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FASHION

2023.07.14

ドレスコードとは|その種類やおすすめの着こなしを厳選【スタイリストが解説】

大人の女性が知っておきたい、ドレスコードの意味や種類、着こなしのマナーなどを解説! フォーマル、スマートカジュアル、カジュアルがどう違うのか、実際のコーディネート例とともにスタイリストが分かりやすい説明します。

【スタイリストが解説】ドレスコードとは?

ドレスコード

結婚式やパーティなどで気になるのがドレスコード(dress code)。派手すぎる? 地味すぎる? など、服装で悩むことも多いですよね。そこで今回は、スタイリスト・城長さくらさんにドレスコードの種類や着用シーン、着こなしのポイントなどを教えていただきました。

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ドレスコードの意味

「ドレスコードとは、時間帯や場所、場面にふさわしい服装のこと。ホテルやレストラン、結婚式やパーティなど、フォーマルなシーンで気をつけておきたい、服装にまつわる決まりごとです。たとえば結婚式で参列者の服装がバラバラだと、その場の雰囲気が乱れてしまうことも。そういった事態を避けるための配慮、マナーとも言えます。結婚式の2次会やパーティではテーマカラーが推奨されていることも。こちらはマナーというよりは参加者に期待される”社会的期待”で、全員で同じカラーを身につけることで会場に一体感が生み出し、より盛り上げる狙いがあるようです」(スタイリスト・城長さくらさん 以下「」同)

ドレスコードの種類と着用シーン

ドレスコードは細かく分けるとたくさん存在しますが、中でも20代、30代に身近な3つのドレスコードをクローズアップ。どのようなシーンで着用するのかも含めて解説していきます。

フォーマル

フォーマル
「ドレスコードの中でいちばん格式が高い服装。結婚式の新郎新婦や親族クラスの正装のことをさします。パーティなどでは昼用と夜用、2種類のドレスコードがあるので、開催される時間帯にも注意が必要です。フォーマルの次に、セミフォーマルというドレスコードがありますが、こちらは一般的な結婚式や披露宴にゲストで参加する場合や、入学式、卒業式などの場面で着用する服装のことを指します。

最近では、身近なブランドからもフォーマル対応の服が多く出されていますよね。2023年の展示会で見かけた中で気になったのは、“アルディノアール”のアイテムたち。ブラックアイテムが豊富なブランドで、セミフォーマルにおすすめのジャカードのセットアップやジャンプスーツなど、きちんとしつつおしゃれなアイテムたくさんありましたよ」

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スマートカジュアル

スマートカジュアル
「フォーマルの中でいちばんカジュアル寄りなドレスコードが、スマートカジュアルです。アナウンサーのような『上品できちんとした印象のスタイル』というとわかりやすいかもしれません。スマートカジュアル=コレ、という決まりはありませんが、シンプルで上品なイメージを意識することが大切です」

秋冬のドレスアップに、「ジレセットアップ」が使える♡

カジュアル

カジュアル
「カジュアルと言っても、遊びに行くような格好はNG。私たちが普段使っている『カジュアル』とドレスコードの文脈で使われる『カジュアル』は別物です。コーディネート的には、きれいめなワンピースやセットアップ、ブラウス×パンツのようなイメージ。オフィススタイルに少し華やかさをプラスしたような格好が、ドレスコードで言うカジュアルに値します」

冬小物やアウターをプラスして、一足早く「春ワンピース」を楽しむべし!

【2023年最新】スマートカジュアルを着こなすポイント

オフィススタイルに比較的近いため、フォーマルの中でも特に解釈が難しい「スマートカジュアル」をピックアップ。その着こなしのポイントを解説します。

POINT1|迷ったらセットアップ

セットアップスタイル

「セットアップもさまざまありますが、テーラードジャケット×パンツよりも、プルオーバー×パンツやスカート、などのセットアップがおすすめです。セットアップで全体的にきれいめな印象を出しつつ、小物で遊んでカジュアル要素を少し足すとちょうどいいバランスに!」

こなれ感抜群のサマーツイードジャケットで余裕を漂わせて

POINT2|キラッ! ツヤッ! としたアイテムを投入

キラッとしたアイテムを投入

「華やかさを出したいときは、ツヤ感のあるスカートやラメニットといった煌めくアイテムをいつものコーディネートに追加。それだけでもスマートカジュアルが完成します」

シンプルなボトムがピンクブラウスの魅力を際立たせる!

POINT3|オフィスコーデにパーティ小物をちらす

パーティ小物をちらす

「きれいめなオフィスコーデにパーティ小物を2~3点追加するだけでもOK! 普段使っている小物を、大振りピアスや大きめリング、キラッと光るチョーカーやコンパクトなパーティバッグ、ピンヒールサンダルなどに変えてみてください。小物なら手軽に追加できるのでおすすめですよ」

きれいめ派のゴールドジュエリー重ね付け、パールやカラーストーンを相棒に♡

【フォーマル】きちんとしつつ洒落見えするおすすめコーデを厳選

もっともきちんと感が求められる場面で着用する服は、ブラックやネイビーといった落ち着いた色が無難。色味を抑えつつ、シーンに合わせてちょっとしたデザインや素材で洒落感を出していくのがおすすめ。

Style1|パワーショルダーでさりげなく今どき感を

フォーマルワンピース

地味見えしがちな黒ワンピに、旬の要素を取り入れて洒落感を。華奢なアクセを選んできちんと見えを意識。よりフォーマルなシーンでは、サンダルをパンプスにチェンジして!

黒の達人が伝授! デイリーからフォーマルシーンの「黒アイテム」の着こなし方

Style2|オールインワンでモダンなかっこよさを体現

 ジャケパンフォーマルスタイル
着るだけできちんと感が香るオールインワン。同素材のジャケットをはおって、ネイビーonネイビーの小粋なセットアップに。

旬の【オールインワン】でクリーンな着こなしに♡

Style3|素材を変えてオールブラックに奥行きを

ブラックコーデ
光沢のあるパフスリーブのトップスをメインに、フィットアンドフレアを意識してエレガントに。あえて小物やアクセサリーまで黒で統一してモードに仕上げるのがポイント。

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【スマートカジュアル】上品&華やかなおすすめコーデを厳選

服装自体はきれいめに、小物で少しカジュアルさを加えていきましょう。無難にまとめすぎると地味見えするので、サンダルやバッグで抜け感を出すのがコツ。きれい色を選んで華やかさを出すのも素敵です。

Style1|黒ワンピは小物使いで抜け感を

黒ワンピースコーデ
肌触りがよく着心地がいいジャージー素材も、黒&たっぷりギャザーでカジュアルすぎずエレガント。ネットバッグで1点カジュアルな要素を加えて小粋に着こなして。

黒でつくる、夏の華やぎコーデ3選。服選びに迷うホテルステイやヌン活にも!

Style2|ドットスリーブでダークカラーを華やかに

シアー素材のボリューム袖と首まわりのギャザーが、黒コーデをグッとエレガントに見せてくれる。ロングネックレスやバングルでより女らしく。

華やかさも洗練度も!! 今っぽいダークカラーの着こなし

Style3|あいまいカラーのワントーンで女らしく

シアートップスコーデ

ニュアンスカラーのシアーブラウスにタイトめスカートを合わせたきれいめスタイル。光を通すブラウスが、透明感のある女らしさを引き出してくれる。

ほんのり透けるシアートップスの着こなし方…きれい色ボトムに合わせるコーデ5選

【カジュアル】抜け感がありつつきれいめなおすすめコーデを厳選

やや華やかなオフィススタイルのイメージ。普段の服にパールネックレスや華やかな小物をプラスしてハレの日感を演出して!

Style1|白スカートをメタリック小物で今旬に

カジュアルコーデ
ロングアンドリーンの美シルエットスカートはフォマルなシーンでも活躍。シアーカットソーで素材のコントラストを効かせつつ、スパンコールバッグやメタリックシューズで茶目っ気をプラスして、華やかなムードに導いて。

きれいめ白スカートとメタリックな旬小物でドレスアップ!

Style2|ギャザートップスにパールでリッチ感をプラス

袖口にギャザーの入ったトップスにチェック柄スカートを合わせてきれいめに。コンパクトなバッグやパールネックレスでパーティ感を高めて。

黒ロンTにリッチ感をプラスするなら“パール”が有効!

Style3|ボウタイブラウスできちんと感と華やぎを両立

ボウタイブラウスコーデ

爽やかなレモンイエロー × ボウタイがパンツスタイルを華やかに見せてくれる。立体的なボウタイがコーディネートにメリハリをつけ、目線が上がることによりスタイルアップも叶う。

レモンイエロー × ボウタイの華やぎでパンツスタイルを底上げ!

最後に

カジュアルすぎても地味すぎてもいけない特別なシーンでは、「フォーマル」「スマートカジュアル「カジュアル」といったドレスコード別の着こなしを参考に、きれいめだけど洒落感のあるコーディネートを目ざしましょう!

城長さくら

監修者:スタイリスト 城長さくら

スタイリスト・望月律子氏に師事し、独立。シンプルなアイテムを色やシルエットの組み合わせでおしゃれに味つけするスタイリングで人気上昇中! 現在は『Oggi』などの女性誌や広告、カタログなどで活躍の場を広げている。Instagram(@shiroosa)では日々のスタイリングを公開中。おしゃれのヒントが詰まった投稿はどれも見逃せない。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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