塩野瑛久がトレンドのシャツジャケットをはおったら…
さまざまな役を演じ分けることから、“カメレオン俳優”とも呼ばれる、塩野瑛久さんの連載。 毎回テーマを設けて魅せるファッションはもちろん、Oggiの読者世代でもある塩野さんが等身大に語るインタビューにもご注目ください!
【Theme#28 シャツジャケット編】

――今回は、「シャツジャケット」をテーマに撮影しましたがいかがでしたか?
セーラーカラーになっているのがポイントのシャツジャケットで、ひとクセあるデザインがかわいかったです。セーラーカラーだけど、キュートすぎないデザインがメンズでは珍しいし、こういうのもありだなと発見できました。シャツジャケットと聞くと、やっぱりどうしてもきれいめなテイストのものが真っ先に思い浮かびますが、今回の衣装は程よくカジュアルで遊び心がある。ドライな質感のブラウンはこなれ感も出て好きが詰まっています。やっぱりスタイリストさんのコーディネートはさすがだなと思いました。
――とてもお似合いでした!このジャケットが特に気に入ったポイントはどこでしょう
コットン素材だから細かいことを気にせず洗えるし、デニムセットアップのようなムードも好きです。シルエットが本当にきれいなところも気に入りましたし、中の柄シャツの見え具合で印象が大きく変わるのも楽しみながら着たいと思いました。

――このスタイルでお出かけするならどこへ行きたいですか?
どこがいいだろう?わりとアクティブに動けるラクさがあるコーディネートですよね。天気のいい日に目黒川沿いを散歩したいです。
――この春、気になっているファッションアイテムは?
デザインの効いたシャツ! 今回の衣装でインナーに着たシャツのような個性的なシャツを探しています。今までがちょっと落ち着きすぎていたかもと思ったので、夏に向けてテンションが高めの服を着たくなってきました。

――ファッションについて、年齢を重ねていくうちに意識するようになったことは?
清潔感の大切さ。テイストやデザインよりもシミやシワに今まで以上に気を配るようになりました。逆に好きなデザインやテイストは、昔からずっと変わりません。「年齢を重ねてからも着られるもの、着たいと思えるもの」を吟味して購入しているので、20代前半の頃から大事にしている服もたくさんあります。
――10年近く愛用しているのはすごい!それだけちゃん丁寧なお手入れをなさっているということですよね。
特別な手入れはしていないです。仕事柄、現場ではすぐ衣装に着替えるし、私服を着る時間も限られるからかもしれません。あと、アウターは上質なものを選ぶようにしているから、物持ちがいいのもあると思います。流行りの形に流されるタイプでもなく、シルエットや色の好みがはっきりしているので、似たようなシルエットが増える分には合わせに困らないですから。ただ、お気に入りのアイテムこそ、ローテーションにして着る頻度をなるべく少なくしています。

――物持ちのよい塩野さんが最近手放したアイテムはありますか?
デニムのトレンチコートです。コートがめくれて裏が見えたときに、あまりかっこよくなくて…。くるぶし丈のコートでかっこいいんですけど、縫製や生地が気になったのと、歩いているときの裾のなびき方がきれいではなくて、着る機会も少なかったので手放しました。購入した当時はデザインが気に入って着ていたのですが、年齢を重ねた今、時には質も大事だなと感じています。

――では、自分のファッションを一言で表すと?
“自分を表すもの”です。人にはなかなか伝わらないようなディテールのこだわりや機能性をいかに大事にするか、など、何を重視にするかのバロメーターが人それぞれ違う。見た目の個性だけではなく、その人のライフスタイルもすべて表してるものなんじゃないかと個人的に思っています。個性も大事だけど、そこじゃないもっと深くにあるその人の人間性が服に表れてるんじゃないかな。
ジャケット¥63,800・パンツ¥52,800(OLD JOE FLAGSHIP STORE〈OLD JOE〉) シャツ¥53,900(TOGA AOYAMA 〈TOGA TOO〉) 靴 ¥199,100(クリスチャン ルブタン ジャパン〈Christian Louboutin〉)
【お問い合わせ先】
・TOGA AOYAMA 03-5962-7875
・OLD JOE FLAGSHIP STORE 03-5738-7292
・クリスチャン ルブタン ジャパン https://jp.christianlouboutin.com/
撮影/遠藤優貴(スチール)、尾崎玲央(PEACE MONKEY/ムービー) スタイリスト/Lim Lean Lee ヘア&メイク/甲斐美穂 構成/佐々木怜菜、岡野亜紀子

【撮影現場ビハインド♡〝しおらしい〟取材メモ】
・今回着用したシャツジャケットがとても気に入った様子の塩野さん。撮影中、「このセーラーカラーがかわいいんですよね」とカメラに背中を向けて見せながらお気に入りポイントを解説する姿が。
・今気になるファッションは?の問いに「これは春じゃないよなぁ。…なんでもないです!」と悩んでいる様子なので詳細を尋ねると、「ずっとほしかったのはタートルネックなんです。最近、服の整理をしたら、分厚いカジュアルなニットはあるけど、インナーとしてコーディネートをまとめてくれるハイネックのニットが圧倒的に足りていないと気づいて探しているうちに気づいたら冬は過ぎていました…(笑)」とお話してくれました。
・ファッションアイテムを手放す判断基準を聞いてみると、「出番が2年なかったらさすがにもう使わないかなと判断して手放します。でも、やっぱり愛着があるアイテムたちなので2年の中で1度でも使っていたら残します(笑)」と教えてくれました。
俳優 塩野瑛久
しおの・あきひさ/1995年1月3日生まれ。東京都出身。【公式Instagram @akihisa_shiono_official】どんな難役も演じ分けることから“カメレオン俳優”と呼ばれる実力派俳優で、話題作に多数出演。2024年は大河ドラマ『光る君へ』で一条天皇を熱演し話題に。近年は日韓制作のドラマ「魔物(마물)」、『終幕のロンド—もう二度と、会えないあなたに—』、『嘘が嘘で嘘は嘘だ』、『未来のムスコ』など注目作に出演。映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(公開中)、『SAKAMOTO DAYS』(公開中)、『マジカル・シークレット・ツアー』(6.19)、『ラブ≠コメディ』(7.3)、『すべて真夜中の恋人たち』(今秋)が公開予定。ファッション好きとしても知られ、センスのよさから数々のファッションイベントなどに呼ばれる今、まさに旬の人。2024年1月より、Oggi.jpでファッション連載中!



