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「友達以上恋人未満」の意味とは?
「友達以上恋人未満」という言葉をどのように感じますか? 自分がそんな状態を経験していたり、もしくは友達に相談されたことがある人も少なくないはず。
その意味はズバリ、「友達よりも仲がいいけれども、恋人という関係ではない」という状態。なんでも話せる異性の友人がいると前向きに捉える人も存在する一方、なかなか恋人になれない… と悩む人が多いのも事実です。
【質問】「友達以上恋人未満」の相手がいたことがある?
まずは「友達以上恋人未満」な相手がいたことがありますか? と120人の女性にリサーチ!
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
集計の結果、ある… 21.7%、ない… 76.7%、その他… 1.6%となりました。
今回、「友達以上恋人未満」の相手がいたことが「ある」と答えた人は2割程度で、「ない」派が圧倒的に多いようでした。「曖昧な関係は持ちたくない」と感じている女性が多いのでしょうか。
ちなみに「友達以上恋人未満」の相手とのその後は?
つづいて、「友達以上恋人未満」の相手とその後どうなった? と質問したところ、付き合った… 11.6%、友達のまま… 62.7%、関係をやめた… 25.7%という結果に。「友達のまま」と答えた女性が6割以上もいるようですが、「今までの関係を壊したくない」「進展方法がわからない」などの本音があるのかもしれませんね。
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「友達以上恋人未満」の相手と付き合ったエピソードを紹介
「友達以上恋人未満」の相手と付き合うことになったと聞くと、どんなエピソードがあったのか気になってしまうもの。ここでは「友達以上恋人未満」の相手と付き合ったことがある女性たちの、実際のエピソードを紹介します。
相手のアピールに押された
「押されて付き合ったことがあります」(30代・栃木県)
告白とまではいかないものの、相手があの手この手を使って積極的に好意を伝えてくると、愛されている実感が湧いてきますよね。それがきっかけとなり、「恋人として考えてみてもいいのかも」と思い至った女性もいるようです。
運命的な再会をした
「成人式の後から中学の同級生とよく会うようになり、告白され付き合うようになった」(30代・長野県)
昔は友達としてしか見られなかったのに、少し時が経って雰囲気も変わり、お互いドキッとするようになった… なんてこともあるのではないでしょうか。同窓会や共通の友人の結婚式、たまたま道でばったり再会などの運命的な出会いが、ふたりを結び付けてくれたのかもしれません。
相談にのってもらったことをきっかけに
「元彼の相談をしていて、気になり出した」(30代・広島県)
複数の友達とみんなで会うよりも、ふたりでゆっくり話せる時間を多く持つことも重要です。他の人には相談できないような特別な相談をして、自分を知ってもらうことを意識的に行うといいでしょう。
気づいたら相手の特別な存在になっていた
「正式に言われてないが、周りや外で私を俺の彼女と言っていた」(20代・神奈川県)
相手にとって自分がいなくてはならない存在だと思わせることも、進展を目指す際に大切なポイント。いつの間にか、なんでも話せるような信頼感を共有できる関係になれたら… あとは踏み切る勇気を持つだけ。
相手のスペックに惹かれた
「最終的に相手の高スペックに憧れて付き合った」(30代・茨城県)
お付き合いするうえで、相手に尊敬できる部分がないと長続きしないとの話もよく耳にします。ルックス・学歴・年収などの要素に惹かれて交際に至ったというエピソードも。
「友達以上恋人未満」の相手と友達のままだったエピソードを紹介
曖昧な関係のままだとモヤモヤしてしまう人も少なくないはずですが、関係を進展させるのは大変なこと。今の関係の居心地のよさに慣れてしまい、「このままでいいかも」と思ってしまうのも無理はありません。
つづいては、「友達以上恋人未満」の相手と友達のままだったエピソードをピックアップ。回答者のリアルな声を紹介します。
お互いが今の関係を望んでいた
「このままの関係でいたいと思い、ずるずるとしていた」(30代・東京都)
「この関係を崩したくなくて、お互い友人のままで終わってしまった」(20代・埼玉県)
「付き合ってしまうと今の自由さがなくなってしまうと思い、お互いが理解しあった上で友だち関係を続けていた」(30代・愛知県)
〝今以上の関係を望んでギクシャクすることを避けたい〟これこそ、「友達以上恋人未満」のままでいいと感じさせるいちばんの原因なのかもしれません。現状維持で関係を継続させることが、お互いの望みなのでしょう。
相手に発展させる気がなかった
「発展がなかった」(20代・岩手県)
「相手から、いちばん気の合う友達と言われた」(20代・広島県)
自分から恋愛関係に発展させようと努力しても、相手にその意思がなければ関係は成立しません。相手に気がないことがわかっているから、悔しいけれど、それを尊重して友達のままでいる選択をしたという人も。
「友達以上恋人未満」の相手との関係をやめたエピソードを紹介
お互いにとってプラスな関係性ならそのままでもOKですが、先の見えない関係性に不安や不満を感じるのなら別れを選ぶのもひとつの手段。「友達以上恋人未満」の相手との関係をやめるとき、どんな状況や心理でサヨナラするのでしょうか。
どちらかに恋人ができた
「どちらかに恋人ができるとだんだん疎遠になる」(30代・福岡県)
「告白できずに曖昧の関係のまま、お互いに相手ができて終了」(20代・東京都)
「毎週朝まで飲みに行くし、家にも泊まってやることもやるが、向こうに彼女ができたから関係が終わった」(30代・滋賀県)
「自分に恋人ができた」(30代・広島県)
「友達以上恋人未満」の関係は、どちらかに恋人ができたら破綻しやすいものであるよう。ただ、お互いそのつもりで関係をつづけているので、「仕方ないか」と割り切れることも多いのだとか。しかし中には、それをきっかけとして今まで気づかなかった相手の大切さに気づくパターンもあるそうで… 恋愛は難しいものです。
自分が必要とされている訳ではないと感じてしまった
「会話などもほぼなく、相手の快楽のために自分の時間を使われてると思いはじめたあたりで、私の方から今の関係を絶ちたいと切り出した」(30代・愛知県)
「気まずくなった」(20代・東京都)
曖昧な関係からなかなか進展しないことに対して「私は大切にされていない」「他の子の愛されている恋愛が羨ましい」と、自分から関係を終わらせる決断をする人も。特に体だけの関係が続く場合は、精神的にも肉体的にもつらくなる時期がやってくるのかもしれません。
気持ちが冷めた
「気持ちがなくなった」(20代・東京都)
「とある理由で相手と不仲になり、そのまま気持ちが冷めて離別」(30代・東京都)
ケンカや相手の嫌なところを見つけたことで、気持ちが冷め関係が終わってしまったと話す人もいました。ほかの友達よりグッと近い距離感で接していても、案外小さなことが別れのきっかけになったりします。
連絡の頻度が減って
「連絡を取らなくなった」(30代・東京都)
好きな人と連絡をとることは、とても大切なコミュニケーションの一環です。その頻度が減るということは、相手への興味が薄れてきたのかも。自然消滅も関係破綻の理由としてよく挙げられます。
勇気を出して、一歩踏み出してみよう
「友達以上恋人未満」の関係性は、今が楽しいだけあって、なかなか次に進む勇気が持ちにくいもの。しかし年齢やタイミング的になど、いつまでも同じ関係ではいられない事情が後々生まれてくる可能性もあります。みんなの体験談を参考に、ぜひ一歩勇気を出してみてください。
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