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2024.02.17

【耳恋】TVアニメ『薬屋のひとりごと』 声優・大塚剛央さんにインタビュー!

働く20代・30代の女性が知っておきたい、旬の人気声優をクローズアップする人気インタビュー連載『耳恋』。今回のゲストは、TVアニメ『薬屋のひとりごと』で壬氏役を演じる、大塚剛央さん。作品について、そして仕事への想いについて伺いました!【Oggi・Domani連動企画】

TVアニメ『薬屋のひとりごと』出演中! 声優・大塚剛央さんにインタビュー

旬の人気声優をクローズアップする、人気インタビュー連載『耳恋』。今回のゲストは、現在放送中のTVアニメ『薬屋のひとりごと』で壬氏(ジンシ)役を演じている、大塚剛央さんです。コミカライズもされている原作小説のシリーズ累計発行部数は3100万部を突破。昨年10月から放送されていたTVアニメ第1クールを経て、現在放送中の第2クールも大人気! 本作は、花街育ちの薬師・猫猫(マオマオ)が、毒味役を任された後宮でさまざまな事件を解決していく謎解きエンタテインメント。

▲撮り下ろしポートレートとともにインタビューをお届けします!

大塚さんが演じているのは、主人公・猫猫の才能を見抜いて毒味役に抜擢した、美形の宦官・壬氏。人間の情が巻き起こす様々な事件を解決していく謎解きの面白さはもちろん、猫猫と壬氏のなんだかもどかしい恋模様も人気の秘密です。

そんな壬氏役を演じる大塚さんに、作品の魅力から仕事への考え方まで、たっぷりと語っていただきました!

『薬屋のひとりごと』は、アニメっていいなと改めて感じることができる作品

——第1クールに引き続き、1月から放送されている第2クールも大人気! 大塚さんから見たTVアニメ『薬屋のひとりごと』の魅力を教えてください。

半分視聴者のような感覚で、僕もTVアニメを楽しませていただいています。とにかくこだわりがすごくて、見ていて飽きないんです。長沼監督がおっしゃっていたのですが、効果音や音楽を随所に入れることで、本来の画以上に賑やかに感じられる。小説やコミカライズといった原作を読んでいたときにはあまり引っ掛からなかったシーンが、アニメではとても印象的なシーンになっていたりして。それは、「こう見せたい」という意思のもと、しっかりと演出をしているから。アニメっていいなと改めて感じることができる作品だなと思いました。

——第1クールから非常に人気の高い作品ですが、周りからの反応はいかがですか?

原作からこの作品が好きだったという業界関係者の方がたくさんいらっしゃって、違う作品の現場で「観てますよ。本当に面白い!」と声をかけていただく機会も多いです。そういう声を聞くと「やっぱり人気なんだな」と感じますし、同時にこういった声が作品づくりに携わっているスタッフのみなさんにもっと伝わったらいいなと思っています。アニメって、たくさんの方の力が集まってつくられているものなので。

たたずむ大塚剛央さん

——大塚さん演じる壬氏のキャラクター性も、作品の面白さや人気の大きな理由のひとつ。第1クールから演じられてきて、彼の変化をどう感じられているんでしょうか?

話数を重ねるごとに、一見美しく完璧な壬氏の人間らしさみたいなものが見えてきて、共感や親近感を覚えることが増えてきたなと思います。付き人の高順(ガオシュン)と話しているときはリラックスしていたりとか、ときには仕事をめんどくさがったりとか。第2クールに入って、関わりをもつキャラクターがさらに増えたことで、また変化していっていますし、猫猫との関係ももっと変化していっているんじゃないかな?と思います。……早くいろいろネタバレしたいですね(笑)。

——いろいろな秘密がつまっている第2クール。放送も佳境に入ってきましたが、改めて見どころを教えて下さい。

第1クールに引きづつき、誰の視点でストーリーを追うかで作品の印象が違って見えたりするのではないでしょうか。〝愛〟というものが、第2クールもテーマのひとつになっていると思うのですが、その愛の形もさまざまで多面的な見方ができるのではないかなと。監督をはじめ、制作スタッフの皆さんもこだわっていらっしゃる部分だと思うので、僕自身もそこを楽しみにしています。

ひとつひとつの仕事が、今につながるターニングポイント

——では、ここからは話題を変えて、大塚さんご自身のことについてお伺いしていきたいなと。今までのキャリアを振り返って、〝働く〟意識が変わったターニングポイントはありますか?

仕事を始めてからの大きなターニングポイントは、はじめてオーディションで役をいただいたときですね。そこから仕事の内容が徐々に変わってきたので。でも、それ以降は明確なターニングポイントというものはなくて、ひとつひとつの積み重ねが今に繋がっていると感じます。そのときの一瞬にしっかりと向き合って得たものが、だんだんと自分の中で結びついてきているというか…今、そんな感覚があるんです。

——変化のときなんですね。

デビューしたての頃は、ただ一生懸命にまっすぐぶつかっていくことしかできなくて。でも今は、「この仕事にはこう向き合っていこう」とか「こんなことがやりたい」とか、自分の中でテーマを持って取り組むことができるようになりました。それは、今までの学びがあってこそ。ひとつひとつの仕事がターニングポイントで、今に活きているなと思います。

——『薬屋のひとりごと』では、どんなテーマをもっていらっしゃるんですか?

どの作品でも、他の演者さんとの掛け合いを大事にしていきたいと思っているのですが、『薬屋のひとりごと』では、悠木 碧さん演じる猫猫がつくり出す空気感に上手くのっていこうと毎回思っています。もし猫猫と対面しているシーンではなくても、その間の時間の流れを意識して、掛け合いに入っていく。ひとつひとつのシーンで、どういう演出や見せ方をするのがいいのか考えながら演じていきました。

——こうしてお話していると、大塚さんって、とにかく謙虚な方だなと。

いやいや(笑)、そんなことないです。

——そんな大塚さんが声優として大事にされている「マイルール」とは?

先ほども少しお話したのですが、アフレコにのぞむにあたって一番大事にしているのは、ほかの人との掛け合い。その中で、どこまでキャラクターの思考でいられるか、キャラクターとしてその場所にいられるか。ロジカルにキャラクターを演じられる方もいらっしゃるのですが、どちらかといえば僕は感覚派かもしれません。しっかりと役づくりや準備をした上で、現場の空気を感じ取ってアウトプットできるか…論理的な思考をもちつつ、最終的にはその場の感覚で演じるようにしています。

——俗にいう、〝役に憑依する〟ような?

そこまで感覚的ではありませんが、かっこよくいえばそうかもしれません(笑)。それと、最近思うのは健康第一だなと。健康を崩してしまうと、そもそも仕事ができないので。これは仕事をたくさんさせていただくようになって、特に考えるようになりました。最近は、マッサージガンを買ったんです。しっかりと湯船につかって、マッサージガンで体をほぐして…なんてこともしています。でも何より大事なことは睡眠ですね。

——では最後に、これからの夢、目標を教えてください。たくさんの仕事を積み重ねていった先に、どんな未来を見ていらっしゃるのでしょうか?

「こうなりたい」「こんな人が素敵だな」…目指したい形がいろいろあるんです。言語化するのが難しいのですが、そこに向かって進んでいきたいです。それから、日本語を大事にしたいなと。お芝居をしていると、日本語の難しさをつくづく感じるんです。言葉の捉え方ひとつで、セリフの意味がまったく違ってしまったりする。美しい日本語を伝えられるように、お芝居でしっかりアウトプットできるようになりたいですね。

【こんなことも聞いてみました】MINI QUESTIONS!

Q.人生で一番緊張したのは、いつ・どんなとき?

初仕事のアフレコですね。マイク前で何をしたらいいかも、現場でどう振る舞えばいいかもわからず…自分が今どこにいるかもわからない状態になってしまって(笑)。マイク前で自分のセリフを言って、自分の席に戻ろうとしたら、席の上にあるモニターに勢いよく頭をぶつけてしまったことをよく憶えています。あれで緊張の糸がちょっとだけ解けました(笑)。

Q.生まれ変わったら、どんな職業に就きたい?

大人になって「どんな仕事も大変だなぁ」とわかるようになったから、難しい! 深海のような不思議な世界もいいなと思うのですが、そこを探査する仕事もきっとすごく大変なんだろうな…と現実的な部分を考えてしまいます(笑)。あ、これは職業になるかわからないのですが、音楽をやりたいです。歌ではなく、楽器です。小さい頃、「ピアノを習ってみる?」と母に誘われたのに、僕はそれを拒否していたらしく…今思えば、やっておけばよかったな。

★姉妹メディア『WEB Domani』では、大塚さんのポートレート撮影&インタビューの様子をイラストでルポします

TVアニメ『薬屋のひとりごと』好評放送中!

毎週土曜24:55より、日本テレビ系にて全国放送中! 放送終了後、各種配信プラットフォームでも順次配信あり。配信プラットフォームで、第1クールからストーリーを振り返りながら、最新話を楽しむのもオススメ。 詳細はコチラ
©︎日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

Profile
大塚剛央/おおつか・たけお。10月19日生まれ、東京都出身。2020年、第14回声優アワードで新人男優賞を受賞。主な出演作に『【推しの子】』アクア役、『メダリスト』明浦路司役など。

【衣装】ジャケット¥75,900・パンツ¥69,300(Second/Layer)  シャツ¥41,800(MARTIN ASBJORN) 
※衣装問い合わせ先/LIGHT WORLD CORP 03-6876-1098

撮影/谷口 巧(Pygmy company) スタイリスト/宇都宮春男(YKP) ヘア&メイク/村川友良 構成/旧井菜月

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