腹持ちもいい、遅めの晩ごはんの簡単レシピ
「仕事に集中していたらもう20時!」これからご飯を作るのも億劫だし、コンビニで済ませるのも罪悪感…。
20時に仕事を切り上げ、21時に食べる夜ごはんという絶妙なタイミングにぴったりの、働く女性のためのレシピを紹介。
前回は、「サムゲタン風おかゆ」をお届けしましたが、今回は「ひよこ豆のトマトカレースープ」。
ひよこ豆はたんぱく質豊富!「ひよこ豆のトマトカレースープ」
ひよこ豆はたんぱく質が豊富なことは知られていますが、イソフラボンや食物繊維も含まれていて、女性に嬉しい栄養素のオンパレード! 腹持ちもいいので、食べた後にしっかり満足感を得られるのもポイント。
乾燥タイプのものは水で戻す手間がかかりますが、缶詰やパックに入ったものを使うと手軽です。
また、スープを作るときはトマト缶を使うことが多いかもしれませんが、トマトの旬を迎えるこれからの季節はサイズが大きく安価なものがスーパーに並びます。生のトマトを使って、旨味たっぷりのスープを楽しみましょう。
【このレシピの簡単&ヘルシーポイント】
✔︎ ひよこ豆で栄養をプラス&かさ増し
✔︎ 生のトマトの水分を活かすことで旨味たっぷりのスープに
✔︎ 味つけは塩のみ
【材料/2食分】
・ひよこ豆:100g(缶詰やパウチのもの)
・合い挽き肉:120g
・トマト:大1個
・小松菜:3把
・にんにく:1かけ
・カレー粉:小さじ1
・水:1カップ(200cc)
・塩:小さじ1/2
・醤油:少々
【作り方】
1. トマトは1cm角にカット、小松菜は2cm幅にざく切り、にんにくはみじん切りにする。
2. 鍋に油を適量ひいて(分量外)中火で熱し、にんにくを加え香りがたつまで炒める。さらにひき肉を加えて色が変わるまで炒めたら、カレー粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒める。
3. ひよこ豆、トマト、ほうれん草、水を加えて煮込む。
4. 野菜から水分が出てくるまで中火で熱し、水分が十分に出てきたら弱火に落として5分ほど煮込む。
5. 塩を加えて味をととのえ、風味づけにほんの少し醤油を加えたら完成。
【POINT】
普段カレーを作るときはルーを使う人が多いと思いますが、カレー粉は、スープやチャーハン、野菜炒めなど何でも使えて万能です。また、トマトなど水分の多い野菜でスープを作るときは水の量を最小限にすることで、旨味の詰まったおいしいスープができます。
フードデザイナー 須賀いづみ
化粧品会社に勤めたのち、健康と美容の根本は“食”だと気づき、料理の世界へ。料理家のアシスタントに付き、苦手だった料理をイチから徹底的に学び独立。フードデザイナーとして、広告や雑誌のフードスタイリングやレシピ制作を行う。食を通してヘルシー&ウェルネスなライフスタイルを提案中。
Instagram @izumisuga