【女性100人に聞いた】対等に付き合えない女友達がいる?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
まずは、対等に付き合えない女友達がいるかどうかを女性100人に質問したところ、「いる」…23.8%、「いない」…76.2%となりました。約1/4と、決して少なくない数の人たちが「いる」と答えていることに、驚きを感じる人もいるかもしれません。
友達と対等に付き合えない理由とは
まずは、友達と対等に付き合うことができない、と感じる理由はどこにあるのか教えてもらいました。
【1】自己中心的
自分中心に世界が回っていると考えているような人っていますよね。そんな人とだと、一緒に会話をしても話を合わせなければいけなくて疲れる、食事の予定も勝手に決められるなど相手の希望ばかりでものごとが動いていく、ということも起こりがち。ストレスも溜まってしまうし、振り回されてしまうので付き合うのは無理と思ってしまうのも納得です。
「自分本位な考えしかできず、ついていけない」(30代・東京都)
「自分勝手だから」(30代・静岡県)
「自分の価値観を貫き通し、相手に寄り添ったり配慮がなく、押し付けてくる友達とは、しんどくなり対等には付き合えない」(30代・大阪府)
【2】優位性がある
性格や顔を必要以上にいじってきたり、自分が優位に立っているかのような発言が多い人とは、対等に付き合えないと思う人は多いよう。そんな人と一緒にいると、自分のことを雑に扱われているように感じて、居心地が良くないですよね。
「何かにつけて自身の自慢が話の端々に入ってきてしまうので、話しづらい」(30代・東京都)
「なんだか他の友達と比べられている気がするから」(30代・宮城県)
「能力が違うから」(20代・青森県)
「マウントを取られるから」(20代・京都府)
【3】付き合い方がわからない
自分の方が友達に対して、思ったことを言えなかったりと上手に付き合いができない場合も。特に、もともと意志が弱めな人が、強めに出てくるような相手とやり取りしなければいけない場合には、コミュニケーションの壁も高くなりがち。頑張って自分のクセになっている遠慮の気持ちを取り払う、といった努力も必要かもしれませんね。
「壁を作ってしまうから」(30代・和歌山県)
「相手に遠慮してしまって、あまり言いたいことが言えないからです」(30代・岡山県)
「意思が弱いから」(20代・沖縄県)
「自分のことを話さないから」(30代・東京都)
【4】お金
対等な関係を築けない物理的な問題には、お金が関連してきてしまうことも。年収の違いから生活レベルが変わってきてしまうと、食事や趣味へのお金の掛け方など、些細なところからパワーバランスが崩れてしまう場合も。それを理由に相手からマウントされたり、自分が必要以上に引け目を感じてしまうこともありそうです。相手を思いやれる環境ができあがっていれば、クリアできる問題でもありますよね。
「お金の価値観が変わったから」(30代・東京都)
「生活水準、年収の違い」(20代・東京都)
「収入が違うから」(30代・東京都)
友達と対等に付き合うためにすべきことは?
本当な仲良くしたいと思っている友達と、対等に付き合うためにはどうするのがいいのかもリサーチしました。
【1】コミュニケーション
まず、いちばんに大切なのは、対等なコミュニケーションが取れること。そのためには自分の意思を持つことも大切。本音で話せる関係を築きたいですね。変におだてたりして、自らパワーバランスを崩すようなこともNG。
「イエスとノーを言えるような関係を作ること」(30代・静岡県)
「本音で話す」(30代・東京都)
「自分の意見はしっかり伝える」(30代・福岡県)
「コミュニケーションを怠らない」(30代・埼玉県)
「なんでも話せる関係」(20代・東京都)
「同じ目線で話すこと」(20代・宮城県)
【2】思いやり
お互いを思いやる気持ちを持てれば、対等な付き合い方ができるはず。それでも、仲が良くなったからと心に土足でズケズケと入ってくるような人には、親しき仲にも礼儀ありという姿勢を伝えられるといいですね。相手が困っているようなことがあれば助けてあげたいし、逆にフォローしてくれるような関係が築けると◎。
「気遣いの心」(30代・山口県)
「相手を思いやる」(20代・茨城県)
「互いに相手を尊重する」(30代・神奈川県)
「親しき中にも礼儀ありを忘れないこと」(30代・茨城県)
「お互いにできることはして協力する」(30代・兵庫県)
【3】自分らしくいる
最近の友達付き合いを思い出して、愛想笑いばかりしているなと感じたら、対等に付き合えていない証拠かも。同じような目線で自然に会話が盛り上がるのが本来の姿。せっかくの食事の時間などに、気を遣ってしまうのは疲れてしまうもの。自分の本来の姿でいられるように心がけたいですね。逆に、自分らしさが出せる人とは、相手も同じ目線で付き合いたいと思ってくれるはず。
「自分に自信をもつこと。自分と友達を比べないこと」(30代・東京都)
「自然体でいる」(30代・大阪府)
「見栄をはらない」(30代・兵庫県)
「素直になる」(30代・埼玉県)
「一緒にいて楽だと思える友人としか付き合わない」(30代・埼玉県)
【4】適切な距離感
それぞれにお互いの意志を尊重することも大切。特に確かめ合うことはなくても、さりげなくそれぞれの合意があっていい距離を作れるのが対等な付き合いをするための基本。相手のプライベートを侵すことなく、時間を守れるような関係ができるといいですね。
「一線を引いて対応する」(30代・栃木県)
「誠実に対応する。適度な距離感を保つ」(30代・埼玉県)
「関わりすぎないこと」(30代・宮城県)
「お互いそれぞれに知らないプライベートがあることを理解し受け入れることは大切です」(20代・兵庫県)
【5】お金
お金における対等な関係はその人の性格も加味して考えたいところ。どうしても、収入の高さからマウントを取りたい人や、友達付き合いの中でも生活を自分に合わせようとする人であれば、距離を置くしかないのかも。それでも歩み寄りをしてくれる人であれば、常に割り勘にしたりなど下に見られるような関係性には持ち込まないのがベター。でも、お金はあって困るものではないので、自分も稼ぐ! と前向きに意識が変わるいいきっかけになることも。
「おごられない」(30代・東京都)
「お金の貸し借りをしない」(30代・埼玉県)
「割り勘にする」(30代・群馬県)
「お金を稼ぐ」(20代・神奈川県)
最後に
対等な付き合いのできる友達が増えれば、人生が楽しく実りあるものになりますよね。いろいろな部分で自分をフォローしてくれる人がいる安心感は自分を強く楽しいものにしてくれることにも。対等に付き合えないと思ってしまった人とでも、付き合い方を変えることで関係性が変わるなら、新しい気づきにつながるかもしれません。
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