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ずるずると関係が続くのは恋愛末期
ずるずると関係が続く恋愛は、すでに末期に入っていると考えていいでしょう。当事者は気づいていない場合でも、失うものやすでに失っているものが多く、そのまま関係を続けていっても幸せになれる可能性は低いものです。
恋愛末期に入っている関係は、お互いが努力をしないと修復が難しい傾向にありますが、ずるずると続いているだけの関係はお互いに前向きなエネルギーが欠けていて、不毛な関係が延々と続く場合が少なくありません。
ずるずると続く恋愛にハマりやすい女性とは?
ずるずると続く恋愛にハマりやすい女性の傾向を知って、対策を講じていきましょう。
♦︎優柔不断な性格
優柔不断な性格の女性は、恋愛において決断力に欠けがちです。関係がうまくいっていなくても「別れた方がいいのか、それとももう少し頑張るべきか」と迷いが生じ、決断を先延ばしにする傾向があります。
このような状態からただずるずると関係を続けることになってしまい、問題が解決しないまま時間だけが過ぎていきます。優柔不断な性格は、自分にとって本当に大切なことを見極める力を鈍らせる要素にも。結果として不健全な関係を引きずってしまう原因にもなるのです。
♦︎寂しがりやでひとりになるのが怖い
寂しがりやでひとりになるのが怖い女性は、恋愛においては常に誰かと一緒にいたいという強い欲求を抱いています。たとえ現在の恋愛が満たされていないとしても、一人になることへの恐怖感から別れる決断ができず、ずるずると関係を続けてしまいます。
相手への愛情よりも自分の寂しさを埋めるために恋愛を求めるパターンが多く、自分の幸せや満足感を他人に依存しがちな傾向も。関係がうまくいかない場合でも「別れるよりはマシ」と思い込もうとします。
♦︎恋人がいないことを恥ずかしいと感じている
恋人がいないことを恥ずかしいと感じるのは、プライドが関係しています。周囲からの視線や社会的なプレッシャーに敏感で「友達には恋人がいるのに、自分だけいないのは恥ずかしい」と感じていると、よくない関係ですら終わらせることに抵抗を持ちます。
客観的にうまくいっていない関係に対しても、周囲の目を気にして続けたくなる思考パターンに入ってしまうので、自分の幸せよりも他人の評価を重視しすぎていて、不健全な恋愛を引き寄せやすいでしょう。
♦︎好きではない相手と付き合える
好きではない相手とも付き合える女性は、恋愛に対する評価基準が低くなりがちです。恋愛において自分の気持ちよりも相手の存在や安定を重視して選ぶために、関係自体は長続きしやすい一方で、好きではない相手との関係では時間が経つにつれて不満やストレスが蓄積されるケースが多いでしょう。
そもそも好きではない感情からスタートしている交際だと「好きじゃないから」が別れる理由になりにくく、不毛な関係でもずるずると続けてしまいやすいのです。
♦︎自尊心や自己肯定感が低い
自尊心や自己肯定感が低い女性は恋愛においても自己評価が低く、自分に幸せになる価値があると感じにくい面もあります。
そのため、たとえ恋愛に不満があっても「自分にはこれ以上の幸せを求める権利がない」と思い込んでしまい、関係を続けがちに。
恋愛において自分の価値を見出すことが難しく、パートナーに依存しがちな面もあるでしょう。結果として健全な関係を築けなくても、ずるずると続けてしまいやすいのです。
ずるずると続く関係が都合のいい女になりやすい理由
ずるずると続く関係にある女性は、男性から見て「都合のいい女」になりやすい面も否めません。その理由を解説していきましょう。
♦︎自分の意思を強く言えないから
ずるずると続いている関係に不満があっても自分の意思を強く言えないままだと、波風を立てまいとするあまりに自分の本当の気持ちや欲求を抑えてしまうことが少なくありません。
このような態度は男性にとって都合のいい存在となりやすく、男性にとって自分の都合の良いように関係を続けやすい要素になりえます。女性側はますます自己犠牲的な立場に追い込まれやすく、主張するタイミングを掴めないまま男性主導の交際に至りやすいのです。
♦︎別れるエネルギーがないから
恋愛関係を終わらせるには、精神的にも物理的にもエネルギーが必要です。
しかしずるずると続く関係に慣れてしまうほど、別れに伴うストレスや不安、さらには新しい生活への適応などを考えると、現状を維持するほうが気楽だと感じてしまいがちに。
このような状況は男性にとって都合の良い関係を築きやすく、女性は自分の幸せや満足を後回しにして惰性だけで関係を続けてしまいがちです。
♦︎お互いに相手へのそこまでの関心がないから
ずるずると続く関係では、そもそもお互いに相手への関心がそれほど強くない場合が珍しくありません。
関心はないのに執着だけが生まれて女性側が相手に依存してしまうと、結果的に男性にとって都合の良い存在となってしまうこともあります。
相手への関心が薄いために、女性は自分から積極的に関係を変える努力をしないまま現状に甘んじやすい一方で、男性に振り回されることが多くなり、女性の意見や感情は軽視されがちに…。
ずるずる続く関係を終わらせるべき理由
ずるずると続く関係は、なるべく早く終わらせるに越したことはありません。その理由を解説します。
♦︎将来的に時間を無駄にしたと感じやすいから
関係が進展しない、または問題が解決しないままの関係を続けていくと、貴重な時間が浪費されてしまいます。
後になって振り返ったときに「もっと早く決断していれば」と後悔する場合も多く、時間は限られた資源であり、無駄にするだけ自分の成長や幸福にとっては大きなマイナスになると心得ましょう。
恋愛において健全な関係を築くためには、ずるずるとした不毛な関係についてはできる限り早めに終わらせる勇気が求められます。
♦︎新しい出会いを見つけにくいから
心と立場が現在の関係に縛られている状況では、新しい出会いやチャンスを逃しやすくなります。
新しい人との関係を築く余地がない状態を続けていくほど、自分にとって本当に合うパートナーとの出会いすらも逃してしまいがちでしょう。
新しい出会いによって自分が成長するチャンスも逃すことにつながりかねず、結婚適齢期や最良のパートナーとの出会いをみすみす逃し続ける環境をつくっているのに等しいかもしれません。
♦︎自分の価値を下げてしまうから
恋愛における自己肯定感や自尊心が低くなっていくほど、本来の自分はもっと良いパートナーシップを築ける価値があることを忘れがちに。
不健全な関係に甘んじることが常態化していくほど危険で、自身の幸せや成長を犠牲にしてしまいます。
自分にとってふさわしい関係がどのような関係なのかが分からなくなってしまう前に、不毛な関係や不健全な関係からは抜け出す勇気が必要でしょう。
変化を恐れずに、ずるずる続く関係から抜け出す!
ずるずると続く関係から抜け出すのが難しく感じる根底には、変化を恐れる心が隠れている場合も少なくありません。
今の関係を終わらせた先に不安があるとしても、きっと「案ずるより産むが易し」。今よりも明るい未来のために一歩を踏み出すことが、将来的な幸せにつながるのは間違いありません♡
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。