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【女性100人に聞いた】布団を干す頻度はどのくらい?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
Q. 布団はどのくらいの頻度で干している?
1位:それ以下(1ヶ月以上干さない)… 29.4%
2位:布団は干さない… 27.7%
3位:1ヶ月に1回… 18.5%
4位:2週間に1回… 10.1%
5位:1週間に1回… 7.6%
6位:毎日… 3.4%
7位:3日に1回… 2.5%
8位:3週間に1回… 0.8%
布団は毎日使用しているものではあるものの、衣類のようにコンパクトではないので、こまめに干している方は全体的に少ない傾向であることがわかりました。
また「布団は干さない」と回答した方は全体の約3割弱もいる結果に。マットレスを使用している人や、集合住宅のベランダなど大きなものが干しにくい場合もあるので、できれば干したいと思っていても、なかなか干すことができないというケースもあるのかもしれません。
続いて、布団を干す頻度別に理由を紹介します。
毎日干す
「清潔」(30代・東京都)
「常に綺麗にしたいから」(30代・佐賀県)
「子どもの分はできるだけ干している」(30代・大阪府)
「日光に当ててしっかり埃を落としたい」(30代・東京都)
1週間に1回干す
「もっと干したいが仕事がある」(30代・兵庫県)
「晴れの日で朝から予定が無い日ではないと大きな洗濯物や布団を干す気持ちにならない」(30代・埼玉県)
「毎日は面倒くさいから週1回程度でいいと思う。布団は重いし腰に負担がかかる」(30代・兵庫県)
「週末に布団を干す」(30代・東京都)
「ダニを繁殖させたくない」(30代・埼玉県)
2週間に1回干す
「晴れていて気が向いたときに干す」(20代・東京都)
「ずっとこのペースで干している」(30代・埼玉県)
「布団乾燥機に頼ることが多い。外はホコリや花粉がつくことを懸念して、風があまりなく天気が良い日にしか干さない」(30代・千葉県)
「花粉の時期はほぼ干せない。そのかわりに布団乾燥機を2週に1度は必ずやる」(30代・東京都)
「干したあとの布団が気持ち良いので、なるべく風に当てたい」(30代・埼玉県)
1ヶ月に1回干す
「シーツを洗う方が多い」(30代・島根県)
「予定の無い土日に干すことが多いので、大体月に1回くらい」(30代・奈良県)
「毎日でも干したいところを我慢している」(20代・宮城県)
「本当は晴れる度に干したいのですが、1ヶ月に1回くらいの頻度で干しています」(20代・山口県)
「汗や湿気を乾燥させたい」(30代・秋田県)
「頻繁に干すのは疲れる」(20代・福岡県)
それ以下で干す
「ロフトなので布団をおろすのが大変」(20代・東京都)
「マットレスなので必要がない。かけ布団は時間があるときや天気がいいときに1ヶ月に1回程度洗う」(20代・神奈川県)
「日当たりが悪い」(20代・東京都)
「季節の変わり目に布団を干す」(30代・熊本県)
「重くてつらい」(30代・神奈川県)
布団を干さない理由
全体の約3割弱の方が、基本的には布団を干さないと回答しました。その理由について紹介します。
面倒くさい
布団は大きいので干すのが一苦労ですよね。干すことを面倒に感じてしまうのは仕方がないことかもしれません。
「面倒くさいから」(30代・神奈川県)
「万年床。シーツの取り替えはする。干す時間、および場所がない」(20代・奈良県)
花粉症
布団を干したくても、花粉アレルギーの人にとってはつらいもの。春先は特に花粉が多い時期ですが、一年中さまざまな花粉が飛んでいるので極力避けているというケースもあるようです。
「花粉などアレルギーの人がいるので、外では干さない」(30代・三重県)
「花粉やほこり、砂が気になるから」(30代・神奈川県)
「花粉症なので布団乾燥機を使う」(30代・東京都)
場所がない
広い庭やベランダがあれば干しやすいですが、布団は場所をとるため干せるスペースを確保することがなかなか難しいという意見もありました。
「外に干す場所がない。 掃除をする際に片付けるだけ」(30代・神奈川県)
「干すスペースがない」(30代・東京都)
「布団を干す場所がないため」(30代・東京都)
干せるタイプの布団ではない
立てかけるタイプの布団を使っているという回答も。できるだけ清潔に保ちたいけれど家に干すスペースがない場合は、立てかけられる布団を使うのも良いかもしれません。
「干さなくてもダニなどがわかない布団。立てかけられる」(30代・東京都)
「折りたたんでいるから、干さなくていいと思っている」(20代・青森県)
「ベッドなので干せない。布用消臭スプレーを使っている」(30代・秋田県)
「マットレスだから」(20代・福岡県)
布団乾燥機
干すスペースがない家庭や、花粉や埃が気になる方には、布団乾燥機もおすすめです。天候にも左右されないため、こまめに布団のケアをすることができます。
「ダニ退治の布団乾燥機を使っている」(30代・東京都)
「花粉の時期は乾燥機」(30代・埼玉県)
「乾燥機をかける」(30代・東京都)
布団を干すときのこだわりや注意点
布団を干すことはなかなか重めな家事ですが、どうせ干すならきちんとやりたい! そこで、布団を干すときに皆さんが意識していることについて紹介します。
日中に干す
日がよく出ているタイミングで布団を干しているという意見が多く寄せられました。日が陰ってくると、せっかく太陽の光を吸い込んだ布団が冷たくなったり湿気っぽくなったりすることも。
「暗くなる前にしまう」(30代・神奈川県)
「夕方の湿る前に取り込む」(20代・静岡県)
「太陽の光に当てたい」(20代・長野県)
「出来れば日に当てたい」(30代・大阪府)
「天日」(30代・東京都)
長時間干さない
いくら天気が良くても、長時間日光に当てていると布団が傷んでしまう可能性もあります。長く干しすぎないように注意しましょう。
「あまり長時間干さないように、午後になったらすぐに取り込むようにしています」(20代・山口県)
「干してもすぐにしまう」(30代・千葉県)
「長時間干さないようにしている」(30代・埼玉県)
天候を確認
晴れていてもゲリラ豪雨になることもあるので、天気予報の確認はマスト。また、湿度や風も気にかけているという意見もありました。
「とにかく天気がよければ干す」(20代・宮城県)
「湿度が低く晴れている日」(20代・東京都)
「風が通りやすいように、すのこベッドを畳んで干す」(20代・大分県)
「風の強くない日」(30代・千葉県)
干せる環境であること
外に干すときは花粉や黄砂の飛散、場所によっては火山灰など、干せる環境が整っているかを確認する必要があります。
「外に干す場合、干す場所が汚れていないか、虫や鳥が多くないかチェック」(30代・愛知県)
「火山灰が少ないとき」(30代・鹿児島県)
「黄砂や花粉の時期は干さない。取り込んだあと布団に掃除機をかける」(30代・秋田県)
「花粉症なので外に干さないようにしている」(30代・東京都)
布団は叩かない
基本的には布団は叩かないようにしているという意見もありました。
「叩くと良くないと聞いたことがあるので汚れを払い落とすようにしています」(30代・奈良県)
「干すときは叩かない」(30代・静岡県)
干し方を工夫する
マットレスならすのこを置いて通気性をよくしたり、干すだけでなく乾燥機も使ったりとひと手間かけることでより良い仕上がりに。
「まずは布団の裏側を干し、2時間程度したらひっくり返す」(20代・茨城県)
「早く乾くように隙間を開ける」(20代・神奈川県)
「マットレスのためすのこを使って干す」(30代・兵庫県)
「干した後、布団乾燥機とクリーナーをかける」(30代・埼玉県)
布団は高い頻度で干すだけでは不十分?
布団の中のダニは1㎡あたり10万匹
布団の中に潜むダニがどれくらいいるかをご存知ですか? 布団の中に潜むダニは、なんと1㎡あたり10万匹いるといわれています。
また、布団の中にはマットレスや枕に比べて、数千倍に相当する数のダニが潜んでいるのです。これら全てが生きているわけではありませんが、だからといって安心はできません。なぜなら、このダニの死骸がアレルギーを引き起こす原因にも繋がるからです。
ダニの死骸は天日干しをしただけでは完全に除去することが難しく、その多くが布団内部に残ってしまいます。
布団を洗濯して清潔に
では、布団の中のダニや死骸はどうしたらキレイになるのでしょうか。一般的なダニは25~30℃が発育しやすいと言われており、10℃以下・50℃以上で死滅すると言われています。
そのため、乾燥機などでしっかり熱してダニを死滅させ、なおかつ洗剤を使用した水洗いで死滅したダニやほこりをすっきりと洗い流すことが必要です。
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おすすめの布団の干し方
梅雨の時期は布団を外に干せないことも多いですが、そのまま布団を重ねて置いておくと、空気がこもってカビの原因に。外に布団を干せない場合でも、椅子を2脚並べて、その上に敷布団や掛布団をかぶせておけば換気することができます。
またベッドの場合は、マットレスに敷いてある布団を毎日交互に半分に折り、マットレスとの接触面を少なくするように心掛けましょう。あわせて枕も壁に立てかけるなどすれば、通気性が高まります。
また、週に一度は、布団用の掃除機をかけましょう。その際、掃除機を動かすのではなく、体ごとゆっくりと動かすと、掃除の効果も高く疲れにくいです。
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最後に
干せる環境かつ干しやすい布団なら定期的に干して、難しいようなら乾燥機を使うのがおすすめです。清潔な布団は入眠時にリラックスできますし、気持ちよく朝を迎えられるようになるはず。深く睡眠がとれることで疲労感もすっきりするのではないでしょうか。
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