鰹節専門店『にんべん』考案! だしを使った本格料理を紹介
寒くなるにつれて、お鍋のように、だしが主役の料理を食べたくなりますね。
今回は、だしといえば誰もが知る、1699年(元禄12年)創業の鰹節専門店『にんべん』考案、家庭で簡単に作れる本格天然だしを使った料理を教えていただきました。
万能! 簡単天然だしのひきかた
教えてくださったのは、株式会社にんべん 経営企画部・広報宣伝グループ 中村拓美さん。
◆天然だしの材料(一人前)
・鰹節のパック(にんべんフレッシュパック)を3袋
・400mlのお湯(軟水)
※コーヒーなどと同じで、美味しいだしも水が重要です。水はできれば軟水を使ってください。
今回使用した水は、富士山の標高約1,000m地点に位置する、深さ273mの井戸から採水した、硬度24度の軟水が手軽に飲める多機能ウォーターサーバー『フレシャス・スラット』。リヒート機能がついているため、数分で再加熱ができ、わざわざお湯を沸かす手間も省けて、時短で美味しいだしをとることができます。
研究により、本枯鰹節のおだしには、10~4mg/Lの軟水が適しているとされているため、フレシャスの天然水はだしづくりにぴったりの軟水です。
◆天然だしのひきかた
1. ざるの上にキッチンペーパーを敷いておく。
2. キッチンペーパーの上に鰹節をまんべんなく乗せる。
3. フレシャス天然水(お湯)を回し入れる。
4. 1~2分待ち、混ぜたりだしがらを絞ったりせず、自然にだしが落ちるのを待ったら出来上がり。
※だしがらは、水気を切ってフライパンで軽く炒り、醤油、みりん、砂糖で味付けすると、手作りふりかけが作れて無駄がありません。
簡単天然だしを使った、本格おでんレシピ
【材料(一人前)】
・大根200g
・ちくわ一本
・たまご(市販のゆでたまごでも可)一個
・トマト(ミディアムサイズ)一個
・上記の天然だし一人前
・醤油大さじ1
・みりん小さじ1
【作り方】
1. 大根を2cmの輪切りにして皮をむく。
2. トマトと大根を、密閉できる袋に入れて冷凍する。
3. ゆでたまごを作っておく。
4. 冷凍したトマトを水につけて皮をむく。
5. 天然水でいれただしと凍ったままの大根、トマト、たまご、ちくわを鍋に入れて、弱火で20分~25分煮たら完成です。
※使用するトマトは、冷凍せず生のトマトを湯向きして使ってもOKです。
※大根は一度冷凍することにより、短時間で味が染みやすくなります。
おでんにトマト? と思われたかもしれませんが、天然だしに使われている鰹節のうま味と、トマトのうま味が合わさることで、うま味が約7倍になるんですよ。
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いつものおでんがぐっと美味しくなる今回のレシピ。ぜひ活用してみてくださいね。