10分ちょいで作れる♡ おしゃれおつまみ
何かと来客が増えるこの時期、簡単だけどおしゃれで美味しいおつまみのレシピを知りたい! 広尾の人気店『QH』のシェフ・吉井南美さんに、10分ちょっとでできる簡単おつまみのレシピを教えていただきました。今回は、ちょっとしたおもてなしに作りたいおつまみレシピをピックアップ。
【おもてなしおつまみ】みんなでワイワイ食べたい!
自宅に友人を招いて忘年会やホームパーティを開くなら、みんなで楽しめるメニューがおすすめ。そんなちょっとしたおもてなしが必要なときも、少しずついろいろ食べられるおつまみが活躍しますよ。単品でもおいしい、一緒に食べても楽しい!トルティーヤや葉野菜でタコス風に食べるのもおすすめのレシピです。
バナナのベーコン巻き
【材料】(2人分)
・バナナ:1本
・ベーコン:6枚
・バター:10g
・カレー粉、砂糖、黒こしょう:各少々
【作り方】
1.バナナは皮をむき縦半分に切り、長さを3等分にする。
2.ベーコン1枚に切ったバナナをひとつのせて巻く。
3.フライパンを中火にかけバターを入れて熱し、バターが溶けたらの巻き終わりを下にして並べる。焼き色がついたら上から砂糖を振りかけ、ひっくり返しさらに3〜4分焼き、カレー粉と黒こしょうを振り、ざっと絡める。
※バナナの代わりにパイナップルやいちじく、今なら旬の柿でも美味。
エリンギのはちみつしょうゆ炒め
【材料】(2人分)
エリンギ:2本
バター:10g
はちみつ、しょうゆ:各小さじ1 1/2
黒こしょう:適量
【作り方】
1.エリンギはひと口大に切る。
2.フライパンを中火にかけバターを熱し、半分溶けたらエリンギを入れる。ひっくり返しながら両面を焼き、しんなりきつね色になったら。はちみつ、しょうゆの順に加え、とろみがついたら火を止める。
3.皿に盛り、黒こしょうをかける。
※はちみつの代わりにメープルシロップを使うとより香ばしく!
海老のスパイスパン粉焼き
【材料】(2人分)
・海老(ブラックタイガー):6尾
・片栗粉、酒:各小さじ1
A・オリーブオイル:軽く一回し
A・塩:少々
A・カレー粉:好みの量
B・パン粉、オリーブオイル:各大さじ2
B・カレー粉:小さじ1
B・チリパウダー:少々
【作り方】
1.海老は殻と背わたを取り、片栗粉と酒を振って軽く揉む。水で洗い流し水気を拭き取り、ボウルに入れる。
2.(1)にAを加え、サッとあえる。
3.フライパンを中火にかけて熱し、(2)を入れて火が通るまで両面を焼き、皿に盛る。
4.(3)のフライパンにBを入れ中火でパリパリになるまで炒め、(3)に適量をかける。
※スパイスと炒めたパン粉は、焼いた肉や茹で野菜、パスタなどに〝ふりかけ〟的に使うのもよし!
アボカドとマグロ・ザーサイのタルタル
【材料】(2人分)
・アボカド:1個
・マグロ刺身:150g
・ザーサイ:75g
・コチュジャン:小さじ1(ザーサイの辛さに合わせて調節)
A・ごま油:小さじ2
A・塩:ひとつまみ
・糸唐辛子:適宜
【作り方】
1.アボカドは包丁で縦に一周切り込みを入れ、捻るようにして半分にする。種を取り除きスプーンで中身をくり貫き、食べやすい大きさに切る。マグロ、ザーサイはアボカドと同じくらいの大きさに切り、すべてボウルに入れる。
2.別の容器にAを入れ混ぜ合わせ、(1)のボウルに加えてざっとあえる。
3.器に盛り、糸唐辛子を飾る。
※上に飾るのは、黒ごまや一味唐辛子もおすすめ。
きゅうりのヨーグルトあえ
【材料】(2人分)
・きゅうり:2本
・カリカリ梅(種なし):2 1/2個
・ギリシャヨーグルト:120g
・にんにくすりおろし:小さじ1/2
・はちみつ:小さじ1
・塩、ディル:各適量
【作り方】
1.きゅうりを薄くスライスし、塩をして2〜3分おき水気をぎゅっと絞る。
2.カリカリ梅は薄切りにする。飾り用を少し取り分けておく。
3.ボウルにヨーグルトを入れ、はちみつとにんにくを加えてよく混ぜ、(1)と(2)を加えてざっとあえる。塩で味を調える。
4.器に盛り、(2)で取り分けておいたカリカリ梅とちぎったディルを飾る。
※普通のプレーンヨーグルトを使う場合は倍量を用意し、2時間程度水切りを。
2024年Oggi1月号「10分ちょいでできる! ササっとおしゃれおつまみ」より
料理/吉井南美(QH) 撮影/高杉 純 スタイリスト/遠藤文香 構成/河野友紀
再構成/Oggi.jp編集部
吉井南美
野菜をふんだんに使ったヘルシーなおばんざいが人気の、広尾『QH』のシェフ。色とりどりの料理はお酒との相性もよく、昼飲みのお客さんも多数。詳細はInstagramアカウント@kitchen_qhをチェック。