいうと、若いADさんたちが当てはまるのかな? 彼らにはくだらないオヤジギャグを飛ばして、変なおじさんだと思われるようにしています(笑)。なぜなら、気構えずに接することができる存在、彼らと同等の存在でいたいから。パワハラやモラハラって、〝自分のほうが偉い〟という気持ちで相手に接するから起きてしまうものだと思うんです。尊敬とは、自分が生み出すものではなくて、相手から生まれてくるもの。変なダジャレを言ったら、「何言ってるんですか!(笑)」と突っ込まれるようなフランクな関係。だけど、実は尊敬されている… そんな人になりたいですね!
Q.褒められると、つい謙遜してしまいます…
身につけているものや持ち物を褒められると、変に自分をさげてしまいます。気まずい思いをさせたかも… と相手にも申し訳ない気持ちに。〝上手な褒められ方〟ってありますか?
A.自分は聞き役になればいい! 魔法の言葉は「お好きなんですか?」
話し役から聞き役に立場をチェンジ!
思わずへりくだってしまうということは、高価なアイテムを褒められたりするのでしょうか。そのアイテムを説明することが自慢のように聞こえてしまうのが心配なら、「これ、お好きなんですか?」と返すのはどうでしょう? この一言を発することで、会話の〝話し役〟は相手に移ります。自分の話にせず、聞き役になればいいんです!
Q.初対面の〝知り合いの知り合い〟とふたり。無言の5分間…
会食の幹事役が5分遅刻。お店の個室で、私と初対面の相手がふたりきり…。何を話せばいいかわからない…! 短いようであまりにも長かった5分間、どう乗り切ればよかったの?
A.その場にいない知り合いが、最大の味方です
共通の話題があれば初対面でも話しやすい!
初対面なのにふたりきり… そんなシーンでも、共通の話題があれば会話は弾みやすいもの。この場合は〝5分遅刻中の幹事と知り合い〟という最高の共通点があるじゃないですか。「(幹事の)●●さんとは、いつからお知り合いなんですか?」「●●さんと仲良くなったきっかけは?」… と話し始めたら、きっと5分なんてあっという間!
【サッシャさん衣装】ジャケット¥220,000(リングヂャケット マイスター 206 青山〈リングヂャケット〉) その他/スタイリスト私物
リングヂャケット マイスター 206 青山 03-6418-7855
2026年Oggi5月号「会話の達人・サッシャさんと考える大人のスマート会話術」より
撮影/白木 努(PEACE MONKEY) スタイリスト/久保コウヘイ ヘア&メイク/新地琢磨(Sui) 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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