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【女性100人に聞いた】生理中に彼氏への気持ちが冷めることはある?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
まずは100人の女性に「生理中に彼氏への気持ちが冷めてしまうことはありますか?」とアンケート調査をしました。
その結果、ある… 28.6%、ない… 71.4%となり1/4を超える人が冷めてしまうことがあると感じていることが分かりました。
生理中に彼氏への気持ちが冷めることがないようにできることは?
女性に訪れる生理の不快な症状は、月経前症候群であるPMSと言われるもの。生理の約1週間ほど前から起こり、体調の悪化や気分の落ち込み、不安感、イライラなどの症状が起こります。これらにより日常生活に支障をきたしてしまうものを月経前症候群(PMS)と言います。はっきりとした原因はわかっていませんが、排卵期を過ぎてから生理が始まるまでの間に、ホルモンバランスが急激に乱れることが原因ではと言われています。
そんな期間には、彼氏への好きという気持ちすら変化してしまうこともあるよう。
PMSをケアするには、自律神経を整えリラックスする時間を持つことが重要。好きな音楽やアロマを活用するなど、自分に合った方法を覚えておくといいですね。また、身体を温めると血の巡りが良くなり症状が軽減されることも。
呼吸を整え自律神経を安定させるヨガや、身体に酸素を取り入れられるウォーキングなどの運動が合う人もいます。
また、生薬に頼るのもあり。緊張をしずめてくれる抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)や、血行を良くし身体を温めてくれる温経湯(ウンケイトウ)などが代表的なものです。
生理中に彼氏への気持ちが冷めてしまったときの対処法
PMSの改善策を試しても、彼氏への気持ちが冷めてしまっている、と感じた時にみんなが実践している対処法を教えてもらいました。
【1】ひとりになる
不要なストレスを感じることがないようにしたり、彼に当たったりしないためにもひとりの時間を作るという人は多いよう。カフェに行ってコーヒーを飲んだりとお気に入りの時間を過ごすことで気分転換ができることもありますよね。
「そっとしておいてもらう」(30代・東京都)
「その期間はなるべく会わない、連絡を取らない。正直にPMSにより心身の調子が悪いことを伝える」(30代・大阪府)
「カフェに行ったりひとりの時間を作る」(30代・群馬県)
【2】気持ちの変化を受け入れる
どうしてこんなに調子が悪いんだろう、と悶々と悩んでしまうこともあるかもしれないですよね。でもこういった時には、もう仕方がない、生理期間が過ぎれば終わることだと思って、受け止めることも大切なよう。
「今は体調が悪いんだ、と自己受容してやり過ごす」(30代・茨城県)
「生理前だから仕方がないと思うようにしている」(30代・福岡県)
【3】気持ちを出す
彼氏に対して、素直にマイナスな感情を持ってしまっているということを伝えるという人も。なんだか機嫌が悪い、と気になっている彼氏にとっては、言ってくれた方が安心するなんていう場合もあるはず。
「素直に本人にぶつけています」(20代・広島県)
「イライラしていることを伝える」(30代・宮城県)
「体調が悪いと気持ちにも余裕がなくなるから隠さずに伝える」(30代・北海道)
生理中に彼氏からしてほしいこととは
気持ちが変化する生理期間中には、彼氏にいつもと違った行動をお願いしたいということもありますよね。どんなことをしてもらえるといいのでしょうか?
【1】そっとしておいてほしい
あまり構わずに、放っておいてもらった方がラクという人も。ムダな感情の乱れを生まないために、また彼氏にイライラしてしまうなんていうことを避けるためにも賢明かも。
「そっとしておいてほしい。 話しかけられない方が嬉しい」(30代・群馬県)
「ベタベタしてこないでほしい」(30代・青森県)
「関わらないでほしい」(30代・三重県)
「静かにしていてほしい」(30代・大阪府)
【2】気を遣った行動
体がだるくなったりすると疲れでイライラしてしまうことも。そんな時には困っていることを助けてくれたり、リラックスできるようにちょっとした気遣いをしてほしいという声も。
「何かお願いしたら助けてくれると嬉しい」(30代・東京都)
「温かい飲み物を準備したり体調を気遣ったりしてほしい」(30代・東京都)
「温かいスープやお腹に優しい食べ物など、買い物をしてきてくれると嬉しい」(20代・群馬県)
「一般的な鎮痛剤が効かなくて、生理用の痛み止め薬を買ってきてくれたときは嬉しかった」(30代・神奈川県)
【3】PMSの理解
まずは、PMSというつらい症状があるということを理解してもらいたいという声も。彼氏自身も、そんな体調の変化があるということを知っておけば、彼女の変化に驚くこともなくなりますよね。
「PMSとわかった上で接してほしい」(30代・東京都)
「生理により体調が悪くなったり気分が不安定になることをしっかり理解しておいてほしい。実際そうなったら生理のせいだと割り切って優しくしてほしい」(30代・長野県)
「体調が悪いという事を意識して接してもらいたい」(30代・神奈川県)
【4】コミュニケーション
ほっといてほしいという人がいる一方で、いつもより細やかに接してほしいという人も。精神的に悲しい気持ちになってしまうような人にとっては、彼氏の愛情こそが気分回復への大きな一歩になるのかもしれないですね。
「いつもよりコミュニケーションを密にとってほしい」(30代・福岡県)
「優しく抱きしめてほしい」(20代・東京都)
「悲しくなった時はそばにいてほしい」(20代・神奈川県)
最後に
生理中の体調の悪さで彼氏に冷めてしまい、その後も引きずってしまうなんてことがあったら残念ですよね。彼氏に対する気持ちだけでなく、自分の生活自体もつらくなってしまうことがないように、生理中だけでなく、生理前からいつもの自分に合った対策を取り入れて、気持ちよく過ごせるように心がけるようにしてみましょう。
TOP画像/(c)Adobe Stock
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