【スタイリストが解説】クルーネックとは｜Uネックとの違いやおすすめコーデまで厳選

カジュアルなTシャツからきれいめニットまで、幅広く使われるクルーネック。普段からよく耳にする言葉ですが、その語源やUネックとの違いをご存知ですか？今回は、言葉の意味やクルーネックを取り入れるポイント、アイテム別・季節別のおすすめコーディネートなどをご紹介します。

目次Contents

1 【スタイリストが解説】クルーネックとは？
2 【2023年最新】クルーネックトップスを着こなすポイント
3 【アイテムごとの着こなし】おすすめコーデを厳選
4 【季節ごとの着こなし】おすすめコーデを厳選
5 最後に

【スタイリストが解説】クルーネックとは？

クルーネックTシャツ

クルーネックとは、ネックライン（首元のライン）の名称のひとつ。Tシャツやインナー、ニットなどにも多く使われているデザインです。そんなシーズン問わず出番の多いクルーネックについて、スタイリスト・城長さくらさんに教えていただきました。

この夏、定番タイトスカートはキャッチーなフォトTでインパクトを加味！

クルーネックの意味

「首元が曲線になっている、丸首型のネックラインがクルーネックと呼ばれます。クルー＝船の乗組員という意味で、昔、船の乗組員が着ていた、丸首のセーターが名前の由来と言われていますよ」（スタイリスト・城長さくらさん以下「」同）

どんなアイテムに多いデザイン？

「クルーネックは、ニットやカーディガン、Tシャツ、ブラウス、ワンピース、スウェットなどさまざまなアイテムに使われている、ベーシックなネックラインです。昔から人気があり今でも毎シーズン見かけますが、今季は特に首元がキュッと詰まったタイプが多いですね」

Uネックとの違い

「Uネックはクルーネックより深く曲線を描いていて、肌の露出が高め。カジュアルな印象の強いクルーネックに比べて、Uネックはやや女らしい雰囲気があります」

【2023年最新】クルーネックトップスを着こなすポイント

定番デザインであるクルーネックトップスを今っぽく着こなすには、どうすればよいのでしょうか？着こなし実例と共に解説していきます。

POINT1｜レイヤードで今っぽく

レイヤードを楽しむ

「シンプルなデザインゆえ、ともすると顔まわりが寂しく見えることもあるクルーネック。そんなときは、インナーにハイネックトップスやタートルニット、ボウタイブラウスなどを入れてみてください。ベーシックな形だからこそ挑戦できるレイヤードスタイルを楽しめます」

きれいなブルーのダウンで旬の〝大人かわいい〟を体現！

POINT2｜アクセサリーで盛り上げる

アクセサリーで盛り上げる

「クルーネックトップスを一枚で着ていて、ちょっと寂しいなと感じたら、チョーカーやコインネックレスで遊ぶのも手。今シーズンはまたネックレスがトレンドに復帰しているので、長さの違うネックレスを重ねたり、上品なパールネックレスをプラスするのも素敵です」

シックでタフな黒デニムを基軸にした雨の日スタイル♡

POINT3｜ニットアンサンブルはクルーネックがおすすめ

ニットアンサンブルはクルーネックがおすすめ
「同素材でつくられているアンサンブル（トップス×カーディガン）は、クルーネックを選ぶのが正解。そのまま重ねたり、カーディガンを肩に巻いたりと、いろいろなレイヤードを楽しめます。単品使いもしやすく、１セット持っているととっても便利。ニットは１枚で、カーディガンはブラウスやシャツ、カットソーに重ねるなど、着こなしの幅がグッと広がりますよ」