エディ・スリマンの香りの記憶から作られたオードパルファム
2019年にスタートしたセリーヌ オート パフューマリー コレクションから、新作「ZOUZOU(ズーズー)」オードパルファムがお目見え。セリーヌ オート パフューマリー コレクションは、エディ・スリマンの香りにまつわる記憶〝オルファクトリージャーナル〟に基づき、香りと名前の由来について綴られています。
12番目の香り【ZOUZOU(ズーズー)】
「ZOUZOU」は、60年代のアイコン、映画や文学の登場人物に描かれた生き生きとしたシルフのような魅力を持つ若い女性のイメージを、たった1つの香水の中に凝縮。ショートヘアで口角を上げて微笑む、フレッシュな顔立ちのやんちゃそうなヒロインたち。エディ・スリマンは、かつてショートヘアの少女や恋人につけられたニックネーム「ZOUZOU」から、このプロジェクトの名前をつけました。
ZOUZOUが描くのは、ヒロインたちの屈託のない明るさ。アンバーとムスクの香りは、キャラメルを思わせるバームアコードが主役です。このフレグランスには、メゾン独特のシックでネオクラシックなひねりが加えられているのが特徴的。セリーヌのすべてのフレグランスに共通するパウダリーノートが香ります。
〈ノート〉
ベンゾイン、トンカビーンズ、パチョリ、ラブダナム、バニリン、ムスク
長方形のボトルは、フランスのガラス製造技術の偉大な伝統を受け継いだもの。セリーヌ オート パフューマリーコレクションのボトルは、鋭いエッジの溝で両面が装飾され、ファセット加工を施したブラックラッカーのキャップでトップが飾られています。キャップ上部には「トリオンフ」が刻まれ、洗練された仕上がりです。
オルファクトリージャーナル
エディ・スリマンは、「ZOUZOU」について以下のように言及しています。
「私は、永遠の若さという空想をとらえた、ユートピア的な青春をテーマにしたパフュームを作りたいと思いました。若かりし頃のフランス人作家フランソワーズ・サガンの無鉄砲さ、ジャン・リュック・ゴダールが撮影したジーン・セバーグの純真な少年らしさ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが奏でる『ヘロイン』、そして私が20年以上にわたって撮影してきた若い女性たちなど。私はセリーヌのための新しいパフュームを”ZOUZOU”と名付けました。これは20世紀に登場した、髪の短い若い女性を表す、愛情に満ちた子供のようなニックネームです」
ZOUZOU オードパルファムは、セリーヌ オート パフューマリー コレクション取り扱い店舗で2024年6月20日に発売。ぜひチェックを。