Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. エンタメ
  4. 4年に一度!世界一を決める史上最大規模の大会「FI…

LIFESTYLE

2026.06.12

4年に一度!世界一を決める史上最大規模の大会「FIFAワールドカップ2026」を120%楽しむ方法

「FIFAワールドカップ2026」が6月11日に開幕! アジア最強の森保ジャパンは、どう戦うの!? 元サッカー日本女子代表キャプテン・澤 穂希さんに教えていただきました!

FIFAワールドカップについて教えてくれるのは…

澤穂希さん

元サッカー日本女子代表・澤 穂希さん
さわ・ほまれ/1978年生まれ。2011年のFIFA女子ワールドカップドイツ大会では、キャプテンとしてなでしこジャパンの優勝に貢献し、大会MVPと得点王に輝く。同年FIFA最優秀選手賞受賞。2012年のロンドン五輪では銀メダル、2015年W杯カナダ大会では準優勝に貢献。現在はスポーツ普及のために尽力。

「FIFAワールドカップ2026」開催国も出場チームも史上最多になった影響は…!?

Oggi編集部(以下Oggi):もうすぐ、ワールドカップ(以下W杯)が始まりますね。ふだんから熱心にサッカーを追っているわけではない〝にわかファン〟で恐縮ですが、W杯ともなるとテンションが上がります!

澤さん(以下敬称略):4年に1回開催されるW杯は、FIFAが主催する世界選手権大会。サッカー選手ならだれもが憧れる場所です。特に男子は、原則23歳以下という年齢制限があるオリンピックに対して、W杯は若手からベテランまで、真に強いスーパースターたちが集結。その頂点に立ってトロフィーを掲げたい、という思い入れは強いでしょうね。

Oggi:今回開催されるのはアメリカ、カナダ、メキシコですね。

澤:はい、3か国での開催は初めてのこと。6月11日の開幕戦はメキシコシティ、7月19日の決勝はニューヨーク/ニュージャージーで行われる予定です。今回は参加チームも、前回の32チームから48チームに増えて、全試合数が64試合から104試合へと大幅に増加。3か国で開催するのは、会場を確保するためという背景もあったのではないかと、推測します。

Oggi:参加チームも、そんなに増えたんですね。

澤:たとえばアジアの出場枠は、4年前の4.5から、今回は8.5に増えました(大陸間プレーオフを含む)。枠が広がったことで実力にバラつきが出るのは、ある程度仕方がないこと。サッカーではあまり見ない、10点差がつくような試合も出てくるかもしれません。

Oggi:なるほど、ゲームとしての面白みにも影響するんですね。

澤:でも元選手としてはシンプルに、多くの国に出場のチャンスが増えるのは「夢がある!」と思います。出場国が増えることで、さらに多くの人に見てもらえるでしょうし。FIFAにとっては、より多くの放映権収入を得たいという、ビジネス的な側面もあるとは思います。

Oggi:とはいえ、選手たちの移動の負担も大きそうです。

澤:率直に言って大変だと思います。私も現役時代、移動距離が長い国際大会があって、スタッフが「グループリーグは1位じゃなくて、2位で通過しておいたほうが、移動時間が短くなるから…」なんて話していたのを覚えています。実際はそんなに計算どおりにはいかないんですが(笑)。今回の日本代表は海外で活躍する選手も多いので、移動にも慣れているはず。乗り切ってくれると思います。

全48チームが集結! 世界のスター選手たちも一堂に!

ヨーロッパから16チーム、アフリカ10、アジア9、北中米カリブ海6、南米6、オセアニア1のチームが出場。「アルゼンチンのメッシ選手は、これまでの集大成となるプレイを見せてくれるはず。フランスのエムバペ選手は、前回大会決勝でハットトリックを決めた20代。優勝候補・フランスの選手層の厚さを感じさせます」(澤さん・以下同)

アルゼンチン・メッシ選手

アルゼンチン・メッシ選手
©アフロ

フランス・エムバペ選手

フランス・エムバペ選手
©AFP/アフロ

日本代表はグループFで、まずはこの3か国と対戦!

第1戦:6月15日(月)5:00〜 オランダ
第2戦:6月21日(日)13:00〜 チュニジア
第3戦:6月26日(金)8:00〜 スウェーデン

※日本時間

「オランダ、スウェーデンなどヨーロッパのチームはフィジカルがとにかく強い! 相手の強みを出させないような、守備やゲームづくりが大切です。ふだんヨーロッパのチームでプレイしている選手も多いので、対策はしやすいはず。チュニジア戦は現地時間の22:00キックオフ。ここまで夜遅い試合開始は珍しいので、心身をどう整えるかもカギに」

SAMURAI BLUEが優勝する確率は…!?

Oggi:ズバリ、今回の日本代表の実力は…? 前回大会ではグループリーグを突破して、ベスト16に進出しました。

澤:サッカー関係者たちからは、「今の日本代表は、これまででいちばん強い!」という話をよく聞きます。前回のカタール大会でも、スペインやドイツなど強豪に勝利してグループリーグを1位で通過するなど、想像以上の活躍を見せてくれましたが、今回も世界をアッと驚かせてくれるんじゃないでしょうか。ひとりで、相手チームの選手をひとり、ふたり抜いて、自分で点を取れるような選手も増えて、決定力も上がっていると感じます。だれが代表に選ばれてもおかしくない、実力のある選手が増えていて、監督の森保さんも相当迷っていると思いますよ。

Oggi:森保 一監督は2018年から、長期にわたって代表の監督を務めていますね。どのようなスタイルなんでしょうか?

澤:選手ひとりひとりの特徴を知り尽くしているので、交代のタイミングや、その交代で入る選手の起用法などが絶妙だな、と感じます。試合途中から出て、結果を残す選手も多いです。あとは、とても熱い人! お話しするととても穏やかなんですが、サッカーに対してはとても情熱的で、ときに涙を流すことも。一試合一試合にかける思いが周囲にも伝わるからこそ、結果がついてくるのだと思います。

Oggi:日本代表の最初の試合は6月15日、オランダ戦です。

澤:今年4月1日時点でのFIFA世界ランキングでは、日本は18位。グループリーグでは、オランダ(7位)、チュニジア(44位)、スウェーデン(38位)と対戦することになります。ただ世界ランキングはあくまでも目安。相性もありますし、実際の試合では〝格下〟と見られているチームに負けることもふつうにあります。そんなことを考慮に入れても、日本チームはグループリーグを突破すると思いますよ。

Oggi:力強い予想ですね。

澤:唯一心配しているのは、けが人が続出していること。開幕までにしっかり治して、コンディションを上げていけるとよいのですが…。森保さんが目指すところは優勝ですし、選手みんなが同じ思いで、一日一日を大切にしていると思います。

Oggi:優勝、ですか。

澤:私たちが、’11年に女子W杯で優勝したときも、観客のみなさんは、優勝できるなんてだれも想像していなかったと思います。でも、W杯に旅立つ前にチームメイトの宮間(あや)と散歩をしながら、「このチームだったら優勝できると思う」って話していたんですよね。

Oggi:そんな確信が…!

澤:運も味方してくれたとは思いますが、勝ち進むごとに成長している手ごたえもありました。さまざまな要素が重なって、今の日本代表が優勝することは不可能ではないと思います。やるからには目標を高く、優勝してほしいと、心から応援しています。

SAMURAI BLUEの中でも、澤さんが特に注目しているのは…?

チームを安定させる守備的リーダー【遠藤 航選手】

チームを安定させる守備的リーダー【遠藤 航選手】

「2023年6月から日本代表のキャプテンを務めていて、ポジションも私と同じボランチ。個人的なイチ推し選手です」イングランドのリバプールFC所属。33歳。

勝利に導く貪欲なプレイに注目【久保建英選手】

勝利に導く貪欲なプレイに注目【久保建英選手】

「足さばきがすばらしい! 左利きならではの、カットインからのシュートに魅了されます。貪欲に得点を狙う姿勢も◎」スペインのレアル・ソシエダ所属。24歳。

知的でクールなセンターバック【谷口彰悟選手】

知的でクールなセンターバック【谷口彰悟選手】

「相手の動きを冷静に予測して守るなど、ポジショニングが的確。チームメイトのミスもスマートにサポート」ベルギーのシント=トロイデンVV所属。34歳。

写真提供:公益財団法人日本サッカー協会

W杯をもっと楽しむために注目すべきポイントは?

Oggi:サッカーに詳しくない人は、W杯をどのように楽しんだらよいでしょうか?

澤:初心者は、個人的にお気に入りの選手を見つけるのが、いちばん手っ取り早いですよ(笑)。推しがいれば一気にハマりますから。

Oggi:澤さんの好みのタイプの選手といえば?

澤:私に聞かれても… そういう目で選手を見ていないので(苦笑)。でもまあ、たとえば日本代表の谷口彰悟選手は、チーム一の端正なたたずまいでも人気ですね。

Oggi:失礼しました(汗)!

澤:サッカーの見どころということなら、たとえばドリブラーと守備など、選手が1対1で駆け引きしている場面はハラハラして楽しいのでは。ゴール前のプレイも緊迫感があっていいですね。プレイスタイルから選手の性格が透けて見えるのも面白いですよ。冷静なプレイをしている選手なら「日ごろからクールな性格なんだろうな」とか。

Oggi:血気盛んな選手もいるんでしょうね(笑)。

澤:あと、スポーツバーなどで、だれかと一緒に観戦すると、さらに盛り上がりますね。そういう応援の声って、選手にちゃんと届くんです。

Oggi:時差で見づらい試合もありそうですが… 日本代表の第2戦は、週末の午後なのでみんなで集まれそう! あと今回は、決勝戦でハーフタイムショーが行われると聞きました。

澤:そうなんです。アメリカでは、アメフトのNFL優勝決定戦であるスーパーボウルのハーフタイムショーがとても有名ですが、サッカーのW杯でハーフタイムショーが行われるのは初めてのこと。エキサイティングなサッカーを観戦しながら、エンタメも楽しめるとあって、最高に盛り上がると思います。

Oggi:楽しみですね!

澤:自分ひとりじゃなしえないことも、仲間がいるからできる、といった経験を、サッカーで何度もしてきました。うれしさは倍増、悲しみは半分に。そんなチームプレイの醍醐味も、W杯から感じ取ってもらえたらうれしいです。

覚えておきたいキーワード

1. FIFA

国際サッカー連盟。フランス語で Fédération Internationale de Football Associationの略。211の国と地域のサッカー協会が加盟。イギリスは4つの地域がそれぞれ独自加盟しているため、W杯の出場チーム数=参加国数とはならない。

2. 大陸間プレーオフ

アジア、アフリカ、北中米カリブ海、南米、オセアニアの予選で出場権を得られなかった次点6チーム同士が、最後の2枠をかけて対戦。アジア出場枠8.5の「.5」は、大陸間プレーオフで勝てば出場、負ければ予選敗退となることを示す。

3. 日本代表

W杯には’98年の初出場から7回連続で出場し、今回が8大会連続8回目。ベスト16には4回進出。「SAMURAI BLUE」という愛称は’06年にサポーター投票で選ばれ’09年から正式な愛称に。今回の日本代表メンバーは5月15日発表。

4. ハーフタイムショー

ハーフタイムショー
©REX/アフロ

7月19日にニューヨーク/ニュージャージースタジアムで行われる決勝戦で、前半終了後に25分程度のショーが行われる。ロックバンド・コールドプレイのクリス・マーティン(写真)がプロデュースし、アーティストが複数出演予定。FIFAジャンニ・インファンティーノ会長は「世界最大のスポーツイベントにふさわしいショーになる」と発信。

●掲載している情報は2026年5月12日現在のものです。

2026年Oggi7月号「Oggi大学」より
構成/酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
Oggi.jp

あわせて読みたい

Today’s Access Ranking

ランキング

2026.06.12

人気のキーワード

PopularKeywords

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。