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恋人との恋愛経験値の差を知って、嫉妬をしてしまったり嫌な気持ちになってしまったり…。年齢差があるカップルだと、なおのこと恋愛経験値の違いが目立ちやすいかもしれません。
彼の経験値が自分よりも上だと、嫉妬や不安、劣等感などのマイナスな感情を生む原因にもなってしまいます。恋人との経験値の差を上手に受け止めるには、どうすべきなのでしょうか。
恋愛経験値に差があるカップルの3大デメリット
恋愛経験値に差があるカップルがお付き合いをすると、最初のうちほどデメリットが際立つ場合も…。代表的なデメリットを解説します。
♦︎経験値の低い側が劣等感を抱きやすい
ふたりの恋愛経験値に大きな差があるほど、経験が少ない側が劣等感を抱きやすい面は否めません。
恋愛に不慣れな人ほど、相手の豊富な経験に対して自分が「足りていない」と感じたり「うまくやれているのかな」と不安を抱いたり。こんな劣等感が原因で自信を失い、恋愛に対して消極的な態度になってしまう場合もあります。
深刻化していくとふたりのコミュニケーションにギャップが生じたり、関係の発展を妨げる要因になってしまうことも…。
♦︎パートナーの過去の相手に嫉妬心が生まれやすい
相手が自分よりも多くの異性と恋愛をしてきたことに対して、経験の少ない側は不安を抱きがち。そのせいでパートナーの過去の恋人や恋愛エピソードに対してまで、強い嫉妬心を抱くことがあります。
特に深い関係を築いていたり思い出の多い相手がいたりすると、その人の存在が現在の関係に影響を及ぼすこともあります。
不安に駆られすぎると嫉妬心によって不可解な言動を起こすこともあるため、ふたりの信頼関係を揺るがしてしまい健全な関係を築きにくくなってしまうケースも…。
♦︎お互いにとって「初めてのこと」を見つけにくい
恋愛経験が豊富なパートナーと一緒にいると、相手にとっての「初めてのこと」を見つけるのが難しくなりがちです。
旅行やデートスポット、記念日の過ごし方でも、過去の経験で既に行ったor体験したことが多い場合には、ふたりの関係が新鮮ではないことに対して不満が生まれることも…。また経験の少ない側が「自分との時間は相手にとって特別ではないかもしれない」と不安を覚えるケースも少なくありません。
健全な関係を築きたくても、ふたりで過ごす時間への満足度が低くなると関係性にも影響が出てきます。
恋愛経験値に差があるカップルのメリット3選
恋愛経験値に差があるふたりが付き合うことには、メリットもあります。ふたりの関係を「良いもの」にしていくためには、メリットを最大限に活かすのもポイント! 代表的なメリットを解説します。
♦︎経験値がある側がリードしやすい
恋愛経験値が高い側が、相手を自然にリードしやすいのは大きなメリット。
恋愛に慣れているのを活かしてデートプランを立てたり相手の気持ちを汲み取って行動したりできることから、ふたりの関係がスムーズに進展しやすくなるでしょう。
経験が少ない側にとっては、リードしてくれるパートナーがいることで恋愛シーンに対する不安が軽減される効果も! ふたりにとって楽しい時間を過ごしやすくなります。
♦︎些細な喧嘩を回避しやすい
恋愛経験が豊富になると、過去の経験から学んだことを新しい恋愛にも活かせます。些細な喧嘩や誤解を未然に防ぐスキルが身に付いてくるので、小さなトラブルが発生しても冷静に対処しやすいでしょう。
また、カップル間でのコミュニケーションの大切さや相手の気持ちを尊重することの重要性も理解しているため、関係がギクシャクしにくく穏やかな時間を保ちやすいのもメリットです。
経験が少ない側も、パートナーの落ち着いた対応に安心感を覚えることができれば、より良い関係へと進みやすくなります。
♦︎デートで失敗しにくい
恋愛経験値が高い場合には、デートの計画や進行において失敗しにくいのもメリットです。
過去の経験から、どのような場所やアクティビティがカップルにとって楽しいのか、また一緒に出かけるイベントではどういう計画が適しているのか… など、デートプランに的確な選択ができることから、経験値の高い側は低い側に対して満足度の高い時間を提案できます。
楽しいデートが増えるほどふたりの距離も自然と縮まっていくもの。ふたりで過ごす時間が満たされやすいのもメリットでしょう。
恋愛経験値の差によるネガティブ感情への対処法
恋愛経験値の違いによって嫉妬や劣等感などネガティブな感情が湧いてきてしまったなら、早めの対処を心がけて。ネガティブな気持ちをそのままにしておくとどんどん深まってしまって、ふたりの関係に影響を及ぼしかねません。
ネガティブ感情に対して自分でできる対処法を解説します。
♦︎過去は過去と割り切る
恋愛経験値に差があるほど相手の過去について考えてしまいがち。しかし「過去は過去」と割り切ることが何よりも大切です。
パートナーの過去を気にしすぎると現在の関係に悪影響を及ぼしますし、大事なのは今のふたりの関係です。過去をどんなに気にしても今更変えられないので、引きずらずに今の幸せに焦点を当てましょう。
相手の過去を尊重することも思いやりや愛情につながります。今の関係を大切にすることでより強い絆を築いていきましょう♡
♦︎ふたりにとっての「初体験」を大切にする
お互いにとっての「初体験」を大切にすることも、恋愛経験値の違いが気にならなくなるためにはとても大切。新しい場所に行ったり共通の趣味を見つけたりすることで、ふたりだけの特別な思い出を積み重ねられます。
「初体験」が増えるほど経験値の差によるネガティブな感情が薄れ、ふたりの関係にも新鮮味と充実感をもたらすでしょう。
「初めて」を一緒に楽しめると、お互いの距離が縮まるだけでなくポジティブな感情が生まれやすくなります。
♦︎将来に向けた話を積極的にする
恋愛経験値の差によって生じた不安や嫉妬の感情は、将来に向けた話を積極的にすることで和らぐ場合も。
ふたりが一緒に描く未来について話し合うことができると今後の目標や夢を共有することにもつながるので、前向きな気持ちが生まれやすいでしょう。
将来にまつわる会話が増えるにつれてふたりの関係が一層深まっていくので、安心感が生まれて過去が気になりにくくなる効果も。
不安や嫉妬、劣等感が消えない時には別の理由がある場合も
恋愛経験値の違いがきっかけで、不安や嫉妬、劣等感が生まれたとしても、その感情がなかなか消えずむしろ相手への不信感が募っている… ということもありますよね。
「過去は過去」と割り切って前向きになろうとしているのにネガティブな感情がいつまでも消えない場合には、恋愛経験値の差だけではない別の理由が潜んでいるかもしれません。パートナーの不審な態度や言葉、ふたりの関係そのものへの不信感などからネガティブな感情が湧いている場合もあるので、今一度関係性を冷静に見つめ直してみましょう。
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。