にんべんの「だしとスパイスの魔法」の虜になったって話!
家事の中でも断トツで料理が苦手な筆者、最近なぜそんなに料理に対して苦手意識があるのかと深堀りしてみたところ、一つにはレシピ通りに作らなきゃというプレッシャーからくるところがあるな、と。
そしてそのレシピに書かれている調味料の分量が、しょうゆ大さじ1・1/2、塩ひとふりなど、細かかったり曖昧だったりして。それらを覚えられないから、料理中に何度もレシピを確認する、この作業が苦痛なんだという結論に至りました。
そんななか知人のおすすめで出合ったのが、にんべんの「だしとスパイスの魔法」。
にんべんといえば、代名詞でもある「つゆの素」をはじめ、だしやつゆ、鰹節などでお馴染みですよね。私ももう幾度となくお世話になっていて絶大な信頼を寄せているメーカーさんです。
そしてこの「だしとスパイスの魔法」とは、〝だしとスパイスの出会いが、料理に魔法をかける〟をブランドコンセプトに、いつもの食材を使い、フライパンひとつ、10分以内で大切な人においしい料理を作れる洋食メニュー専用調味料なのです。
にんべんが洋食メニュー用の調味料を手掛けているというのも新鮮だし、フライパンひとつ、10分以内で作れるというのも魅力的だし、もうこれは期待しかありません!!!
ということで今回は、そんな「だしとスパイスの魔法」から、「旬の魚でアクアパッツァ」「スパイシーチキンソテー」「旬の魚とトマトの香味蒸し」の3種を使ってみてレポート。
旬の魚でアクアパッツァ
▲だしとスパイスの魔法 旬の魚でアクアパッツァ 2~3人前(にんべん)
アクアパッツァと聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか? 私は真っ先に頭に浮かぶのが〝レストランで食べるもの〟。なんていうか名前の響きがさらにハードルを上げている気がします。つまり、家では一度も作ったことがないんじゃないかってくらいでした。
「だしとスパイスの魔法」の中身は共通して、「スパイス」と「調味液」の2つセット。
▲これは「旬の魚とトマトの香味蒸し」の中身ですが。
基本的にパッケージ裏面の材料(主に食材)を用意して作り方に沿って作っていくだけで完成します。
「旬の魚でアクアパッツァ」の場合はこの通り。
用意するのは白身魚とミニトマトだけ(私はあさりをプラスしました!)。
作り方は……って、工程少なすぎませんか!? たったの3ステップでできちゃうなんて。しかも1.は「お好みで皮をのぞく」と書いてあるので、皮も食べたい派からしたら実質、なんと2ステップ!
ざっくり説明すれば、白身魚に「スパイス」を加えて表面を焼いて、その他具材→調味液→水の順に加えたらフタをして約5分煮るだけ。
料理苦手な私でもさすがに失敗しようもなくスムーズにできちゃいました!
肝心の味はというと、うん、これはレストランの味だ…… と一口口に入れた瞬間に思いました。
オレガノをはじめとする爽やかなハーブの香りが食欲をそそり、白ワインの酸味も相まって上品にすっきり。奥にはだしを感じられますが、あくまでアクアパッツァとしてしっかり洋風に仕上がっていて。だしは旨味を引き出すために使われているんだな、と納得。
ハード系のパンと好相性ですが、スープパスタなんかにしても絶対においしいやつだと思います。ちなみに私は薄味派なので、「スパイス」も「調味液」も全量は振りかけず調整。調味料を揃えて→レシピを見ながら計量してというプロセスをまるごと省略できるので本当に楽でした。
スパイシーチキンソテー
▲だしとスパイスの魔法 スパイシーチキンソテー 2~3人前(にんべん)
「スパイシーチキンソテー」で用意するのは鶏肉だけ。こちらもスパイスをまぶした鶏肉の両面に焼き目をつけ、フタをして中まで火を通した後に調味料を煮絡めればオーケー。
パッケージ裏面の原材料名の欄に「カレー粉」との文字があったのでカレーが前面に出てくる味なのかと思いきや、まったく違いました。しょうゆベースの照り焼きチキンって感じですが、ただ甘辛いのではなく多くのスパイスが使われているので複雑な味わい。スパイシーなのだけれど不思議と辛い! って感じはないので食べやすい。これはご飯が進みすぎて大変っ!
旬の魚とトマトの香味蒸し
▲だしとスパイスの魔法 旬の魚とトマトの香味蒸し 2~3人前(にんべん)
こちらは白身魚、トマト、ジャガイモを用意すれば作れる「旬の魚とトマトの香味蒸し」。アクアパッツァ同様、白身魚を使うのですが、白身魚というか魚料理って肉料理に比べてハードルも高いし味付けもわりとワンパターンになりがちなので、レパートリーが増えるのが心底うれしい。
オレガノとバジルの香りが鼻から抜け、トマトの酸味も加わって夏にピッタリのさっぱりメニュー。そして香ばしく焼いたじゃがいもが淡泊なタラと合うのなんのって。本来ならちょっと物足りなくなりそうな白身魚を使った料理ですが、食べ応えも抜群。それでいて少し食欲が落ち気味のときでも食べられそうな、優しい味わいです。
いずれも価格は税込み216円で、化学調味料無添加なところもポイント。
だしとスパイスが絶妙な加減で配合されているので、家庭ではなかなか出せない味だと実感。ちなみにどれも相当おいしかったのですが、一番気に入ったのはアクアパッツァでした!
忙しいときはもちろん、いつもとはひと味違うレストランさながらの仕上がりを家で再現したいなというときにもおあつらえ向きかと!
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※記事中の感想は筆者個人の感想です
こちらのアカウントでも、今回のようなおすすめ商品をご紹介していく予定です! ぜひチェックしてみてくださいね。
文/川原莉奈