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「落ち着いたら連絡する」は社交辞令?
気になっている人から「落ち着いたら連絡する」と言われてしまうと、落ち込みますよね。社交辞令で言っていて「本心では、もう連絡するつもりがないのではないか」と、この言葉を口にした相手に対して思うのもよくある心理でしょう。
「落ち着いたら連絡する」というフレーズは、恋愛シーンにおいてさまざまな本音が隠されている場合が多く、状況やこの言葉を口にした人の性格によっても意味合いが大きく異なります。
「落ち着いたら連絡する」に隠されている心理5選
「落ち着いたら連絡する」という人には、その人なりの心理が隠されています。どちらかと言うと「距離を置きたい」という意味で使われる場合が多く、恋愛シーンではネガティブフレーズと解釈する傾向が強めです。
◆嘘ではなく本当に忙しい
「落ち着いたら連絡する」という言い回しは、嘘ではなく本当に忙しいときに使われる場合もあります。仕事やプライベートの多忙さから、すぐに連絡をする余裕がないけれど、目の前にある事柄が落ち着いてきたときに再度連絡をするという意味を含んでいて、いわゆる「言葉通りに受け止めていいケース」です。
誠実な男性ほど相手に対して嘘をつく意図はなく、素直にこの言葉を口にします。
◆少し距離を置きたい
相手との関係に「少し距離を置きたい」という心理がある場合も、「落ち着いたら連絡する」はよく使われます。
このときの心理としては、直接的に関係を断るわけではないけれど、今よりも距離を縮めるつもりもなく、相手に対してソフトな方法で距離を取りたいと思っているケースで多用されている傾向です。「嫌い」ではないけれど、今の状態に迷いがあるという場合に「落ち着いたら連絡する」は使いやすいフレーズでもあります。
◆やんわりと「脈なし」を伝えたい
「脈なし」をやんわりと伝えたいという心理から、このフレーズを使う場合もあります。
相手に対してはっきりとした拒絶を避けたいがために、優しく拒絶の意志を伝えたがる人がよく使います。この場合には「これ以上は連絡をしてこないでほしい」という心理が隠れていることも多く、残酷なフレーズと言えるでしょう。
◆連絡をとるのが面倒くさい
相手と連絡をとることが「面倒くさい」と感じている心理になっているときも「落ち着いたら連絡する」と口にしたがります。
このときの心理は、相手とのコミュニケーションに対して消極的な気分をあらわしていて、連絡をもらったとしても忙しさを口実に返事をしないで済むように、先に「落ち着いたら連絡する」と伝えることによってバリアを張っている可能性もあります。
◆セカンド候補としてつないでおきたい
セカンド候補としてつないでおきたい相手に対して「落ち着いたら連絡する」と言って、時間稼ぎをする場合もあります。
本命が関わる何かの事情で、すぐにはあまり時間を割くことはできないけれど、時間が経ったらまた関わりたいという心理で、ズルい男性ほど使いがちです。
「落ち着いたら連絡する」と言われたときの3つの模範解答
気になっている人から「落ち着いたら連絡する」と言われたら、ショックですよね。意中の相手からこの言葉が出てきたときには、慌てずに対処すると状況の好転も狙えます♡
◆「待ってるね」と明るく伝える
まずは、ポジティブな反応で応えてみることで、相手の心理的負担を軽くする作用が期待できます。
相手の行動に対して心配したり焦ったりせずに、明るく「待ってるね!」と伝えましょう。彼に対して前向きな気持ちをライトに伝えることで、相手も少し時間をあけたあとには、気持ちがフラットになって連絡を取りやすくなります。
◆「無理しないでね」と添えてみる
「連絡できないほど忙しいのかもしれない」と、あえて言葉通りに受け止めて、心配している気持ちを表現しつつ「無理しないでね」と添えることで、相手の心理的負担を減らせます。
文句や愚痴ではなく思いやりのある言葉をあえて返すことで、距離を置きたがっていた相手が考えを改める展開も少なくないため、騒がずに穏やかな気持ちで心配している感情を伝えましょう。
◆「わかった。またね」とあっさり返す
「煩わしい」と思われるのを避けるために、あっさりと応じる方法も有益です。「わかった。またね」と簡潔に返すことで、相手に対して余計な圧迫感を与えずに、自然なコミュニケーションを保ちやすくなります。
相手のタイミングを尊重して、彼が自分のペースで気軽に連絡を取り合える関係を目指したいときにも有効です。
「落ち着いたら連絡する」と言って連絡がこない理由3つ
ポジティブな気持ちで待っていたのに、なかなか連絡がこないと寂しいですよね。このフレーズを口にしながらも連絡をしてこない人の代表的な理由を3つ見ていきましょう。
◆フェイドアウトしたかった
最初からフェイドアウトをしたくてこのフレーズを口にしていた場合は、その時点でもう二度と連絡をしないと決めていた可能性もあります。
フェイドアウトとは、だんだんとコミュニケーションを減らして、ふたりの関係を自然消滅させる行動のこと。はっきりとした言葉で関係を終わらせることができずに、あいまいな言葉を使って距離を取る作戦だったと見受けられます。
◆「落ち着いたら連絡する」と言ったのを忘れてしまった
自分が「落ち着いたら連絡する」という言葉を言ったことを忘れてしまったという場合も、そのまま連絡をせずに時間が経過してしまいます。
多忙な状況下では、プライベートでの約束や言葉を忘れる人も少なくないために、意図的なものではなく、単純なミスとして連絡をしてこないだけとも言えるでしょう。
◆時間があきすぎて連絡しにくい
最初のうちは本当に忙しかったり、他の理由で連絡を取りづらかったりといった事情があったとしても、時間が経つにつれて状況は変わります。
けれど状況が変わっても連絡をしてこないということは、すでに時間が経ちすぎていて連絡をするのを面倒に感じてしまっている可能性も。「今更連絡をしても、何? って言われそう」などと不安が強くなり、連絡をしたくてもできなくなってしまう人もいます。
「落ち着いたら連絡する」と言ったのに連絡がこない相手に連絡をしてもいい?
「落ち着いたら連絡する」と言われたら、基本的には一定の期間は連絡をしないで待つ姿勢を貫いたほうが、その後の好展開が見込みやすくなります。「落ち着いたら連絡する」というフレーズを口にする人の心理は、理由に個人差はあっても「今は、連絡を取りたくない」という気持ちが潜んでいるので、すぐに連絡を取り合おうとするとさらなる負担になりやすいのです。
ただし、あまりにも長い期間にわたって連絡がない場合には、思い出したようなふりをして「久しぶり〜!」などとカジュアルな連絡をしてみるのはいいでしょう。
「落ち着いたら連絡する」は基本的に脈なしフレーズ
「落ち着いたら連絡する」と言われてしまったら、基本的には脈なしのフレーズだと捉えておくほうが安全です。はっきりと断れないけれど、これ以上は距離を縮めたくない場合に万能なフレーズとして多用される傾向があり、言葉と本心が一致しないままに使っている人も多いフレーズです。
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