“Let’s split the bill.”ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
年が明け、家族や友達、同僚などと、新年会を行ったという人も多いのではないでしょうか。
ということで今回は、飲み会などのお会計時に使えるフレーズをご紹介。
“Let’s split the bill.”
“split”には「割く」「割る」などの意味がありますね。
ということは、 “Let’s split the bill.”と言われたら…?
正解は?
“bill”には「勘定」という意味があるので、“split the bill”で「勘定を割る」。
つまり、 “Let’s split the bill.”は、「割り勘にしよう」という意味。
ところで、「割り勘」とは一般的に、「参加人数で均等割りにして代金を支払う」ことをイメージするかと思います。
一方で、「参加者が自分の代金を自分で支払う」という意味もあり、このいわゆる「別会計」という意味の場合は、“pay separately”や“get separate checks”などを使います。
また、「別会計」を表す表現として、“go Dutch”(オランダ式で行く)という表現も。ただし、これはイギリスとオランダが長く敵対関係にあった歴史の名残りとも言われており、使わないのが無難です。
“split the bill”の使い方をチェックしていきましょう~!
【例文】
A:“How will we be paying?”(支払いはどうする?)
B:“Let’s split the bill.”(割り勘にしよう)
・“Today I’m short of cash. So let’s split the bill.”(今日はお金をあまり持っていないんだ。割り勘にしよう)
・“My husband and I split the bill on dates.”(夫と私はデートのとき割り勘にしていた)
★今日のひとこと★
勘定という意味で“bill”を使っていますが、“check”でもOKです! 違いはというと、“bill”は主にイギリスで、“check”はアメリカで使われています。
また、以前の記事でご紹介しましたが、「私のおごりよ」と言いたいときは、“This is my treat.”や、“It’s on me.”などを使ってみてくださいね^^(詳細はこちら)
***
勘違いするとちょっと困る英語イディオムは、こちらでも紹介しています!
この連載「大人の英語塾」では、意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語のイディオムなどを、サッと隙間時間にでも読める内容でお届けしています。思わずクスッとしてしまう英語ならではのユニークな表現から、海外ドラマでよく登場するあのセリフまで盛りだくさん! Oggi.jpにて定期的に配信していますので、ぜひチェックしてみてくださいね♡
TOP画像/(c)Adobe Stock
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。最近、手相占いの勉強も始めました!