株式会社ポーラ 及川美紀さんインタビュー
エグゼクティブの日々のファッションに欠かせないアイテムをクローズアップ。今回は、株式会社ポーラの代表取締役社長・」及川美紀さんにお話を伺いました。愛用のジュエリー、バッグ、パンプスなど…真似したいアイテムばかりです!
お話してくれたのは…
▲株式会社ポーラ 代表取締役社長 及川美紀さん
おいかわ・みき/1969年生まれ。1991年にポーラ化粧品本舗(現・株式会社ポーラ)に入社。営業部、商品企画部を経て、2012年に執行役員に。取締役を経て、2020年より現職。ポーラ初の女性の経営トップとなる。著書に『幸せなチームが結果を出す』(共著/日経BP)。
及川美紀さんの「おしゃれををつくるもの」とは?
「どれも本当に素敵なの! Oggi読者の皆さんにも知ってほしくて」と愛用品のこだわりを語る及川さん。その言葉には、つい耳を傾けたくなる力がある。
「ショップオーナーの方に新製品を紹介するなど、人前で話す機会は昔から多かったですね。年上のオーナーに信頼してもらえるようジャケットを着たり、よりよいインパクトを与えるために商品と洋服の色をそろえたり…若いころから、私自身を含めて〝ポーラ〟の商品。相手にどんな印象を持ってもらいたいかでファッションを考えていました」
そうしてたどりついたのは、シンプルな洋服をエレガントな小物で程よく盛り上げるバランス。この日はネイビー×白の潔いカラーリングも目を引いた。
「色は、紺や黒、グレーなどダークカラーが軸。少しでもスッキリ見せたいですから。これは譲れない!」と笑う姿はチャーミング。かつ、自分らしく装うことへの強い意志が感じられた。
「譲れないポイントはほかにもあります。たとえば、仕事のスイッチを入れるためにヒールのある靴を履く。目元を締めるためにアイラインをしっかり入れる。『アイライン、濃すぎない?』と言われたりもしますが(笑)、私はこの自分が好きなんです」
そう、おしゃれは自分に自信を与えてくれるツール。
「自分にはどんな役割が期待されているのか、その役割を果たすためには何が必要なのか。エグゼクティブという立場に限らず、働く皆さんには果たしたい自分の役割──〝I will〟があると思います。おしゃれも、それを実現するための努力のひとつなのではないでしょうか」
「私のおしゃれをつくるもの」愛用アイテムをクローズアップ!
1:「FUMIKODA」のバッグ
「黒・白・紺と3色持っているお気に入り。ハンドルの長さがそれぞれ少し違っていて、肩に掛けていても落ちにくいんです」と使いやすさにも心酔している〝FUMIKODA〟のバッグ。
2:バッグインバッグを“クラッチバッグ”に
「バッグインバッグをクラッチバッグとしても使えて、パーティのときなどもスマート! エシカルな素材使いや日本工芸を生かしたデザインも〝FUMIKODA〟は素敵なんです」
3:「B.A」のコスメ
「血色のいい肌づくりに欠かせない逸品。美容成分が配合されていて、使いながら肌のケアもできるんです」 『B.A 3D コンシーラー』(左)と『B.A デイセラム リキッド サクラピンク』(右/数量限定のため、なくなり次第終了)。
4:ブラックパール
ネイビーの洋服にさりげなく映えるブラックパールを愛用。
5:「HOSHINO」のオーダーメイドパンプス
「2万歩でも歩けます!」と信頼を寄せる〝HOSHINO〟のオーダーメイドパンプス。「同じ型を色違いで愛用。甲浅のデザインでスッキリと」
及川社長に聞く“おしゃれの美学”とは? オッジェンヌがインタビュー!
2024年Oggi7月号「エグゼクティブ派おしゃれの美学」より
撮影/田中 瞳 ヘア&メイク/Moe Morioka(Sui) 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部