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2023.09.15

結婚記念の年数にはそれぞれ名前がある? 結婚記念の数え方や名称を紹介【専門家監修】

毎年訪れる、大切な記念日である「結婚記念日」。その年ごとに、それぞれ呼び名が異なるのはご存知ですか? 年に一度の記念日だからこそ、相手に日頃の感謝を伝えることができるいい機会です。本記事では結婚記念年数の数え方や一覧表、親世代のルビー婚、結婚記念日の過ごし方など紹介していきます。

結婚記念の年数とは

結婚記念の年数と言えば、「結婚記念日を単に毎年繰り返すだけのこと」とお考えの方がほとんどではないでしょうか? 実は、結婚記念の年数にはそれぞれ、夫婦が健在であることを祝って行う記念式の名前が付けられています。「結婚記念日」には、厳密な定義はないので夫婦によって好きに記念日を定めることができますよ。

日本には元々、結婚記念日を祝う風習はありませんでした。日本にも結婚記念日を祝う習慣が取り入れ出したのは、ヨーロッパの習わしが影響していると言われています。大きなきっかけは、1894年(明治27)に、明治天皇が銀婚式のお祝いをしたこと。これを機に広く国民に結婚記念日を祝う習慣が広がったのではないかという説があります。

本記事では、結婚記念の年数の数え方や名称一覧、結婚記念日の過ごし方のアイデアを紹介していきます。

手を繋ぐカップル
(c)Adobe Stock

結婚記念年数の一覧表

結婚記念の年数は、単に毎年「〇周年」と呼ぶだけでなく、それぞれの年で毎年呼び名が変わるのはご存知でしょうか? 毎年名前が違うなんて、覚えておくのは大変そうですよね。しかし、一覧表があれば安心。表を見て、その年の名前にちなんだプレゼントを贈るのもユニークで楽しそうです。

プレゼントを贈るのが好きなマメな方であれば、毎年きちんと結婚記念をお祝いする人もいるでしょう。しかし、大部分の方は日々の生活に追われて、毎年盛大にお祝するのなんておっくうに感じる方もいるかもしれませんね。その場合、「5年」や「10年」ごとの節目の年にお祝いするのもGOOD。

結婚記念年数の数え方は、年齢の数え方と同じ。分かりやすく結婚した年を始まりの「0年目」とし、翌年から「1年目、2年目」と数えていくシンプルなものです。

1年目「紙婚式」

2年目「藁(わら)婚式(綿婚式)」

3年目「革婚式」

4年目「花婚式」

5年目「木婚式」

6年目「鉄婚式」

7年目「銅婚式」

8年目「ゴム婚式」

9年目「陶器婚式」

10年目「錫(すず)婚式(アルミ婚式)」

11年目「鋼鉄婚式」

12年目「絹婚式」

13年目「レース婚式」

14年目「象牙婚式」

15年目「水晶婚式」

20年目「磁器婚式(陶器婚式)」

25年目「銀婚式」

30年目「真珠婚式」

35年目「珊瑚婚式」

40年目「ルビー婚式」

45年目「サファイア婚式」

50年目「金婚式」

55年目「エメラルド婚式」

60年目「ダイヤモンド婚式」

結婚記念日は何をする?

年に一度の結婚記念日は、日頃なかなか伝える機会がない感謝を伝えられる大切な日。言葉で気持ちを伝えるのももちろん素敵ですが、せっかくなので記念に残るような方法をプラスアルファして、パートナーに気持ちを伝えてみるのもいいですね。

1:プレゼントを贈る

パートナーの好きそうなものをプレゼントするのいいですが、結婚記念日ならではの、記念年数分のお花や、花言葉に意味が込められているものをチョイスしたブーケなども特別感があっておすすめ。プレゼントに手紙を添えると特別感が出て喜ばれそう。インターネットで「結婚記念日 妻(夫)へ」などと検索すると、おすすめの品物がたくさん出てくるので参考にしてみてくださいね。

花束を贈る
(c)Adobe Stock

2:食事を楽しむ

特別な日は、普段とは違うおしゃれなレストランやホテル、料亭などで特別感のある食事を楽しむ方が多い印象です。結婚式をした夫婦なら、挙式したホテルやゲストハウスなどの会場で、当時の思い出を振り返りながら食事をするもの新鮮でいいかもしれませんね。結婚した頃の気持ちを思い出すことが、できそうです。

3:記念撮影

結婚記念日には毎年、写真を撮影する方もいらっしゃいます。夫婦の成長や、子どもやペットなど家族が増えていく変化を記録できますよ。自分たちの歴史を形に残せるのでおすすめ。定番のフォトスタジオや外でのロケーション撮影、自宅での家族の飾らない日常の風景を撮影してもらうのもいいですね。

アルバムをたぐる
(c)Adobe Stock

4:バウリニューアルで再び誓いを

海外ではメジャーなセレモニーである「バウリニューアル」というセレモニーはご存知でしょうか? 日本では、結婚式場で最近導入している式場もありますが、まだまだ知名度は低いようです。

「バウリニューアル」とは「結婚式での誓いの儀式(Vows Ceremony )」を再び行うことを指します。既に長年結婚生活を送ってきている夫婦や家族が、誓いの言葉を交わし絆を再確認し合うものです。気恥ずかしく感じるかもしれませんが、気持ちが引き締まり、今の生活に感謝できるいい機会になるかもしれませんよ。

親世代の「ルビー婚式」を祝うなら

Oggi読者の方が親の結婚記念を祝う場合、「ルビー婚」を迎える方も多いのではないでしょうか? 「ルビー婚」の由来は、ルビーの強さと美しさから来ていると言われています。深い赤の宝石で、その固さは宝石の中でも上位の固さとの説も。そのルビーのように、これまでの長い40年の歳月が情熱的で、固い絆で結ばれているということ意味しています。まだまだ続く、大切な両親のこれからの人生をお祝いしましょう。

ルビー婚のお祝い方法

ルビー婚をお祝いするなら、記憶に残るようなスペシャルなお祝いがおすすめ。

・海外旅行に出かける

ルビー婚を迎えるほとんどの方は、会社を退職したりある程度時間にゆとりのある暮らしをしている方が多い印象です。そうであれば、日数を気にせず、昔から行きたかった場所に思い切って旅したり、二人の絆が深まるような体験をされてみてはいかがでしょうか?

・高級レストランでの食事

日本では、ルビー婚を迎える年代の多くの方が、夫婦でゆっくり高級レストランで食事をすることは珍しいことかもしれません。中には日常的にそのような場所でデートを楽しまれる夫婦もいらっしゃるでしょうが、慣れてない方であればなかなか一歩は踏み出しにくいもの。そんな両親の背中を押すために、高級レストランでの食事を思い切って両親にプレゼントするのもいいですね。

ルビー婚におすすめのプレゼント

・赤にまつわるギフト

ルビー婚式のルビーの赤にちなみ、赤に関するプレゼントを贈る方もいらっしゃいます。

花束を贈る場合、人気が高いものは定番の真っ赤なバラ。他には、記念日の名前であるルビーにちなんでルビーのついたアクセサリーもいいですね。

・二人の仲を深めるペアグッズ

次の節目である結婚50周年の「金婚式」に向けて、より二人の絆を深めるようなペアグラスや食器など、気に入ってもらえて、毎日使うのが楽しみになるようなものを贈りたいですね。

最後に

これからの人生も夫婦でお祝いできることに感謝し、思い出に残る特別な結婚記念日を楽しんでくださいね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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